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映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』の概要:実在の銀行強盗ボニーとクライドを追い詰めた元テキサス・レンジャーの姿を史実に基づいて描いた犯罪映画。ケビン・コスナーとウッディ・ハレルソンの渋みのある演技が光るネットフリックスのオリジナル作品。

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』の作品情報

ザ・テキサス・レンジャーズ

製作年:2019年
上映時間:132分
ジャンル:フィルムノワール
監督:ジョン・リー・ハンコック
キャスト:ケヴィン・コスナー、ウディ・ハレルソン、ジョン・キャロル・リンチ、トーマス・マン etc

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映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』の登場人物(キャスト)

フランク・ハマー(ケビン・コスナー)
元テキサス・レンジャーで、犯罪者に容赦を見せない非情な男。ボニーとクライドが英雄視されていることを問題と感じている。幼い頃から射撃の腕が一流だった。
メイニー・ゴールト(ウッディ・ハレルソン)
フランクのパートナーで、テキサス・レンジャー時代にフランクと大勢の犯罪者を仕留めてきた。そのことによる罪悪感を抱えながら生きている。
テッド(トーマス・マン)
ボニーとクライドの幼なじみで、2人の顔を認識できるためにフランクとメイニーの捜査に協力することになる。

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』のあらすじ【起】

ボニーとクライドは、刑務所に収監され野外活動をしていた仲間達を脱獄させる。しかし、一人だけが逃げ遅れてしまう。テキサス州知事はボニーとクライドを必ず捕まえるとマスコミに約束する。そして作戦会議を開き、渋々ながら元テキサス・レンジャーのフランクに追跡を頼むことを決める。引退して妻と裕福な暮らしをしていたフランクは依頼を一度は断るが、ボニーとクライドの一味が警官2人を殺害したニュースを聞いて考えを変える。フランクは妻に見送られる中、新車のフォードに乗り込んで家を発つ。

フランクはまず昔のパートナーのメイニーの元に向かう。メイニーは娘の元でやっかいになりながら、貧しい生活を送っていた。その様子を見たフランクは仲間に誘うことをやめる。フランクは銃器店で最新型の銃と弾薬を大量に仕入れる。フランクが店を出ると、メイニーが車の前で待ち構えていた。任務を知ったメイニーは自分を同行させるようにフランクを説得する。2人は車に乗り込んで追跡に開始する。

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』のあらすじ【承】

フランクとメイニーは車内で、ボニーとクライドの過去の行動パターンを分析する。フランクは2人が故郷のダラスに戻ってくると確信し、実家周辺を警戒する。2人は手紙の入ったガラス瓶を運ぶ伝令の少年を見つけて追い掛けるが、追いつけずに逃げられてしまう。2人は地元警察を訪ね、ボニーとクライドの顔を認識できる協力者の紹介を頼む。そしてテッドと知り合う。フランクは週末にボニーとクライドが実家に来ると確信して、テッドと待ち合わせることにする。

フランクとメイニーは実家を訪ねるが、テッドのせいで警官隊が集まっていた。一方、実家からそう遠くないところで警官2人がボニーとクライドによって殺害される。現場を検証したフランクとメイニーは、ボニーが足を怪我していることに気付く。2人は州境を越えて管轄外のオクラホマ州に入る。2人はボニーとクライドが潜んでいた沼地を突き止めると、そこでボニーが飲んでいた薬の空き瓶を発見する。その間もボニーとクライドは警官殺しを続ける。

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』のあらすじ【転】

フランクとメイニーは、薬局の前で張り込みをする。すると裏口にボニーとクライドが現れる。英雄視されているボニーとクライドの乗った車はたちまち人だかりに囲まれる。フランクとメイニーは後ろから追うが、途中で尾行を巻かれてしまう。ダラスの実家に戻ったフランクはクライドの父親と話す。父親はクライドの行為が自業自得だと話し、早く終わらせてほしいと頼む。

フランクは脱獄に失敗した仲間を一時帰宅させて、ボニーとクライドに接触させる作戦に打って出る。酒場にいた仲間に会ったフランクはボニーとクライドの一味が実家に来るとの情報を得る。フランクとメイニーは実家で再びガラス瓶を運ぶ伝令の少年を見つけて捕まえる。ガラス瓶の中の手紙には、ボニーとクライドが別の場所に向かったことが記されていた。フランクとメイニーは再び仲間に会いに行くが、仲間は殺されていた。メイニーは自分たちのせいで死んだと自責の念に駆られるが、フランクは悪人だから仕方ないときっぱり割り切る。

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

今回の失態を受け、フランクとメイニーは帰還を命じられる。しかし、2人はボニーとクライドが潜んでいるのが同行している一味の父親が住むルイジアナ州の実家ではないかと思い当たる。フランクとメイニーは父親が留守の時に実家に侵入し、ボニーとクライドが滞在していた痕跡があることを確認する。捜査権限がない2人は、地元の保安官が汚職警官でないことを確認した上で協力を求める。そして一味の父親から捜査協力を引き出す。2人はボニーとクライドの顔を認識させるためにテッドを呼び寄せ、保安官達と待機する。そこに父親が現れ、ボニーとクライドが来ることになったと告げる。

フランクとメイニー達は実家に通じる一本道で待ち伏せをする。車が一台近づいてきたため、テッドが双眼鏡でボニーとクライドが乗っていることを確認する。フランクは父親に道端でパンクの修理をしている振りをさせて、ボニーとクライドを油断させる。ボニーとクライドの車が止まったところで一斉射撃を始め、2人を仕留める。ボニーとクライドの死で町中は大騒ぎとなるが、フランクとメイニーは静かに故郷を目指す。

映画『ザ・テキサス・レンジャーズ』の感想・評価・レビュー

俺たちに明日はない』でフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティが演じたことでも有名なボニーとクライドの物語を今度は追跡する側の視点から描いた作品。『俺たちに明日はない』では追跡者が無能に描かれているので、対にして観ると非情に興味深い。西部劇にも通じる雰囲気があり、元テキサス・レンジャーという役柄もケビン・コスナーにぴったりだ。史実に基づいているためやむを得ないのだが、銃撃戦が少ない点は物足りなかった。(MIHOシネマ編集部)


フランクとメイニーの相棒としての信頼関係が素敵で、ふっと笑えるウィットに富んだ会話がおもしろかった。ボニーとクライドの事件は何度か映画で目にしたことがあったが、彼らのことを英雄視している人の気持ちはやっぱりよく分からない。ボニーとクライドが起こした事件は残酷で、惨い事件だと思う。警官が次々と殺されていく中、焦燥感を抱えながらも追跡を諦めなかったフランクとメイニーはカッコ良かった。男臭く、渋さが感じられる作品だった。(女性 30代)


ケビン・コスナー演じるフランクと、ウディ・ハレルソン演じるメイニー。元テキサス・レンジャーの2人がとにかくかっこよかったです。テキサス・レンジャーというと西部劇のようなウエンスタンな雰囲気と、街のヒーローのようなイメージがありましたが、彼らには彼らなりの苦悩や苦しみがあるのだと感じました。
悪党を退治するのは悪いことでは無いと思います。しかし、退治した彼らはその行為に罪悪感を感じていると言うのは考えたこともありませんでした。
淡々と進むのでもう少し盛り上がりが欲しかった気もしますが、フランクとメイニーの男らしさや渋さを存分に感じられる作品です。(女性 30代)

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