この記事では、映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0012177
製作年 | 1990年 |
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上映時間 | 119分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ツイ・ハーク |
キャスト | チョウ・ユンファ アニタ・ムイ 時任三郎 チャン・ホーイー |
製作国 | 香港 |
映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』の登場人物(キャスト)
- マーク(チョウ・ユンファ)
- 従兄弟のマークを訪ねて香港からサイゴンにやって来る。キットに見初められて、マンと共に仲間に引き入れられ銃の手解きを受ける。普段はおちゃらけているが、人情に厚い男。マッチ棒をくわえる癖がある。
- キット(アニタ・ムイ)
- 裏社会の女ボス。売れない歌手だった時代に、ビジネスの世界でホーに引き上げてもらった恩義がある。凄腕のガンマン。ベトナムの空港で偶然出会ったマークと仕事するようになり、心惹かれていく。
- マン(レオン・カーフェイ)
- マークの従兄弟。父と共にサイゴンにいるが、店は手伝わず危ないことをしている様子。情勢が不安定なベトナムからの脱出を考えている。店を手放すことを渋っている父を説得するため、マークを呼び寄せる。
- ホー(時任三郎)
- 香港の裏社会で権力を持つ組織の大ボス。キットとはビジネスパートナーであり、親密な仲。カンボジア生まれの日本人で、本名は田中弘義。
- マークの叔父(シー・キエン)
- マークの叔父であり、マンの父。華僑としてサイゴンにやって来て、20年に渡り中華料理店を営む。
- ボン(ナム・イン)
- 南ベトナム政府軍の軍曹。裏社会とつながり悪事に手を染め、私腹を肥やしている。
映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』のあらすじ【起】
1974年、ベトナム戦争末期の南ベトナムでは、軍隊と南ベトナム解放民族戦線の対立が激化していた。従兄弟のマンを訪ねて香港からやって来たマークは、空港の税関で厳しい手荷物検査を受け所持金を没収されそうになる。そこへ同じ香港人の女が現れ、職員に口利きを図ってくれマークは事なきを得た。
マンは裏社会で仕事を請け負っていたため逮捕されていた。サイゴンの刑務所に入れられていたマンは釈放されることになり、マークは彼を迎えに行く。マンの家へ帰る途中も、学生デモと軍隊の激しい衝突を目の当たりにする二人。
マークの叔父にあたるマンの父は、サイゴンで「仁愛堂」という中華料理店を経営していた。店では、軍事衝突の混乱で両親と生き別れてしまった現地の少年のパットも働いていた。マンの父にとって、自分の店は命にも変え難いものだった。しかし、情勢が不安定なベトナムから脱出して香港に戻るため、マンはマークに父を説得して欲しいと考えていた。
マンは、香港に戻ってからも父が商売できるよう金策に走る。そこで、服役中の囚人仲間から紹介してもらった「チャウ・インキット」というバイヤーを介して、ボンという人物と取引きをすることにした。
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映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』のあらすじ【承】
チャウ・インキットと接触するため、高級レストランに赴いたマンとマーク。そこへ現れたのは、空港でマークを助けてくれたあの美女だった。チャウ・インキットこと通称・キットは、ボンとの取引の詳細はあとで連絡すると2人に告げる。
その夜、キットから指定された取引場所にやって来たマークとマン。そこへ取引相手のボンがやって来るが、彼は端から取引きする気などなかった。マークとマンはあっという間に彼の手下に囲まれ、殺されそうになったため逃亡を図る。激しい銃撃戦となるが、キットの援護もあり何とか二人はボンの追撃を躱した。ボンのことを信用していなかったキットは、マークとマンのことを見初め三人は行動を共にするようになる。
キットの手回しにより、マン親子は出国できることになった。マンの父は20年続けた店、パットとの別れを惜しみつつ店を後にする。サイゴンの空港ではまた理不尽な手荷物検査が待っており、マーク達は酷い仕打ちを受ける。しかし、キットによって再度救われ、無事飛行機に搭乗することができた。マンはキットに対して、仲間以上の感情が芽生えていた。一方キットは密かにマークに思いを寄せていた。
映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』のあらすじ【転】
香港に帰還したマークとマン親子は、車の修理工場を始めるため準備を進めていた。そこへ一足遅れてキットがやって来た。彼女はマークに会いにやって来たのだが、マークはマンがキットに思いを寄せていることに気付いて身を引く事にする。
そんな折、キットの前にホーという男が姿を現す。彼はキットのビジネスパートナーであり親密な仲だったが、しばらくキットの前から姿を消していた。その間にホーは組織のボスとして、裏社会で強大な権力を築いていたのだ。手始めにホーは、部下であるキットの父親を裏切り者として粛清する。続いてキットからマークとマンの事を聞いたホーは、二人を消すためマーク達の修理工場に爆弾を送り付ける。爆発によって工場は燃え、マークの父は死んでしまった。
責任を感じたキットはマンに謝りに行くが、マンはキットの本当の気持ちに気付いており、マークと一緒に逃げろと伝える。しかしキットは、ホーからは逃げられないと言い、明日彼と一緒にベトナムに出発するのだとマンに告げる。
映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』の結末・ラスト(ネタバレ)
翌朝マークとマンは、キットを追って再びベトナムに向かう。サイゴンでは依然としてボンが幅を効かせており、ホーは彼に取引きを持ち掛けていた。サイゴンに戻って来たマークとマンは、軍に入隊したパットやキットと再会する。しかし、南ベトナムの情勢は悪化の一途を辿っており、キットはすぐに香港へ帰るようマンに警告する。キットが案じた通り軍事衝突は激化し、マンが巻き込まれ銃撃されてしまう。
キットはホーと共にボンとの取引場所へ向かうが、ボンの裏切りに遭い銃撃戦が始まる。激しい撃ち合いでキットは撃たれて重傷を負ってしまう。そこへマークが駆け付けるが、ホーはボンの銃弾を受けて絶命する。ボンは尚も戦車を使って攻撃して来るが、マークの活躍により戦車ごと爆破、打倒した。
マークとマンは重傷のキットを病院へ運ぶが、院内は紛争に巻き込まれて負傷した子どもたちで溢れ返っていた。已む無く、国境を越えてタイの赤十字へ向かおうと何とかヘリコプターに乗り込むが、キットはマークに抱かれながら静かに息を引き取った。マークとマンが悲しみに暮れる中、ヘリは夕陽の中に消えて行った。
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映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『男たちの挽歌 III アゲイン 明日への誓い』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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