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映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』の概要:大学時代から憧れていた男性を親友に奪われたヒロインが恋愛と友情の間で揺れ動く姿を描いたラブコメディ。同名の小説の映画化。日本では劇場公開もソフト化も見送られたが、動画配信で楽しめる。

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』の作品情報

Something Borrowed 幸せのジンクス

製作年:2011年
上映時間:112分
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
監督:ルーク・グリーンフィールド
キャスト:ジニファー・グッドウィン、ケイト・ハドソン、コリン・エッグレスフィールド、ジョン・クラシンスキー etc

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』の登場人物(キャスト)

レイチェル(ジニファー・グッドウィン)
法律事務所で働いている。奥手で大学時代から憧れていたデックスに自分の思いを打ち明けられず、ダーシーに奪われてしまう。
ダーシー(ケイト・ハドソン)
レイチェルの幼馴染み。レイチェルとは対照的な性格をしており、恋愛にも積極的。デックスと婚約中なのに浮気してしまう。
デックス(コリン・エッグレスフィールド)
レイチェルの学友で、ダーシーの婚約者。実は学生時代からレイチェルに夢中だった。両親からのプレッシャーを常に感じている。
イーサン(ジョン・クラシンスキー)
レイチェルとダーシーの幼馴染み。レイチェルの良き相談相手となっている。
マーカス(スティーブ・ハウィー)
デックスの友達。女遊びばかりしており、レイチェルに興味を示す。

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』のあらすじ【起】

ダーシーがレイチェルのために誕生パーティーを開く。レイチェルが帰ろうとした時にデックスがダーシーの忘れた鞄を探しに戻って来る。2人はそのまま一緒に飲みに行くことになり、レイチェルは大学時代にデックスに惹かれていたことを口にする。2人は帰りのタクシーでキスをし、レイチェルの家で関係を持つ。翌朝ダーシーがデックスを探してレイチェルに電話をしてきたため、デックスは慌てて帰る。

レイチェルは大学の法律の授業でデックスと初めて出会った時のことを思い出す。2人は図書館で大笑いしながら仲良く試験勉強をする間柄だった。2人は試験後にバーで親しげに飲んでいたが、そこに突如ダーシーが乱入してきたために全てが変わってしまう。ダーシーが2人の関係をからかい始めたのに対し、レイチェルはデックスとは単なる友達だと口にしてしまったのだ。

ダーシーはレイチェルを誘って、友人達と海辺の別荘で週末を過ごすことにする。皆でバーに飲みに行った時にレイチェルはマーカスに言い寄られる。デックスはその様子が気に掛かってしまう。

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映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』のあらすじ【承】

レイチェルは別荘でダーシーとデックスが愛し合う声を聞かされて嫌になる。そして翌日、仕事を言い訳にして先に帰ることにする。デックスが車で送ってくれることになり、2人は関係を持ったのは間違いだったとお互いに言い聞かせる。

ダーシーはレイチェルとデックスを食事に連れ出す。2人が自分を奪い合っていると勘違いし、仲直りをさせようとしたのだ。ダーシーの頼みでレイチェルをライブに行く。その場にデックスが現れ、デックスは大学時代にレイチェルに夢中だったと告白する。レイチェルは同じ気持ちだと伝え、デックスとキスを交わす。

レイチェル達は再び週末を別荘で過ごす。しかし、レイチェルはデックスと話す機会がほとんどないまま、デックスとダーシーが一緒にいる様子を見させられて気分を害する。レイチェルが仕事に戻ると、デックスからお詫びの花束が届けられていた。そしてデックスから独立記念日に一緒に過ごそうと誘われる。職場にイーサンが現れて、花束を見てしまう。そこでレイチェルはデックスとのことを打ち明ける。

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』のあらすじ【転】

ダーシーは結婚式でデックスに捧げる言葉を思い付かず、レイチェルに頼む。そこでレイチェルは。デックスと一緒にいると理想の自分に近づけると口にするが、ダーシーはレイチェルの言葉に注意を払っていなかった。それを見てレイチェルはデックスに独立記念日を一緒に過ごすと返信する。

独立記念日になり、レイチェルとデックスはロマンチックな夜を過ごす。翌朝、同じベッドで目覚める幸せを感じ、デックスは愛を口にする。レイチェルとデックスは公園を散歩していて、デックスの両親に遭遇する。そしてデックスは父親から直ぐに関係を止めるように諭される。その後、デックスはレイチェルに連れない態度を示すようになる。

レイチェルはイーサンと会うが、イーサンからデックスに弄ばれているだけだと批判されてしまう。ダーシーのために独身パーティーが開かれ、ダーシーはその流れでレイチェルの家に泊まることにする。2人は幼い頃にしていたダンスを楽しみ、レイチェルはダーシーとの友情を再認識する。翌朝、ダーシーは結婚への迷いを口にするが、レイチェルは結婚するように進言してしまう。

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』の結末・ラスト(ネタバレ)

再び別荘に集まった皆はバーに向かう。そこでレイチェルは煮え切らない態度のデックスに対し、自分の意思で決めて生きるようにと厳しい言葉を投げる。しかし、その瞬間にレイチェルは自身の過去の行為が間違いだったことに気付く。学生時代にバーで飲んでいた時にデックスとダーシーを残して先に帰ったために、2人は付き合い始めてしまったのだ。レイチェルは結婚を止めるように頼むが、デックスはそれを断る。

レイチェルは気分転換のため、ロンドンに移住したイーサンに会いに行く。しかし、ダーシーの結婚式に出る決意を固め、アメリカに戻る。レイチェルが家に着くとデックスが待っており、結婚式をキャンセルしたと告げる。そこに今度はダーシーが現れ、デックスは隠れる。ダーシーはレイチェルにマーカスと関係を持ち妊娠したことを打ち明ける。そこでダーシーはデックスの服があることに気付く。デックスとレイチェルの関係を知ったダーシーは絶交を宣言する。

レイチェルとダーシーは道端で行き会う。レイチェルはダーシーの気持ちを傷つけたことを謝り、ダーシーは自分が幸せだと言って立ち去る。レイチェルはその後ろ姿を見送り、待っていたデックスの元に駆け寄る。

映画『Something Borrowed 幸せのジンクス』の感想・評価・レビュー

ラブコメとの触れ込みだが、コメディ要素はかなり少ない。むしろ非常に現実的な状況を描いている恋愛映画になっている。自分勝手だったり、優柔不断だったりする登場人物の行動に苛々させられてしまう人も多いようだが、個人的にはその点も含めて楽しめた。何よりそうした煮え切らない振る舞いこそが人間味に溢れており、登場人物達を魅力的にしている。続編製作が予定されていたのに実現しないままになっているのが残念だ。(MIHOシネマ編集部)


大人の恋愛と言えば綺麗に聞こえるかもしれませんが、ストレートな言い方をすれば浮気のお話。しかも、内容はとても大人とは思えない幼稚なことばかりで、30歳にもなって何してるんだろうなんて感じてしまう人もいるでしょう。
しかし、このような経験を実際にした人は彼らの気持ちや、カオスな状況がきっと理解出来るはずです。
客観的に見れば絶対にイーサンを選びますが、相手が変わると自分も変わったように今まで感じなかった喜びや楽しさを感じる姿を見ていると、恋愛って本当に奥が深くて正解なんてないのかなと感じました。(女性 30代)

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