映画『アンドロイドコップ』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「アンドロイドコップ」のネタバレあらすじ結末と感想

アンドロイドコップの概要:ハモンド刑事は犯罪者を追っている途中、制御不能に陥った自動機関銃によって、相棒を殺されてしまう。ハモンドは機械に対して不信感を抱くが、上司の命令でアンドロイドのアイ・ワンとパートナーを組まなければならなくなる。

アンドロイドコップの作品情報

アンドロイドコップ

製作年:2014年
上映時間:89分
ジャンル:SF、アクション
監督:マーク・アトキンス
キャスト:マイケル・ジェイ・ホワイト、チャールズ・S・ダットン、カディーム・ハーディソン、ランディ・ウェイン etc

アンドロイドコップの登場人物(キャスト)

ハモンド(マイケル・ジェイ・ホワイト)
正義感が強い警察官。相棒が自動機関銃で殺された経験から、機械に対して良い感情を抱いていない。だがその時、ハモンド自身もヘレンを庇って機関銃に撃たれており、下半身不随になったためアンドロイドに作り変えられている。自分がアンドロイドであることを自覚していない。
ジェイコブス市長(チャールズ・S・ダットン)
荒廃した街ゾーン地区を立ち入り禁止にすることで、残された土地の価値を上げようと画策する。
ジョーンズ巡査部長(カディーム・ハーディソン)
ジェイコブス市長と手を組み、ギャングを殲滅しようと画策する。同僚のハモンドのことが嫌い。
アイ・ワン(ランディ・ウェイン)
巡査。アンドロイドで出来た警察官。ハモンドと相棒を組むことになる。スキャンをして人間の体内を調べたり、電波をキャッチして情報を集めたりすることができる。マニュアル通りにしか対応できず、人との対話が下手。
ヘレン(ラリッサ・ベレーザ)
ジェイコブス市長の娘。ジェイコブス市長から嫌われており、命を狙われている。ゾーンで暮らす貧しい住民を守るため、ボランティア活動を行っている。自分がアンドロイドであることを知らない。

アンドロイドコップのネタバレあらすじ

映画『アンドロイドコップ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

アンドロイドコップのあらすじ【起】

2037年ロサンゼルス、ゾーン12。荒廃した街で、ハモンド刑事は相棒の刑事と、情報屋と思われる女性(ヘレン)と接触をしようとしていた。その時、本部から連絡があり、不穏な動きがあると忠告を受ける。デックス・マルドゥーンが薬局を襲い、ハモンドの近くに現れるというのだ。ハモンドが近くを確認すると、デックスが仲間と共にいるのが見えた。ハモンドは相棒と共にデックスを追うが、隔離区域へと逃げ込まれてしまう。そこは侵入した者を排除するよう、自動機関銃が備えつけられていた。犯人を殺すのはまずいため、ハモンドは相棒に機関銃を無効にするよう指示を出した。だが、デックスは突然高笑いをし、死ねと呟いた。すると、自動機関銃が突然動き出し、ハモンドの相棒に向かって乱射した。

ハモンドはデックスを捕まえるため、ゾーンのレベル3に向かうことになった。そこは、地震で核融合炉が破壊され、放射能が検出されていた。そして、犯罪者や貧しい者が未だに住んでいる場所だった。デックスは住民達から英雄視されていたが、ゾーンの麻薬ルートの5分の1を扱っている犯罪者だった。

ハモンドは3人の同僚とデックスのアジトに侵入した。しかし、玄関の前に座っていた老女に気を取られている隙に、反撃され逃げられてしまう。しかも、ハモンド達の知らない間に、ヘレンが部屋から逃げていた。ハモンドは単独でデックスの後を追った。だが、相棒が隔離区域で殺されたことを思い出している間に、デックスに背後を取られてしまう。ハモンドが反撃する隙を狙っているとき、機械で出来た刑事(ワン巡査)が現れる。ワンはデックスをわざと挑発し、手榴弾を放った。ハモンドは死ぬところだったとワンを叱るが、ワンは全く気にしていなかった。だが、後で確認すると、デックスが銃を隠し持っていたことが判明する。ワンはデックスの体のスキャンを適当にし、銃を隠し持っていたことを見落としていたのだ。

アンドロイドコップのあらすじ【承】

ハモンドは署長に、ワンのことを抗議しようとした。だが、署長はワンをハモンドの相棒に任命していた。ハモンドは自動機関銃の一件から機械に対して不信感を抱いており、相棒になることを拒んだ。しかし、決定は覆らなかった。

ハモンドを相棒に任命したのはワン自身だった。互換性指数が高かったのだ。ハモンドが互換性指数のことを馬鹿にしていると、ワンから最初の事件があると告げられる。驚いていると、本当に事件についての通報が入った。ハモンドは事件の内容を最初に教えろとワンを注意した。その2人の様子を、ジョーンズ巡査部長と部下のウィリアムス刑事がモニター越しに監視していた。

ハモンド達は7階の屋上で自殺騒ぎを起こしている住人を説得することになった。ワンは自分が説得を行うと告げるが、ハモンドはマニュアル通りの対応でしか話さないワンの対話に不安を覚え、自らが説得を行った。しかし、説得を行っている途中で、ワンが突然署に戻ろうと話しかけきた。住人の表情を分析して、自殺の危険は去ったと判断したのだ。確かに住民は座り込み、飛び降り自殺を止めた様子だった。しかも、そこに女性が走ってきて、自殺騒ぎを起こした住人と抱きしめ合った。ワンが住人の着信履歴から何度も不在着信の相手に電話を掛けていることを突き止め、絆を取り戻すために住人に成り代わってメールを送ったのだ。ハモンドは嘘を吐いたことを非難するが、ワンから逆に説得方法について非難される。

アンドロイドコップのあらすじ【転】

市長からの命令で、ハモンドはワンと共に行方不明になった市長の娘の捜索を行うことになった。最近まで娘の存在は公表されていなかったが、乳児だった娘はブラジルの母親の下で育てられていた。母親が亡くなった後、彼女はロサンゼルスに来ていた。ハモンド達は寝室に連れて行かれ、昏睡状態でベッドに寝ている娘のヘレンと対面する。実はヘレンの脳波を利用して動かしている、アンドロイドが失踪してしまったのだ。ヘレンは事故で重傷を負い、昏睡状態に陥ってしまっていた。アンドロイドのデータに接続はできたが、ヘレン本人にアンドロイドとしての自覚がないため、事実を告げるとショックを受けて精神に異常をきたす恐れがあった。ハモンド達はアンドロイドだと本人に告げずに、連れ戻さなければならなかった。ヘレンは父の市長と折り合いが悪く、ゾーンでボランティア活動を行っていた。一刻も早く探し出さないと、アンドロイドの本体が連れ去られた場合、肉体労働、戦争の兵士、性奴隷として働きを強要させられる危険があった。

ハモンドは犯罪者のポーターからヘレンの居場所を聞き出そうと考えるが、ポーターは協力しようとはしなかった。ワンにポーターの情報を調べさせ脅迫する手段を考えるが、犯罪に纏わる証拠が何一つ残っていなかった。ハモンドは苛立ちポーターに暴力を振るって脅そうとするが、それをワンに止められる。ワンがポーターに謝罪しているとハモンドが割り込んできて、ワンと喧嘩を始めた。ポーターを油断させ、ヘレンと接触させようとしたのだ。思惑通り、ポーターはどこかに電話を掛けた。その頃、巡査部長はハモンド達がゾーンに向かうことを市長に連絡していた。ワンの目を通して監視を行っていたのだ。市長とジョーンズ巡査部長は今回の件を利用して、ゾーンにいるギャングを殲滅させようとしていた。ハモンド達がゾーンから脱出できる可能性は、ゼロに近かった。アンドロイドは手動で操作ができるため、ヘレン共々始末させようとしていたのだ。

ハモンド達はポーターの電話相手の携帯の電波がある場所へと向かうが、ドラム缶に捨てられていた。しかも、ギャング達に囲まれてしまう。ハモンド達は急いでパトカーの元に戻ろうとするが、それをヘレンに止められる。その直後、パトカーが爆発した。ヘレンがパトカーの下に潜る人を見て、ハモンド達に危機を知らせてくれたのだ。

ハモンド達はヘレンに避難所へと連れて行かれる。そこには病気の母親に抱かれた、元気な赤ちゃんがいた。ワンが赤ちゃんの体をスキャンして検査を行うと健康体だった。もしも放射能汚染なら出産前に変異が起こるため、赤ちゃんが健康なはずはないのだ。ゾーンは放射能ではなく、別の何かによって環境が汚染されていた。ヘレンは地価のためにゾーンを立ち入り禁止にし、残された土地の地価を上げているのだと説明した。利益を得ているのは土地の所有者である市長だった。ヘレンがハモンドを助けるのは、自動機関銃から庇ってもらった恩返しのためだった。だが、ハモンドはそのことを覚えていなかった。

アンドロイドコップのあらすじ【結】

ハモンド達は応援を呼ぶため、高所を探していた。すると、ギャングがやって来て、デックスの仕返しに殺されそうになる。ハモンド達は協力してその場を逃げ出し “死者の館”と呼ばれる高層ビルを目指した。

ハモンド達は遺体の間をすり抜け、ビルを上って行った。途中で追ってきたギャングに襲撃されるが、ハモンドとワンで返り討ちにした。屋上へと上がり、ワンが本部に応援を要請した。ハモンドはヘレンの異変を察知して近づいた。ヘレンは怪我を負った手を見て、自分の体が機械で出来ていることを思い出していた。ヘレンは動揺しながら、ベッドに眠っている方ではなく、今の体が自分なのだとハモンドに伝えた。ハモンドはヘレンを動揺させないように頷き、必ず守ると約束した。ヘレンは安堵し、微笑んだ。

ジョーンズ巡査部長が仲間を連れてやって来た。ワンはジョーンズ巡査部長の表情から異変を察知し、ハモンド達に逃げるよう指示を出した。しかし、ジョーンズ巡査部長がウィリアムスに手動操縦を行うように指示を出した途端、ハモンドの体が勝手に動き、ヘレンに銃を突きつけた。ハモンドもアンドロイドだったのだ。ハモンドは自分がアンドロイドであることを否定するが、医師から下半身不随だと申告され、それを署長が傍で聞いている場面を思い出した。ヘレンを庇ったときに自身も撃たれていたのだ。ハモンドはウィリアムスからヘレンを撃つよう指示されるが、必死に抵抗し、指示を出していた機械を破壊した。

ハモンド達はその場から逃げ出すと、住民の助けを借りて車を手に入れた。ハモンド達は毒混入の証拠を集めることにした。ヘレンは住民達の血液を採取して毒を検出していたが、摂取経路が分かっていなかった。ハモンドは市長が投下した食料に、毒が混入してあるのだと目星をつけた。その頃、ジョーンズ巡査部長はウィリアムスにハモンドの延命装置を外すよう指示を出していた。そして、ハモンドに死にたくなければ捜査から手を引くよう脅した。だが、ハモンドは自分の命は顧みず、残された後わずかな時間を使い、捜査を続行することにした。そして、ヘレンのことは、体がある場所にマスコミを呼ぶことで守ろうとした。

ハモンド達は追手を掻い潜り、病院へと突入した。ヘレンはマスコミに情報を伝えるとハモンドの元へと戻った。ハモンドはヘレンを抱き、静かに息を引き取った。ワンはその間にヘレンの延命治療を行った。しかし、市長は涙ながらにヘレンが“蘇生処置拒否”の書類に署名しており、裁判で認められたことを話した。そして、裁判命令で延命処置を止めると告げた。だが、延命処置を止めた途端、ヘレンが目を覚ました。市長は驚き、部下になんとかするよう指示を出した。アンドロイドの看護士がヘレンを守るために、密かに鎮静剤を打って目覚めさせないようにしていたのだ。しかも、市長がヘレンを殺そうとしたことは、病院中に放送で流されていた。市長はやって来た警官に囲まれてしまう。逃げきれないことを察知すると、自分で銃を撃って自殺した。

ハモンドはプログラムを更新されて目を覚まし、ワンと再び相棒を組むことになった。ワンは自分と同じ立場になったと声を掛けるが、ハモンドはその言葉を不服そうに却下した。ハモンドのCPUはハモンド自身をコピーした物なので、ワンとは違い人間アンドロイド系アメリカ人なのだと怒鳴った。ワンはハモンドの話を聞き、元の構造が機能を妨げていると嘆いた。

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