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映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0056257

製作年 2019年
上映時間 119分
ジャンル ドラマ
監督 カロリーヌ・リンク
キャスト リーヴァ・クリマロフスキ
オリヴァー・マスッチ
カーラ・ユーリ
マリヌス・ホーマン
製作国 ドイツ

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』の登場人物(キャスト)

アンナ・ケンパー(リーヴァ・クリマロフスキ)
9歳。うさぎのぬいぐるみがお気に入り。絵を描くのが得意。
アルトゥア・ケンパー(オリヴァー・マスッチ)
アンナとマックスの父。ユダヤ人。演劇の評論家。ナチスを批判する本を、いくつも出版している。
ドロテア・ケンパー(カーラ・ジュリ)
アンナとマックスの母。ピアニスト。
マックス・ケンパー(マリヌス・ホーマン)
12歳。アンナの兄。面倒見が良い。
ハインピー(ウルスラ・ヴェルナー)
ケンパー家の家政婦。アンナにとっては祖母のような存在。
ユリウスおじさん(ユストゥス・フォン・ドホナーニ)
博物館の職員。アンナの名付け親。懐中時計がトレードマーク。

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のあらすじ【起】

1933年のベルリン。父のアルトゥアは、体調不良で寝込んでいる。ドロテアに電話があり、深刻な顔をした。

アルトゥアはナチスを批判していた。アンナには漠然とした不安が押し寄せる。

翌朝、ドロテアはアンナとマックスに、家族が置かれている状況を説明する。警察からアルトゥアに、ドイツから逃げるよう警告があったと話した。選挙で、もしヒトラーが負ければドイツで生活できるが、ヒトラーが勝てば国外へ逃げるという。

アンナが帰宅すると、ユリウスおじさんが来訪していた。ドロテアは、明日スイスに出発すると告げる。ハインピーは、家を守るためベルリンに残るとアンナに話した。

アンナは寝る直前まで、うさぎのぬいぐるみと犬のぬいぐるみ、どちらを持っていくか迷っていた。ハインピーは、スイスの家が決まったらうさぎのぬいぐるみを送る、と約束する。

アンナは家を出る前に、ピアノや台所、家のあらゆるところに別れを告げた。3人は、ハインピーに別れを告げ、スイスへと旅立つ。

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映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のあらすじ【承】

3人はスイスに到着する。アルトゥアとも合流でき、家族は安堵した。ホテルに到着するが、アンナが熱で倒れる。アンナはうなされながら、ハインピーの夢を見ていた。

アンナが目を覚まし、ドロテアは安心する。ベルリンに帰れるかとアンナが問うと、アルトゥアはヒトラーの勝利を伝え、ベルリンへは帰れないと伝えた。

4人はホテルを離れ、自然豊かな土地に移る。

アンナの初登校日。スイスのしきたりを知らないアンナは、クラス中に笑われてしまう。

ユリウスおじさんが家族の元を訪れる。ユリウスは、家財道具が没収されてハインピーが困っていることを話した。

アルトゥアはユリウスに、スイスでは本が出版できないと話す。ユリウスは、家族に別れを告げドイツへ帰っていった。

アンナの10歳の誕生会が開かれる。ハインピーから電話があり、お互いの近況を伝えあった。

ヒトラーを批判し続けるアルトゥアを、アンナは心配する。アルトゥアは、スイスでは仕事がないと話し、パリへ移るかもしれないと告げた。

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のあらすじ【転】

アルトゥアとドロテアは、アンナとマックスを置いてパリへ新居を探しに出かける。

アンナはクラスの担任から、アルトゥアが指名手配されていると聞き、不安を募らせていた。

アルトゥアが帰ってくる。ドロテアはパリに残っていた。アンナは、ベルリンを出発した時と同様に、町中のあらゆるものに別れを告げ、パリに出発した。

新居で待っていたドロテアは、子どもたちを抱きしめる。

アルトゥアは、出版社と契約を結ぶ。だが、この仕事だけでは生活できないと、アルトゥアとドロテアは分かっていた。

アルトゥアは教会で男性に声をかけられ、お茶会に招待される。その男性は、過去にアルトゥアが酷評した演出家だった。

アンナとマックスは、噴水に投げ入れられていた小銭を拾い集める。

ドロテアはアンナとマックスを連れ、お茶会に出席する。久しぶりの贅沢品を前に、アンナとマックスは顔を見合わせていた。

お茶会で洋服や本を貰い、3人は帰宅するが、アルトゥアは物乞いのようだと激怒した。

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』の結末・ラスト(ネタバレ)

アンナが帰宅すると、ユリウスの友人が来訪していた。ユリウスの近況を聞いている内に、アンナはユリウスが死んだことを知る。アンナは、ユリウスの形見である懐中時計を受け取り、泣き出した。

アンナは、返却された作文のノートに、お金が挟まっていることを気付く。担任は、作文コンクールで優勝した賞金だと話し、アンナはクラス中に祝福された。

アルトゥアにイギリスからの手紙が届いていた。アルトゥアの執筆した脚本が、高額でイギリス人に売れたという。

アルトゥアとドロテアは、仕事のないパリを出てロンドンへ移る計画を、2人に話す。アンナとマックスは反対するが、アルトゥアは説得する。

アンナは習得したフランス語で、いつものように家や通りに別れを告げ、ロンドンへ出発した。

アンナとマックスは、また一からやり直しだと嘆く。だが、旅を経験するうちに、不慣れな環境すらも一家は楽しみにしていた。

映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』の感想・評価・レビュー

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映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ヒトラーに盗られたうさぎ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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