この記事では、映画『ブラッドムーン』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ブラッドムーン』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0070897
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 85分 |
| ジャンル | ホラー アクション |
| 監督 | チャーリー・スティーズ |
| キャスト | リース・コノリー ティム・カートライト ナタリー・マーティンス マーク・マッカーディ |
| 製作国 | イギリス |
映画『ブラッドムーン』の登場人物（キャスト）
- アーチー（リース・コノリー）
- 殺人罪で逮捕された男。
- レイクラフト（ティム・カートライト）
- アーチーを護送している議員。
- マーサ（エマ・スバージン・ハッセー）
- アーチーたちが立ち寄った宿屋「三つ爪ホテル」の女主人。
- ビンセント（バリントン・デ・ラ・ロシュ）
- マーサの弟で、宿泊客の世話係。
- バーナード（ロリー・ウィルトン）
- 三つ爪ホテルの宿泊客。
- パンカースト（マーク・マッカーディ）
- 三つ爪ホテルの宿泊客。
- ウィリー（ジェームズ・スワントン）
- アーチーとレイクラフトが乗っている馬車の御者。
- ジェーン（ナタリー・マーティンス）
- 三つ爪ホテルで男性客の相手をしている娼婦。
- ミニー（ジェシカ・アロンソ）
- ジェーンと同じく、三つ爪ホテルにいる娼婦。
映画『ブラッドムーン』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ブラッドムーン』のあらすじ【起】
中世から近代へ向かう時代の、イギリスの片田舎で。アーチーという青年が殺人の罪により、馬車で裁判所へと護送されていた。アーチーは、殺した男が獰猛な獣の姿をしていたと訴えるが、死んだ男は普通の人間の姿をしていたため、馬車に乗っていた監視役のレイクラフト議員はその話を信用していなかった。
やがて日が落ち、嵐が近づいている気配が感じられたため、御者のウィリーは近くにあった「三つ爪ホテル」に宿を取ることにする。女主人のマーサと弟のビンセントが出迎える中、レイクラフトはアーチーの手首に手錠を繋いで逃げられないようにすると、屋内にあったバーに向かう。
バーにはバーナードと牧師のパンカーストという2人の男がいて、2人ともすでに相当酒が入っていたが、レイクラフトにこの地域に伝わる伝説について語り出す。それは、この周辺の森には獰猛な野獣が住み着いていて、バーナードも子供の頃に見かけたことがあるとのことだった。
レイクラフトはそんなものは迷信だと2人の話を信じず、２階の自室に戻るとアーチーに繋いだ手錠をベッドの足にくくり付け、睡眠に入る。
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映画『ブラッドムーン』のあらすじ【承】
床に寝かされていたアーチーは、レイクラフトの服がイスの上にあるのに気付き、必死に手を伸ばして手錠の鍵をポケットから取り出す。部屋から出たアーチーは宿屋から逃げ出そうとするが、ウィリーが寝ている向かいの部屋から怪しい物音が聞え、ドアの隙間からそっと覗いてみる。するとマーサとビンセントが大きなオノを持って、ウィリーの体を切り刻んでいた。
アーチーは部屋に戻ってレイクラフトを起こし、宿屋から逃げようと告げる。アーチーを信用していなかったレイクラフトも、向かいの部屋で切断されたウィリーの生首を見て愕然とする。
するとそこにマーサが現れ、オノを振りかざして襲いかかって来る。アーチーとレイクラフトは、近くにあった部屋に逃げ込むが、部屋の中には男性客を接待するジェーンとミニーという娼婦が2人、縄で縛り付けられていた。
マーサはオノでドアを突き破って侵入して来ようとするが、アーチーが娼婦の縄を解くと、ミニーが引出しにしまっていた拳銃を取りだし、マーサの額を撃ち抜く。
映画『ブラッドムーン』のあらすじ【転】
１階の部屋にいたバーナードとパンカーストも騒ぎを聞いて駆け付け、レイクラフトはビンセントを拘束する。するとビンセントは「お前たちはこれから恐ろしい目に遭う」と、この宿屋に隠されていた秘密を語り出す。
宿屋近くにある森には、半身が人間で半身が狼の凶暴な怪物が生息していて、マーサたちは先祖代々この地に留まり、怪物との協定を結んでいた。それは宿屋に宿泊した者たちをいけにえとして怪物に捧げ、その代わりにマーサの一族や近隣の住人を襲わないようにという取り決めだった。
マーサの一族は月が血の色のように染まる「血の月＝ブラッドムーン」と呼ばれる夜にいけにえを捧げることになっていて、ちょうど今夜がそのブラッドムーンだったのだ。
レイクラフトはビンセントに、マーサの死体を怪物のいけにえとして森へ運ぶよう命じる。しかし3匹いる怪物は1人の死体では満足せず、宿屋へと乗り込んでくる。
レイクラフトたちは手持ちの銃で怪物に立ち向かい、なんとか2匹は仕留めるものの、ミニーが襲われバーナードは残った1匹に連れ去られてしまう。
映画『ブラッドムーン』の結末・ラスト（ネタバレ）
レイクラフトが撃った怪物は血を吐き出すと、人間の姿に変わっていった。アーチーが言った通り、元は人間だった者が狼男の血に汚染され、血の月の夜に怪物化していたのだった。
アーチーはレイクラフトたちと協力してバリケードを作り、残った1匹の襲撃に備える。すると捕らわれたバーナードが戻って来て、狼男に変身する。そして襲われたミニーも狼女になってしまう。
レイクラフトはなんとか怪物化したバーナードとミニーを撃退するが、アーチーは残った1匹の怪物に噛みつかれる。アーチーと一緒にいたジェーンは木の杭を怪物の胸に突き刺し、怪物の頭をオノで叩き割ってとどめを刺す。
しかし噛みつかれたアーチーも狼男に変身し、皆に襲いかかろうとするが、その時昇った朝日がアーチーの体を照らすと、元の姿に戻っていく。レイクラフトはアーチーを信用し、今後は血の月の夜だけアーチーを拘留所に入れることで、自由の身を約束する。そしてアーチーは、ジェーンと共に新しい人生を歩む決意をするのだった。
映画『ブラッドムーン』の感想・評価・レビュー
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映画『ブラッドムーン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ブラッドムーン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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