映画『ラブ、ウェディング、リピート』の概要:ローマで行われた結婚式を舞台に参列者の恋愛模様を描いたラブコメディ。主人公ジャックは妹の結婚式で思い焦がれていた女性との再会を果たすが、運命のいたずらに翻弄されてしまう。
映画『ラブ、ウェディング、リピート』の作品情報
上映時間:100分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:ディーン・クレイグ
キャスト:サム・クラフリン、オリヴィア・マン、フリーダ・ピント etc
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映画『ラブ、ウェディング、リピート』の登場人物(キャスト)
- ジャック(サム・クラフリン)
- イギリスで暮らしている青年。好意を寄せるディナと良い雰囲気になっても必ず邪魔が入り、恋を成就できずにいる。
- ディナ(オリビア・マン)
- 戦場記者をしており、アフガニスタンなどでの取材経験がある。友人のヘイリーを通じてジャックと知り合う。
- ヘイリー(エレノア・トムリンソン)
- ローマで暮らすジャックの妹。イタリア人と電撃婚をする。しかし、結婚式の直前にマークと一夜限りの過ちを犯してしまう。
- ブライアン(ジョエル・フライ)
- ジャックの友達で、結婚式では花嫁付添人を務める。映画俳優を志しており、結婚式に参列している映画監督に売り込みを図る。
- シドニー(ティム・キー)
- 結婚式の招待客の一人で、スコットランド人でもないのにキルト姿で挙式に現れる。相手の喋ることを聞こかず、話の腰を折ってばかりいる。
- マーク(ジャック・ファーシング)
- ヘイリーの幼馴染み。ヘイリーと関係を持ったことで2人が結ばれる運命だと勘違いしてしまう。麻薬でハイになったまま結婚式に乱入してくる。
映画『ラブ、ウェディング、リピート』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ラブ、ウェディング、リピート』のあらすじ【起】
ジャックはヘイリーの紹介で知り合ったディナとローマで一緒に過ごした後にキスをしようとする。しかし、その瞬間に旧友に邪魔されてしまい、何もできないままディナとお別れをする。3年後、ヘイリーがローマで結婚式を挙げることになる。結婚式ではブライアンが付添人を務め、シドニーやジャックの元恋人も呼ばれていた。シドニーはなぜかキルト姿で現れる。ジャックは亡くなった父に代わりヘイリーをエスコートしてバージンロードを歩き、結婚式が盛大に執り行われる。
結婚式にはディナも出席していた。シドニーはディナに話し掛けようとするが、シドニーが奇妙な言動をしたためにディナは警戒感を抱く。ジャックもディナの存在に気付き、話し掛けに行く。なぜか式に招待されていないマークが麻薬でハイになった状態で現れ、ヘイリーは動揺する。マークはヘイリーを横取りするために来たのだ。事情を知らない新郎はマークのための席を用意してしまう。一方、ディナは恋人と別れた話をジャックにする。ジャックはずっとディナのことを気に掛けていたことを告げるが、今度はそこにヘイリーが割って入ってきてしまう。
映画『ラブ、ウェディング、リピート』のあらすじ【承】
ヘイリーはマークの飲み物に睡眠薬を盛るようにジャックに頼む。ジャックはまだ準備中の披露宴会場に行き、マークの名札が置いてあった席のグラスに睡眠薬を注ぐ。しかしジャックが立ち去った後に子供達が乱入して名札を置き換えてしまう。ブライアンが睡眠薬のあった席に座り、それを飲み干してしまう。次第に皆が着席を始めるが、ジャックの隣は元恋人、ディナの隣はシドニーになってしまう。シドニーはディナに言い寄ろうとし、一方的に自分のことばかりを語り出す。
ジャックはディナにバーで飲もうと声を掛けるが、なぜかシドニーまで付いて来てしまう。俳優志望のブライアンはイタリアの有名な映画監督に話し掛けに行く。しかし、睡眠薬が効き始めて意識がもうろうとしてしまう。ジャックはシドニーに席を外してもらい、何とかディナと二人だけで会話を始める。マークが新郎にヘイリーとの関係を打ち明けると言い出したため、ヘイリーはジャックに対処を頼む。ジャックは何とかマークを新郎から引き離し、説得しようとする。マークはつい最近ヘイリーと関係を持ったと主張し、ジャックは仕方なくマークを戸棚の中に閉じ込める。
映画『ラブ、ウェディング、リピート』のあらすじ【転】
ジャックはヘイリーに事情を確認し、ヘイリーは酔った勢いで関係を持ってしまったことを認める。付添人のスピーチの時間になるが、虚ろなブライアンは支離滅裂なことを喋った後にウェディングケーキを台無しにしてしまう。ディナは仕事で帰ることになり、ジャックは慌てて追い掛ける。しかし、そこに元恋人が乱入してきてジャックと口論となり、ディナは映画監督に送られて帰ってしまう。一方、マークは戸棚から抜け出し、マイクを握ってヘイリーとの関係を皆にばらしてしまう。ショックを受けた新郎はヘイリーに結婚解消を宣言する。ヘイリーは慌てて新郎に駆け寄ろうとするが、その弾みで新郎はバルコニーから転落してしまう。
しかし、こうした展開は子供達の名札のいじり方次第で変わってくる。他の誰が睡眠薬のグラスを飲んでもとんでもない結論を迎えてしまい、唯一の希望はジャックが飲んだ場合に託される。ジャックはトイレで睡眠薬を吐き出そうとするが、失敗する。そして、ジャックはディナが母の病気について話している最中に眠り込んでしまう。その後もジャックはマークが新郎に近づくのを止めようとして途中で寝込んでしまう。
映画『ラブ、ウェディング、リピート』の結末・ラスト(ネタバレ)
ヘイリーはジャックにマークと関係を持ったことを打ち明け、新郎に捨てられることを恐れる。一方、ブライアンは自分に言い寄ってくる知人女性になぜ好きなのかと尋ねる。知人女性はブライアンの自然体が好きだと答え、2人はキスを交わす。ジャックはマークに対し、ヘイリーの幸せを考えて素直に祝福してあげてほしいと頼む。更にジャックはシドニーに対しても相手の話をしっかり聞くことが大事だと助言してあげる。
付添人のスピーチになり、ブライアンは自分の思いを交えて愛について語る。マークもマイクに向かって喋ろうとするが、悩んだ挙げ句にヘイリーの結婚を祝福する。シドニーはイタリア人女性から声を掛けられ、助言通りに相手の話をしっかり聞こうとする。ディナが仕事で帰ることになり、ジャックは追い掛ける。そしてローマでキスをしたかったことを告白する。ディナも同じ気持ちだったとだけ告げるが、そのまま去ってしまう。スピーチに注目した映画監督はブライアンに名刺を渡してくる。ブライアンは歓喜し、運が巡ってきた時に掴むことが大事だと語る。その言葉に諭されたジャックは慌ててディナを追い掛け、今度こそしっかりとキスを交わす。
映画『ラブ、ウェディング、リピート』の感想・評価・レビュー
席順次第で人々の運命がどれだけ変わるかを描いているのだが、残念ながら説得力に欠けていた。そもそも失敗するパターンの展開を上映時間の半分も割いて見せられるのはどうなのだろうか。それぞれのパターンをもっと丁寧に描いた方が面白くなっていたと思う。また登場人物が多い割には各自のエピソードが中途半端に描かれるだけなので物足りない。もっと登場人物を絞り込んで、それぞれのキャラクターを深掘りしてほしかった。(MIHOシネマ編集部)
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