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映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』の概要:アメリカの下院議員選に立候補した候補者2人が誹謗中傷に満ちた熾烈な選挙戦を繰り広げるコメディ映画。人気コメディ俳優のウィル・フェレルとザック・ガリファアナキスの豪華共演を楽しめる。

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』の作品情報

俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!

製作年:2012年
上映時間:87分
ジャンル:コメディ
監督:ジェイ・ローチ
キャスト:ウィル・フェレル、ザック・ガリフィナーキス、ジェイソン・サダイキス、ディラン・マクダーモット etc

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』の登場人物(キャスト)

カム・ブレイディ(ウィル・フェレル)
ノースカロライナ州の現職の民主党下院議員。女たらしで女性絡みの不祥事を起こしてしまう。小学生の時に学級委員になり、政治家を志すようになった。
マーティ・ハギンズ(ザック・ガリファアナキス)
共和党の下院議員候補。旅行会社を経営し、家族と素朴な生活を送っていたが、選挙のために様々なイメージチェンジをさせられる。
ティム・ワトリー(ディラン・マクダーモット)
凄腕の選挙アドバイザー。モッチ兄弟の依頼でマーティの選挙戦を手伝うことになる。勝つためなら手段を選ばない。
モッチ兄弟(ジョン・リスゴー、ダン・エイクロイド)
大富豪の兄弟。中国製品をアメリカ国内で国産品として売り込もうとしている。自分達の利益となる政策が実現するようにロビー活動をしている。

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』のあらすじ【起】

ブレイディは5選に向けた選挙運動を始め、退役軍人や移民を前にスピーチをする。ブレイディは愛人に敬虔なキリスト教徒の家庭に間違い電話をし、愛人宛ての卑猥なメッセージを留守電に残してしまう。そのために。支持率が急激に下がってしまう。モッチ兄弟は、中国製品を国産として売ることを目論んでおり、協力してくれそうなマーティを対立候補として支援することに決める。父親を通じて出馬の意向を確認されたマーティは興奮して引き受ける。

モッチ兄弟はノースカロライナ州に土地を買い、中国の工場と労働者を移動させる計画を立てる。市庁舎で立候補者の登録が行われる。対立候補がおらず、ブレイディは無投票での再選を果たすのは確実視されていた。しかし、そこにマーティが現れて、出馬に必要な書類を提出する。選挙戦となることが決まり、ブレイディは驚く。マーティはメディアの注目を集めることになるので、全ての秘密を話すように家族に頼む。そうしたら子供達は下品な行為の数々について正直に話す。

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映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』のあらすじ【承】

ブレイディが企画した夕食会が開かれる。マーティは参加者の前で挨拶することになり、愛犬の話を披露する。一方、ブレイディはマーティの経歴を馬鹿にして紹介する。マーティは泣きながら悔しがるが、そこにティムが現れる。ティムはマーティの家を議員候補に相応しいように模様替えしてしまう。更にティムは家族全員のイメージチェンジを図り、マーティは男らしく喋るための練習を仕込まれる。

討論会が開かれることになり、マーティは雇用問題に関する議論でブレイディを負かし、聴衆の喝采を浴びる。討論会後に赤ん坊にキスするイベントで、ブレイディはマーティを殴ろうとして赤ん坊を殴ってしまう。再び討論会が行われ、ブレイディはマーティの髭をイスラム教テロリストに結びつけて攻撃する。マーティはイエス・キリストも髭を伸ばしていたと言い返す、マーティはブレイディの信仰心に疑問を投げかけ、主の祈りを暗唱するように迫る。ブレイディはデタラメな祈りしか唱えることができず、マーティは益々人気を得る。

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』のあらすじ【転】

選挙戦に疲れたマーティの妻は家族で息抜きをすることをマーティに提案する。しかし、家族ではしゃいでいたところを見たティムに怒られ、マーティは気合を入れ直す。ブレイディは選挙戦が自分の子供に悪影響を及ぼしていると感じ、マーティの元を訪ねる。そして、相手を貶めるような選挙戦を止めようと提案する。ブレイディは小学5年生の時に校庭にあったさび付いたジャングルジムで子供達がけがをし、そのジャングルジムを撤去するために学級委員になったことが政治家への道への始まりだったと打ち明ける。酔っ払ったブレイディは車を運転して帰るが、ティムはマーティに警察に通報させる。

逮捕されたブレイディは徹底抗戦を誓う。マーティは討論会でブレイディが小学2年生の頃に書いた政策集を引き合いに攻撃する。討論会場で乱闘騒ぎが起き、ブレイディはマーティを殴ろうとして今度は犬を殴ってしまう。マーティはブレイディの息子の相談相手になっている映像をCMに使う。怒ったブレイディはマーティの妻を誘惑して関係を持ち、それをCMとして使う。

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』の結末・ラスト(ネタバレ)

ブレイディの支持率は上がり、マーティは妻を責める。マーティは距離を置こうと言い、妻は家を出て行ってしまう。マーティは鹿狩りのイベントで、ブレイディの足を撃つ。その行動が賞賛され、人気を取り戻す。マーティはモッチ兄弟に呼ばれ、祝福される。モッチ兄弟はそこで初めて工場の計画を明かすが、マーティは自分の地元を中国に売り払うようなことはしないと言ってきっぱりと断る。モッチ兄弟は再びブレイディを支援することにする。

マーティの元に妻が謝罪に現れ、マーティも妻に選挙のために家族を犠牲にしたことを謝る。マーティは投票日に正直さこそが大事だというCMを流し、有権者を感動させる。選挙結果が発表され、モッチ兄弟の票操作によりブレイディが勝利する。ブレイディはマーティに挨拶し、そこでマーティも全身をジャングルジムでけがしていたことを知る。ブレイディはモッチ兄弟のオファーを断ったマーティこそ議員に相応しいと演説し、選挙戦からの身を引くことにする。マーティが代わりに勝利演説し、議員としてモッチ兄弟の不正を追及する。

映画『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』の感想・評価・レビュー

日本の選挙と違い、アメリカの選挙では対立候補を貶めるような誹謗中傷が当たり前になっており、相手を攻撃するためのテレビCMもたくさん放送される。そうしたアメリカの選挙事情を知っていれば、楽しめること間違いなしのコメディ映画だ。ブレイディとマーティのキャラクター設定も主演2人の俳優のイメージに合っており、2人の個性が十分に発揮されている。風刺に走らず純粋なコメディに徹したことも成功要因となっている。(MIHOシネマ編集部)


アメリカの政治とか選挙って本当に面白いというか、物凄く上手く国民を巻き込んでいて素晴らしいなと思います。アメリカでは、日本でも話題になるほど熾烈な選挙戦が繰り広げられていますがその裏ではもしかしたらこんな事があったりして…と思ってしまうような下品だけどブラックユーモア溢れる面白い作品でした。
相手を妨害するために命をかけているような行き過ぎたやり方に賛成は出来ませんが、部外者として見ている分には本当に面白くて過激な下ネタもすんなり受け入れられました。
お下品な作品が苦手な方にはオススメしませんが、そうでなければお腹を抱えて笑えると思います。(女性 30代)

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