この記事では、映画『バタアシ金魚』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『バタアシ金魚』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0071716
製作年 | 1990年 |
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上映時間 | 95分 |
ジャンル | 青春 コメディ |
監督 | 松岡錠司 |
キャスト | 筒井道隆 高岡早紀 白川和子 土屋久美子 |
製作国 | 日本 |
映画『バタアシ金魚』の登場人物(キャスト)
- カオル(筒井道隆)
- 水泳部のソノコに一目惚れして、カナヅチのくせに水泳部に入部してしまった男子高校生。
- ソノコ(高岡早紀)
- カオルからの一方的な思いを寄せられることになる、女子高生。
- ババア(白川和子)
- カオルに水泳のコーチをする老齢の女性。「ババア」はカオルの呼び名。
- プー(土屋久美子)
- カオルのガールフレンド。
- 永井(東幹久)
- カオルとソノコが所属する水泳部のエース。
- ウシ(浅野忠信)
- カオルたちとライバル関係にある高校の、水泳部の選手。
映画『バタアシ金魚』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『バタアシ金魚』のあらすじ【起】
田舎町に住む高校生のカオルは、ひょんなことから水泳部で練習中のソノコに出会い、ソノコに一目惚れしてしまう。その時以来カオルの心はソノコでいっぱいになり、いつもつるんでいた友人たちに別れを告げると、ソノコと近づくために水泳部に入部する。
入部したはいいものの、カオルはカナヅチでまともに泳ぐことが出来ず、ソノコや部員たちから失笑を浴びる。それでもカオルはめげずにソノコに話しかけ、登校時にはソノコの家まで迎えに行く。ソノコにすればいい迷惑だったが、カオルはなぜかソノコの母親に気に入られてしまう。
カオルには通称「プー」と呼んでいるガールフレンドがいたのだが、最近全然会ってくれないと文句を言うプーに、カオルは「俺はお前だけだよ」と堂々とウソをつく。
水泳部には永井というエース選手がいて、カオルは永井の泳ぎを見てライバル心を燃やし、小学生を集めた水泳教室に1人で泳ぎを教わりに行く。しかし小学生の中でもカオルの泳ぎは明らかに劣っていて、子供たちの笑いものになってしまう。
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映画『バタアシ金魚』のあらすじ【承】
それでも「俺はオリンピックに出るんだ!」と言い張るカオルを見て、教室のコーチをしている老齢の女性がカオルを気に入り、自分の家に住み込みをさせてカオルへの特訓を始める。
カオルはコーチの女性に「ババア」と失礼な呼び方をするが、女性も負けじと強気で言い返す。そんな中、なんだかんだと一緒に登下校するようになっていたカオルとソノコは、ライバル高である牛山高校の水泳部がランニングしている現場に出くわす。
牛山高のエースである牛若丸=通称「ウシ」もひと目見てソノコのことを気にいるが、それを敏感に感じ取ったカオルは牛若丸と言い合いになり、ケンカが始まりそうになる。そこでソノコが2人の間に入り、カオルにビンタをかましてその場を立ち去っていく。
そしてある日カオルは、ソノコに田畑に囲まれた田舎道へと呼び出される。そこに永井が現れ、自分とソノコは交際中だとカオルに告げる。ショックを受けたカオルは大声で叫びながら、逃げるように2人の前から走り去る。
コーチのババアは、女に気を取られているから上達しないんだとカオルを叱咤し、カオルもとりあえずソノコと会うのを我慢して練習に励む。
映画『バタアシ金魚』のあらすじ【転】
練習の甲斐あってか、カオルは来たる新人戦の選手に永井と共に選抜される。新人戦にはウシも出場していて、カオルは永井とウシと同じ組でレースに挑むことになる。カオルはレース前に、ソノコに頼まれて交際しているとウソをついたという永井の告白を聞き、なおさら負けられないと、気合を込めてプールに飛び来む。しかし結果は、同組中ダントツの最下位という散々なものに終わる。
傷心のカオルは、ここのところ学校を休んでいたソノコに会うため、ソノコの家まで押しかけていく。するとカオルの一方的な思いにストレスを感じていたソノコは、過食症のため肥満体型になってしまっていた。
ソノコはカオルを見て、「あなたのせいでこうなったの、あなたが私を好きなのと同じくらい、私はあなたが嫌いなの!」と言い放つ。カオルは、「それでも僕の愛は・・・」と呟きながら、ソノコの家を飛び出していく。
その後プーとヨリを戻したカオルは、公園で佇んでいるソノコを見かけて話しかける。カオルは「もうこれっきりにしよう」と言ってソノコの前を立ち去るが、プーはソノコに「あなた、カオルのこと好きなのかと思った」と囁く。
映画『バタアシ金魚』の結末・ラスト(ネタバレ)
それから数日後、カオルがプーとデートをしていると、永井とソノコが一緒にいるところに出くわす。ソノコはすっかり痩せて、元の体型に戻っていた。カオルはそんなソノコに、「俺はもっと練習して、水泳のエキスパートになる」と宣言する。
永井と別れたソノコは、水の溜まりきっていない学校のプールでしゃがみこんでいるカオルを見つけ、自分もプールに足を浸してカオルに近づいて行くが、2人は取っ組み合いのケンカになってしまう。
ひとしきりもみ合いになったあと、カオルはソノコに渡せずにいた「ずっと顔を見ていない、会いたい」という手紙を差し出す。カオルは手紙を読み終えたソノコを抱きしめ、ソノコもそれを拒もうとはしなかった。
翌日ソノコが学校へ行くと、カオルが水泳部に退部届を出したという話を聞く。ソノコはプールへ行くと、1人で立ち尽くしていたカオルの前で、制服のままプールに飛び込む。カオルも続けてプールに飛び込み、ソノコはカオルに向かって「イカレてる!」と笑い。カオルはソノコに、「愛してるぜ!」と叫ぶのだった。
映画『バタアシ金魚』の感想・評価・レビュー
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映画『バタアシ金魚』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『バタアシ金魚』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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