この記事では、映画『アガサとイシュタルの呪い』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『アガサとイシュタルの呪い』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0057361
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 96分 |
ジャンル | ミステリー |
監督 | サム・イエーツ |
キャスト | ブロナー・ウォー ジョナ・ハウアー・キング リンゼイ・マーシャル ジャック・ディーム |
製作国 | イギリス |
映画『アガサとイシュタルの呪い』の登場人物(キャスト)
- アガサ・クリスティ(リンゼイ・マーシャル)
- イギリスの女性推理小説家。代表作は「ポワロ」シリーズ。夫と離婚し、生活に変化を求める。
- マックス・マローワン(ジョナ・ハウアー=キング)
- イギリス人の考古学者。イラクの遺跡で、未発掘の墓を調査している。
- コンスタンス・バーナード(スタンリー・タウンゼント)
- イラクに派遣された英国領事館の大使。ルーシーという若い妻がいる。
- レナード・ウーリー(ジャック・ディーム)
- 考古学者で、遺跡の調査をしている。キャサリンという妻がいる。
- キャサリン・ウーリー(キャサリン・キングスレー)
- レナードの妻。エラというサルを気に入っている。アガサをイラクへと誘う。
- マーマデューク(ロリー・フレック・バーンズ)
- 遺跡がある土地の領主。金儲けを最優先させる人物。
- パール(クリスタル・クラーク)
- 医学の博士号を持つ若い黒人女性。何かと不満を募らせる毎日を送っている。
- ルーシー・バーナード(ブロナー・ウォー)
- 大使の妻。派手な女性で、不倫をしている。
- エゼキエル
- 遺跡の警備を務める現地の男性。
映画『アガサとイシュタルの呪い』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アガサとイシュタルの呪い』のあらすじ【起】
1928年。夫と離婚したアガサ・クリスティは、恋愛小説を書きたいと思っていた。しかし出版社は「ポワロ」シリーズの新作を求めており、執筆に与えられた期間は2ヶ月だけだった。ウーリー夫妻からイラク旅行を勧められたアガサは、オリエント急行に乗ってイラクに向かう。
線路が水没するというトラブルがあったが、無事に荷車に乗って遺跡の発掘現場に到着した。しかし出迎えてくれたマックスは、頭部を銃で撃たれておりその場で倒れてしまう。彼女は車に乗せて、病院に運ぶ。
幸いマックスは無事だった。彼の友人・パトリックが未発掘の遺跡で毒殺され、犯人を探している間に撃たれたという。彼を車で領主・マーマデュークの屋敷に送っていくと、キャサリンから屋敷で亡くなっていたサル・エラの死因を捜査するように言われる。
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映画『アガサとイシュタルの呪い』のあらすじ【承】
アガサは、発掘に関わる人物に会う。マーマデュークは、パトリックやマックスが撃たれたことで、遺跡のセキュリティを強化しなければならないと考えている。医学の博士号を持っている女性・パールは、発掘に関して不満を持っているらしい。
アガサのもとにコナン・ドイルから電報が届き、エラの死因を特定するためには肝臓を調べる必要があると書いてあった。マックスの手を借りて解剖し薬品につけると、反応が出た。エラは入手しやすい殺虫剤・ストリキニーネで毒殺されているため、犯人はまだ近くにいると推理する。
アガサは大使に会いに行き、パトリックは生前遺跡の発掘により大英博物館に貢献していたことを聞く。大使はパトリックの死因の解明に協力してくれることになったが、それと引き換えに、妻・ルーシーの不倫を止めてくれるように頼まれる。
エラが人間サイズの棺桶で埋葬された。アガサはルーシーに会い不倫を止めるように言うが、聞き入れてもらえない。
映画『アガサとイシュタルの呪い』のあらすじ【転】
アガサは発掘品の保管室で、マックスとロマンティックな時間を過ごす。そのとき導火線に火がつく音がし、二人は行為をやめる。幸い不発弾だったが、ルーシーが盗難の手助けをしている不倫相手に命を狙われたのだろうと推理する。
翌日。大使はアガサに、ルーシーが前夜から戻っていないと打ち明ける。その後、犬が庭を掘ってエラの死体を発見した。先日埋葬した棺を引き上げると、中からルーシーの遺体が発見された。輸出品の準備を担当していたルーシーが不在では業務が滞るため、マーマデュークは遺跡の閉鎖を宣言する。
アガサは大使に、ルーシーもパトリック同様毒殺された可能性が高いと話す。そして、毒薬について詳しくないマーマデュークが犯人ではないかと推理する。
アガサは遺跡の保管室でマーマデュークに会う。殺虫剤の反応は調べればすぐわかると言って保管室を出ると、直後に保管室で爆発がありマーマデュークが亡くなる。また近くにパールが倒れており、「イシュタルの呪い」の石板があった。それは裏切りを意味する。
映画『アガサとイシュタルの呪い』の結末・ラスト(ネタバレ)
マーマデュークの銃の弾丸は、マックスが撃たれたものと同じだった。エゼキエルによると、レナードとマーマデュークが発掘品を大英博物館へ運ぶのを目撃したことがあるという。
マックスは推理する。マーマデュークが密輸の隠蔽のためにパトリックと彼を撃ち、裏切ろうとしたルーシーを殺した。そして利益を独占しようとして仲間に消されたと。しかしアガサは、パトリックの死は盗難とは無関係ではないかと言う。
パールの部屋の引き出しには、輸出承認書がついた盗品が隠されていた。闇市場で売買されるのを防ぐためだという。
マーマデュークの死により土地の所有権は英国政府に移り、遺跡は領事館のものとなっていた。しかしその後、遺跡の所有権はイラクの石油会社に移った。
アガサは、一連の事件の推理を語る。大使はマーマデュークとともにルーシーに書類を偽造させ、発掘品を闇市場に流していた。しかし石油の利権を手にしたため、邪魔になったパトリックを毒殺。ルーシーと不倫をしていたマーマデュークは、巻き添えを恐れて彼女を毒殺。驚いた大使は、マーマデュークを爆殺した。
大使はその推理を聞き、隠し持っていた毒を飲み干す。
イラクから帰ってきたアガサはポワロの続編を書き、恋愛小説は別名義で出版することにした。その後アガサとマックスは結婚し、46年連れ添った。
映画『アガサとイシュタルの呪い』の感想・評価・レビュー
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映画『アガサとイシュタルの呪い』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『アガサとイシュタルの呪い』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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