この記事では、映画『アガサと深夜の殺人者』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『アガサと深夜の殺人者』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0057362
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 90分 |
ジャンル | ミステリー |
監督 | ジョー・A・ステファンソン |
キャスト | ヘレン・バクセンデイル ブレイク・ハリソン ジャクリーン・ボーツウェイン ジーナ・ブラムヒム |
製作国 | イギリス マルタ共和国 |
映画『アガサと深夜の殺人者』の登場人物(キャスト)
- アガサ・クリスティ(ヘレン・バクセンデイル)
- イギリスの女性推理小説家。「ポワロ」シリーズで有名だが、現在は国税局の追及を受け破産寸前である。
- トラヴィス・ピックフォード(ブレイク・ハリソン)
- 以前別の容疑者としてアガサと知り合った男性。今回は取引の用心棒としてアガサに同行する。
- フランキー・リー(トーマス・チャニング)
- 中国人のビジネスマン。アガサの原稿を買い取るためにホテルに来た。
- ジュン・ユフアン(エリザベス・タン)
- フランキーの通訳として同行する女性。
- ロッコ・ヴェラ(モーガン・ワトキンズ)
- フランキーの用心棒。
- エリ・スキアッチターノ(ダニエル・カルタジローン)
- イタリア人の商人。
- オハナウアー巡査(ジョディー・マクニー)
- 警察官。ホテルの客を、安全な地下室に避難誘導する。
- オードリー・エバンス(ジャクリーン・ボートスウェイン)
- アメリカからの旅行者。
映画『アガサと深夜の殺人者』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アガサと深夜の殺人者』のあらすじ【起】
1940年のロンドン。町には連日空襲警報が鳴り響き、混乱が続いている。アガサ・クリスティは、国税局に追われ破産寸前で、原稿を2万ポンドで中国人・フランキーに買い取ってもらう計画を立てていた。
アガサは、以前知り合ったトラヴィスを用心棒に雇い、取引場所であるキイズ・ホテルを訪れる。フランキーは、用心棒のヴェラ、通訳のジュンを伴っていた。しかしアガサが譲渡証明書を渡そうとした瞬間、空襲警報が鳴り響き、ホテルの客たちはみな地下に避難することになる。
オハナウアー巡査の指示により地下のシェルターに避難したのは、12人。アガサたち取引関係者の他に、旅行者・オードリーとネル、イタリア人・エリ、元軍人・キャンベル、彼の同行者・グレース、そしてホテルのボーイ・クラレンスである。
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映画『アガサと深夜の殺人者』のあらすじ【承】
アガサはフランキーとの取引を再開しようとしたが、原稿が紛失してしまったことに気づく。取引のことを知っている人間は限られているため、偶然盗まれたのかもしれない。アガサは巡査に盗難が発生したことを相談し、地下室に避難している人々を引き止めてくれるよう協力を求める。
アガサはフランキーに原稿が紛失したことを話し、犯人探しを始める。ロッコはエリが怪しいと考えるが、彼が否定したため口論に発展する。そのときエリの指示でクラレンスがロッコを背後から殴打するが、反撃されて亡くなってしまう。またフランキーも突然体調を崩し、亡くなってしまう。
アガサがジュンに取引の金の在り処を尋ねると、フランキーの上着のポケットにあるという。しかし調べてみたが上着からは見つからない。アガサは自らの素性を明かし、原稿を探してくれるようにと協力を仰ぐ。巡査が全員の持ち物検査をすると、エリの鞄から原稿が見つかった。アガサとトラヴィスは帰ろうとするが、巡査から外の様子がわからないうちは地下室から出ないように言い渡し、自らは外の様子を見に行く。
映画『アガサと深夜の殺人者』のあらすじ【転】
オードリーとネルはアガサに原稿の内容を尋ねるが、彼女は詳細を明かさない。一方取り戻した原稿には「命が大事なら原稿と証書をよこせ」と書き込まれていた。トラヴィスはエリが犯人ではないかと疑うが、エリは英語を話さないため違うと返す。そしてエリを探しに行くと、ナイフで目を刺されて亡くなっていた。
残された人々はそれぞれに武器を持ち、犯人を探す。するとジュンが亡くなっており、そばには「警告したぞ」のメッセージが残されていた。またトラヴィスと巡査も負傷していた。アガサは、この殺人劇を止めてくれれば、犯人に譲渡証明書と原稿を渡すと宣言する。すると巡査は「2万ドルよりも命が大事よ」と言う。取引額のことを巡査に話してはいなかったため、彼女は怪しい。
アガサが巡査と一緒に地下室の外に出ると、空襲は終わったようだった。巡査は証書に署名するようにアガサに言うが、立会人がいなければ無効であると返す。巡査ははめられたことを知り呆然としているところを、トラヴィスに撃たれ亡くなる。
映画『アガサと深夜の殺人者』の結末・ラスト(ネタバレ)
事件は解決し、キャンベルとグレースは出ていった。アガサも帰ることができると思って安心したが、オードリーとネルに呼び止められる。実は彼女たちは情報機関のエージェントで、アガサが以前スパイ小説を書いていることから、国家機密を知っているのではないかとの嫌疑をかけていた。しかし単なる誤解であったことが判明し、彼女たちは去っていく。
そして、アガサとトラヴィスの二人きりになった。アガサが、トラヴィスのポケットに2万ポンドがあるはずだと言うと、彼は素直にポケットから封筒を取り出す。アガサは彼の血を吹きながら、命を救われたお礼に原稿を渡すと告げる。そして立会人としてロッコを連れて来させる。
譲渡証明書に署名をし、アガサとトラヴィスは酒を飲む。そのときトラヴィスが、いきなりナイフを取り出した。しかしアガサにはすべてが分かっていた。彼女に毒薬入りの酒を勧めてくることを予測して、酒入をすり替えておいたのだ。トラヴィスはそうとは気づかず飲んでしまっており、苦しみながら亡くなる。アガサは2万ポンドをロッコに渡し、原稿と譲渡証明書を手にして出ていく。
映画『アガサと深夜の殺人者』の感想・評価・レビュー
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映画『アガサと深夜の殺人者』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『アガサと深夜の殺人者』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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