「ALOYS/アロイス」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

ALOYS/アロイスの概要:探偵のアイロスは知らない女から、一緒に電話放浪をしようと提案される。それは、電話の会話だけで想像力を膨らまし、イメージの世界を放浪するという、浮世離れした話だった。

ALOYS/アロイスの作品情報

ALOYS/アロイス

製作年:2016年
上映時間:91分
ジャンル:ファンタジー、ラブストーリー
監督:トビアス・ノエル
キャスト:ゲオルク・フリードリヒ、ティルド・フォン・オーヴァーベック、カミル・クレチチ etc

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ALOYS/アロイスの登場人物(キャスト)

アドーン・アロイス(ゲオルク・フリードリヒ)
探偵。謎の女から電話放浪をもちかけられ、最初は疑心暗鬼だったが、やがて想像の世界にのめり込むようになる。
ヴェラ(チルダ・フォン・オーヴァーベック)
アロイスに電話放浪をもちかける謎の女。実は同じアパートの住人で、彼のことが気になっていた。

ALOYS/アロイスのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ALOYS/アロイス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

ALOYS/アロイスのあらすじ【起】

中年の探偵のアイロスは、棺桶の中で眠る父をビデオで撮影した。同じテープで仕事の浮気現場を撮影。一人暮らしとなった家に帰ると、その日撮った映像を鑑賞した。ビデオ撮影は仕事であり、趣味でもあった。

エレベーターで彼を見つめる女性がいたが、彼は気に留めなかった。その女性はインターホンで、掃除道具を貸してくれと呼びかけるが、彼は無視した。

翌日は父を火葬した。浮気現場の仕事では、相手に顔を見られた。帰りのバスでは居眠りをし、カメラを盗まれる。ポケットの中に入っていたテープを再生すると、彼が居眠りをしている映像が入っていた。

彼は驚いていると、知らない女から電話が入る。盗撮された人にビデオを送るわと言う彼女は、彼の飼い猫のことも、彼の服の色まで知っていた。恐くなった彼は電話を切った。

翌日、彼女に電話をすると、「電話放浪をしましょう」と提案してきた。それは電話の会話でイメージを膨らませ、あたかもそこにいるような気分に浸るという遊びだった。

ALOYS/アロイスのあらすじ【承】

彼は彼女との電話を分析し、地下鉄からかけてきたと推測。彼は地下鉄で、黄色いストッキングの袋など証拠品を集めた。葬儀場で会った女性が犯人かと思い尾行するが、「彼女じゃないわ」とメールが届いた。

次の電話では彼女から、森にいるイメージしましょうと提案をしてきた。最初はイメージできない彼だったが、集中すると、一瞬目の前に森が広がるのが見えた。

彼に荷物が届く。「アドーンとクローンへ」と書かれ、中にはネコ用のサプリと、ビデオテープが入っていた。彼は戻ってきたビデオをクライアントに送り、感謝された。

マンションに救急車が停まり、黄色いストッキングを履いた女性が運ばれた。彼は、彼女に違いないと確信した。ヴェラという名の彼女の部屋には、大量の酒と強力な精神安定剤が残されていた。

彼は彼女のイグアナを預かり、観葉植物に水をやった。すると彼女から、水やりをありがとうとメールが届いた。彼は急に趣味の撮影に嫌気が差し、ビデオを壊した。

ALOYS/アロイスのあらすじ【転】

彼はヴェラに電話をかけるが、体調のすぐれない彼女は居留守を使って出なかった。それでも彼は話し続けた。今度は森ではなく、僕の家に招きたいと彼は言った。

彼の部屋のソファーがきしむ音、肉をジュージューと焼く音を彼女に聞かせた。彼女は耳を澄まし、病院にいながら、彼の部屋にいるようなイメージに浸った。

やがてイメージは、実際に姿を現すようになった。彼女の姿が彼のもとに訪れ、カーテンの下から足を見せる。彼女の足を見た彼は、不思議な感覚に囚われた。

電話の向こうから、ピアノのメロディが聞こえた。それは、父がよく弾いていた曲だった。それをきっかけに、彼は再びイメージの世界に没入する。

彼は頭の中で、ヴェラと2人で並んでピアノを弾き始めた。観客は彼がこれまでに出会った人たち。浮気調査をした男、葬儀場の係員、中華料理店の店主など、笑顔でピアノの演奏を聞いていた。

電話放浪が終わると、アイロスはさみしさを感じた。近所の子供が独り言をつぶやく彼を見て、不思議がった。

ALOYS/アロイスの結末・ラスト(ネタバレ)

彼はヴェラが勤めていた動物園を訪れ、イメージに浸る。メスのガラパゴスゾウガメの20年の独房生活や、甲羅の傷の理由を想像した。アザラシの水槽では、太平洋だと勘違いして何度もぶつかる姿を想像した。忘れっぽいからまた泳ぎ出すのだと彼女は言った。

彼のイメージの中のヴェラは若く、健康的な女性だった。彼は妄想の世界に入ると、自分も若返った気分になった。

しかし、本当の彼女は病院のベッドに横たわる病人だ。そこにインターホンが鳴った。一時帰宅をした彼女が訪問したのだ。のぞき窓から見る彼女は、想像より老けていて、髪はびしょ濡れで顔色が悪く、みすぼらしい姿だった。

彼は後ろを振り向くと、想像上の美しいヴェラが立っていた。彼は想像と現実の狭間で混乱し、インターホンには出なかった。落胆した現実の彼女は、彼の元を去った。彼は想像上の彼女を抱きしめようとするが、泡のように消えた。

ようやく現実に戻った彼は、電話を壊して病院に走る。そして勇気を振り絞り、病室に入ると、彼女の隣にそっと横たわった。

ALOYS/アロイスの感想・評価・レビュー

主人公が現実と想像の世界を行ったり来たりするスイスの映画。イメージの世界に出てくる森は幻想的で美しいが、現実の彼の部屋は実に殺風景。この対比の描き方が面白く、引き込まれる。アロイスは妄想の世界にのめり込み、実際のヴェラとはかけ離れた彼女を作り出してしまう。現実より美化してしまうのはよくある話だが、主人公はラストで目が覚めて、現実をしっかり見つめることができたという、ハッピーエンドで終わって良かった。(MIHOシネマ編集部)


本作は、探偵のアロイスが見知らぬ女から電話放浪の誘いを受け、妄想の世界を展開させていくというスイス新鋭監督によるファンタジーラブストーリー作品。
日本の精神科医が発明したという「テレフォンウォーキング」を題材とした物語で、アロイスが探偵の心得を呟くシーンが印象的で好みだった。
最初はアロイスが女性を追跡する物語だと思っていたが、予想に反して電話の内容だけで想像を繰り広げていくという妄想と現実が混じり合ったストーリーだった。(女性 20代)

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