映画『アナライザー』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「アナライザー」のネタバレあらすじ結末と感想

アナライザーの概要:FBI捜査官のルーカスは聴取のプロで、あらゆる技術を駆使して容疑者から情報を引き出す仕事を行っていた。ある日、ミネアポリス連邦政府ビルの前で爆破事件が起き、犯人が自首してきた。ルーカスは犯人の取り調べを行うことになる。

アナライザーの作品情報

アナライザー

製作年:2016年
上映時間:87分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:スティーヴン・レイノルズ
キャスト:アダム・コープランド、C・J・ペリー、ジュリア・ベンソン、パトリック・サボンギ etc

アナライザーの登場人物(キャスト)

ルーカス・ノーラン(アダム・コープランド)
FBI捜査官。「歩く百科事典」と言われるほど、豊富な知識を持っている。聴取のプロ。自分の能力に絶対的な自信を持っている。幼い頃は貧しい生活を送っていた。
サラ(ジュリア・ベンソン)
FBI捜査官。爆破事件の捜査を担当する。ルーカスのやり方に疑問を抱く。
ヴァスティ・ラダーン(パトリック・サボンギ)
テロ爆破事件を起こす。実はルーカスの幼馴染で、銀行の電子預金を盗むために結託している。

アナライザーのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アナライザー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

アナライザーのあらすじ【起】

FBI捜査官のルーカス・ノーランは聴取のプロで、あらゆる技術を駆使して容疑者から情報を引き出す仕事を行っていた。ルーカスは自分が優秀な捜査官であるとの自負があった。ある日、街で発砲事件が起きる。現場に駆けつけたルーカスは、犯人が扱う銃の装填時間を割り出し、弾が切れた瞬間を狙って犯人に近づいて行った。ルーカスの働きによって、犯人は逮捕された。

ミネソタ州ミネアポリス連邦政府ビルの前で爆破事件が起きた。死傷者はいなかったが、周辺は停電してしまい復旧に時間を要することになった。犯人は自首しており、ルーカスは事情聴取を行うことになった。犯人の手には指紋がなく、顔写真で身元を照会中だった。犯人の所持品は塗料が付着した空の財布と、「MS」と彫られた鍵だけだった。

犯人は他にも爆弾を設置したと供述しており、事情聴取を行って早急に情報を得なければならなかった。爆破事件の捜査を担当することになったサラ捜査官は、ルーカスが本当に優秀な人物なのか疑問を抱く。

ルーカスは豊富な知識で犯人とやり合い、次の爆破場所がニコレット通りの交差点であるとの情報を得る。交差点にはオフィスや店舗、住宅などが立ち並び、人が多い場所だった。ルーカスは爆弾設置場所の情報を得るために、犯人と共に交差点に行くことにした。サラは犯人が逃走をする可能性を考えて反対するが、ルーカスの意見は変わらなかった。

アナライザーのあらすじ【承】

交差点周囲の避難が完了した。ルーカスやサラは犯人と共に交差点に降り立った。ルーカスは犯人が望むまま手錠を外した。サラはそんなルーカスの行動に不信感を持つ。ルーカスは犯人と共に交差点を歩き、犯人の話を聞きながら考えを巡らせた。そして、住宅ローンサービス会社に爆弾が設置されていることに気づく。爆弾を見つけたルーカスは、爆発前の解除に成功する。

ルーカスは犯人の話から、二重に爆弾が準備されていることに気づく。しかし、爆弾を止めることはできなかった。爆破の混乱に乗じて、犯人が逃走した。ルーカスは必死に追いかけ、犯人と戦った。その合間に、犯人は建物の中に設置されているシステムに細工を施した。他の捜査官が駆けつけ、犯人は逮捕された。

たくさんの情報を覚えておけるよう、ルーカスに記憶術を教えたのは父親だった。しかし、貧しい暮らしをしていたルーカスは、記憶術よりもお金が欲しかった。父親は息子のために、盗みを行おうとして捕まってしまう。それから、ルーカスは路上に座り込み、道行く人から金を求めた。

犯人が細工を施したシステムは、病院や空港と繋がりがあった。暗号化されていて犯人が何を行ったのかはっきりとは分からなかったが、ウイルスが送られたと推察された。ウイルスを止めるには、街中のあらゆるシステムを停止するしかなかった。サラはルーカスが犯人に振り回されていると考え、捜査から外すことにした。

アナライザーのあらすじ【転】

ルーカスは犯人の手の甲にあったマークを見て、出入りしていたバーの存在に気づく。犯人やサラ達と共に、そのバーを訪れた。マスターは犯人のことなど知らないと口を噤んだ。ルーカスはマスターを痛めつけ、客の男性に話を聞いた。すると、男は店の二階に逃げ込み銃を撃ってきた。ルーカスは追いかけて反撃した。そこには、客の仲間もいた。ルーカスは戦い、客の仲間を倒した。

店の二階には爆弾の信管があったが、爆薬はなかった。犯人は爆弾をパーツごとに分けて保管していた。ルーカスは今までの犯人の会話や行動から、犯人の家が近くにあることに気づく。その時、バーの前に座り込んでいるホームレスの存在が気にかかった。ルーカスはホームレスにお金を渡して、犯人のことを聞いた。ホームレスは犯人の家がどこにあるか知っていた。

ホームレスが示したアパートには、「メリッサ・スミス」の家があった。「MS」と彫られた鍵を所有していたことから、その部屋が犯人と関係しているのは間違いなかった。ルーカスは犯人の罠の可能性があると上司に進言した。上司は爆弾が設置してあることを想定し、爆弾処理班を呼んだ。

サラは「メリッサ・スミス」のことを調べた。メリッサは35歳の女性で、夫も子供もいなかった。趣味はオンラインデートで、社会保障番号も免許証も見つからなかった。メリッサは架空の人物だった。令状が無いまま、ルーカスはメリッサの部屋に踏み込んだ。部屋の壁紙の裏には、市内の電力網・水道・ガス管・ネット回線を示す地図が張られていた。

メリッサの部屋を調べると、パソコンが出てきた。パソコンには出会い系サイトの利用履歴が残っていた。犯人が接触していた爆薬関係の仕事に就いている女性を探そうとするが、パスワードを入力しないと調べることができなかった。犯人から挑発されたルーカスはパスワードを入力してみるが、間違っていたためパソコンに設置されていた爆弾の装置が作動してしまう。ルーカスは時間がない中考えを巡らせ、パスワードが「哲学」だと気づく。それを聞いたサラは、パソコンを窓から投げ捨てた。部屋の外でパソコンは爆発した。

パスワードは合っており、出会い系サイトを調べることができた。それにより、「ジョアン・マリアン」という名の女性が捜査線上に浮上した。ジョアンの勤める会社は、爆薬を使った解体工事を請け負っていた。

アナライザーの結末・ラスト(ネタバレ)

ルーカス達はジョアンに会いに行った。ジョアンは犯人とデートをしただけで、犯罪者だとは知らずにいた。ジョアンの話から、犯人がヴァスティ・ラダーンという名前だということ、ジョアンが務めている会社から爆薬が盗まれていたことが判明する。ヴァスティの父親のマシードは、警備会社に勤務していた。そこは連邦政府の依頼で車の手配を行っていた。マシードは勤務中の飲酒で解雇されており、借金のかたに家を取られて失踪していた。そして、2年後に遺体が発見されていた。

水道局と変電所が爆破された。ポンプが使えないため、消火活動ができなかった。ルーカスは苛立った様子で、ヴァスティを締め上げた。ヴァスティは父親が死んだ半年後に母親が亡くなったことを語った。両親が亡くなった後、ヴァスティは路上で生活するようになった。自分が悲惨な生活を送るようになったのは社会のせいだと恨んでいた。ヴァスティはまだ爆弾を仕掛けており、金を積まれても場所は教えないとルーカスを挑発した。ルーカスはヴァスティを殴ってしまい、上司から帰宅を命じられる。

ルーカスはヴァスティが所有していた財布に塗料が付着していたことから、爆薬が塗料に混ぜ込まれていることに気づく。どのビルに塗ったのか調べるため、ヴァスティの勤務記録を調べることにした。すると、「ウィリアム・フォーセット」という偽名で、連邦準備銀行内で塗装の仕事を行ったことが分かった。

爆弾の設置場所が分からなかったため、ルーカスは勝手にヴァスティを連れ出して銀行に向かった。爆発に巻き込まれるのが嫌で、ヴァスティが爆弾の設置場所を話すと考えたのだ。しかし、サラはルーカスの強硬な手段を認めず、彼を止めるよう警官に指示を出した。警官はルーカスに銃を突きつけるが、ルーカスとヴァスティは反撃して警官達を倒した。

ルーカスは銀行の施設管理者であるワトソンに話を聞き、建物全体に塗装を施したことを知る。それには、30億ドルが入っている金庫室も含まれていた。ルーカスはヴァスティと共に金庫室に向かった。信管を探そうとしていると、サラ達が駆けつける。

ルーカスは爆薬の性質から、電力が復旧すれば爆発する仕掛けになっていることに気づく。ヴァスティはテロ計画のために死ぬ気だった。ルーカスは自分の誤りを認め、サラ達に逃げるよう伝えた。その時、ヴァスティがサラを人質に取った。ルーカスはヴァスティを説得して、サラの代わりに人質になった。ルーカスは金庫のドアを閉めて、サラ達を逃がした。サラ達がルーカスの安否を心配する中、金庫内から爆発音が鳴り響いた。その頃、FBI事務所のパソコンで異変が起きており、データが全て消失してしまう。

同僚達が悲しむ中、ルーカスの葬式が営まれた。その様子を、ルーカスとヴァスティがこっそり見ていた。実は2人は幼馴染で、仲間関係にあった。金庫内でヴァスティは電子預金を盗み、ルーカスと共に水道管を通って逃走していた。ルーカスは一緒に高飛びするため、父に会いに行った。そして、逃げる前に一緒にチェスを楽しんだ。ルーカスの死についてのニュースが報じられた後、匿名の人物から奨学基金設立に1億ドルが寄付されたことが報道された。

アナライザーの感想・評価・レビュー

ルーカスが犯人と友人関係にあったことは全然気づかなくて、物語の最後で衝撃を受けた。しかし、ルーカスと犯人のやり取りが回りくどくて、物語の途中で飽きてしまったのは残念に感じた。もう少しルーカスが犯人をやり込めたり、他の捜査官が活躍したりすればおもしろかったと思う。ルーカスを演じたアダム・コープランドは元プロレスラーだけあって体格がよく、アクションシーンが様になっていてカッコよかった。(MIHOシネマ編集部)

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