12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』
スポンサーリンク
スポンサーリンク

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』の結末までのストーリー
  • 『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』を見た感想・レビュー
  • 『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』を見た人におすすめの映画5選

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0064994

製作年 2020年
上映時間 97分
ジャンル ホラー
監督 ジャスティン・G・ディック
キャスト シーラ・マッカーシー
ジュリアン・リッチングス
コンスタンティナ・マンテロス
ジョッシュ・クラダス
製作国 カナダ

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』の登場人物(キャスト)

ベッカー(コンスタンティナ・マンテロス)
出産を間近にする妊婦。子供を望んでいなかったが、妊娠してしまいショックを受ける。離れた場所に母が住んでいて、その他に頼れる身寄りの人はいない。
ヘンリー(ジュリアン・リッチングス)
老夫婦のひとりであり、オードリーの夫。ウォルシュ医師。儀式のための生贄である妊婦を探しているところに、ベッカーと出会う。妻のためなら何事もいとわない。
オードリー(シーラ・マッカーシー)
老夫婦のひとりであり、ヘンリーの妻。最愛の孫を交通事故で無くし、立ち直れないでいる。儀式によって孫を蘇らせるために、妊婦の生贄を探している。
イアン(ジョシュ・クルッダス)
ヘンリーとオードリーの友人で、危険な儀式や書物を共有する仲。その手の本に詳しく、翻訳することが可能。

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』のあらすじ【起】

妊婦のベッカーは、出産を間近に控えていた。彼女は老夫婦のオードリーとヘンリーに誘拐され、彼らの住んでいる洋館に監禁されてしまう。老夫婦の彼らは、亡くした孫を蘇らせるために悪魔の召喚の儀式を行おうとしていた。彼らは、儀式のために妊婦の生贄が必要であったのだ。

オードリーとヘンリーは、ベッカーに傷つけるつもりはないことを伝える。ベッカーは大声で助けを求めるが、洋館は防音のため外には聞こえず、ベッカーは彼らの儀式に同意せざるを得なかった。

ベッカーには、他の二人には見えない小さな男の子の姿が見えた。それは老夫婦が亡くした孫のジャクソンだった。老夫婦は、彼女が孫の姿を見られることが良いことだと喜んだ。ベッカーはスマートフォンを使い、外とのコンタクトを取ろうと試みる。しかしそれはオードリーに見つかり、失敗に終わる。

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』のあらすじ【承】

オードリーとヘンリーは、死んだカラスを見つけ、蘇らせる儀式を試みる。儀式は成功し、カラスは息を吹き返す。そして彼らは、友人のイアンに借りていた本を返しに向かう。イアンらは、日頃から儀式を行うために集まっていた仲間のひとりである。

ベッカーは元々、子供を望んでいなかった。彼女の子供の父親は消え、頼れる環境はなかったが、中絶は望まなかった。それを知ったヘンリーは、彼女を生贄の宿主とすることに決めたのである。

老夫婦はさっそくベッカーに儀式を試みる。そして、二人は孫の姿を目にすることができとても喜んだ。しかし、恐ろしい姿の何者かを召喚してしまう。翌日ヘンリーが目を覚まし、オードリーに話しかけるが、彼女は返事をしなかった。そして、目の前にいるはずのオードリーから電話がかかってくる。ヘンリーが目にしたものは妻ではなく恐ろしい姿の悪霊だったのだ。

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』のあらすじ【転】

ベッカーが行方不明になったことで、警察が事情聴取のためにヘンリーの職場に現れる。ヘンリーはうろたえてしまい、今朝彼女を見たと供述してしまう。その夜、洋館で訪問者がドアをノックする。警察かと思われたが、ハロウィンの仮装をした子供であった。オードリーは帰るように説得するが、子供は洋館の様々な場所に現れ始め、彼女に襲いかかる。

その後、世にも恐ろしい姿の悪霊たちが洋館に姿を現し始める。老夫婦は自分たちが行った儀式に後悔の疑念を抱き始める。そして突如、警察が家に押し寄せてきて、ベッカーの誘拐が発覚してしまう。警察はオードリーを取り押さえ、ヘンリーに跪かせる。しかし警察の女性は、悪霊の力によって自身の頭に弾丸を撃ち込み、自害してしまう。

友人のイアンは、儀式に使うことのできる書物を手に入れる。そしてイアンは書物の内容を彼らに翻訳し伝えた。イアンによれば、彼らが行った儀式は、孫を生き返せるものではなく、この世と死後の世界を繋ぐ門を開く悪魔サガットを召喚するためのものであった。

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』の結末・ラスト(ネタバレ)

門が開いてしまうと、地獄の幽霊たちが宿主を求めて這い出して来る。イアンは、ベッカーの体を生贄にすると死者が生き返ることができるという。そしてイアンが儀式を代わりにすることになる。翌日、結界をはり儀式の準備をする。ベッカーは、隙を見てガラスの破片を手に入れ隠し持つ。

儀式が始まり、イアンの様子が急変する。ベッカーは、タイミングを見計らいオードリーにガラスの破片を突き立てる。彼女を離す代わりに、手足を縛っていた手錠を外すように要求した。彼女は拘束から逃れることができたが、様子がおかしいイアンはオードリーを刺してしまう。

多くの悪霊が解き放たれ、刺されたオードリーは死亡し、ヘンリーは口から血を吹き出す。そしてイアンは悪霊に連れ去られた。ベッカーは洋館から脱出を試みるが、多くの悪霊に出くわす。やっとの思いで洋館から脱出し車を走らせたが、彼女は暗い道で妊婦が横切る姿を目にする。それを見たベッカーは何かを察し、自身のお腹の子供を確認する。それが意味するものとは・・・。

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

本作は単なる“悪魔召喚ホラー”かと思いきや、愛する孫を蘇らせたい老夫婦の悲痛な動機が物語に深みを加えている点が新鮮でした。悪魔崇拝が日常と並行して描かれるギャップも怖さを際立たせます。妊婦誘拐という背徳的な設定と、それに対する老夫婦の“悪意のない狂気”がリアルで、じわじわと精神を削ってきます。地味だけど上質なホラーです。(20代 男性)


ホラー好きとしては、この映画は“掘り出し物”でした。いわゆるジャンプスケア系ではなく、ジリジリと精神を侵されるタイプの不気味さが光っています。特に、召喚に失敗して出てくる“他の霊たち”のバリエーションと不気味さには脱帽。孫を取り戻すためにここまで狂ってしまう愛情の歪みが、恐怖と哀しみを同時に呼び起こす稀有な作品でした。(30代 女性)


正直タイトルでナメてたけど、めっちゃ怖かった…。悪魔崇拝がこんなに“普通の老夫婦”から始まるのが怖い。序盤の誘拐から中盤の儀式失敗までテンポがよく、視覚的なホラー演出も秀逸。途中から何が現実で何が霊の仕業なのか分からなくなる構成が不気味で、ラストも救いがなくて良かった!まさに現代型オカルトホラー。(20代 男性)


ホラーというより、悲劇として観てしまった作品。孫を失った夫婦が「悪魔と契約してまで取り戻したい」と思う気持ちは痛いほど伝わってくるし、その愛が暴走していく姿が逆に切ない。妊婦に取り憑いた死霊が次々と異形の霊を引き寄せる展開は怖かったけど、終始悲しみが滲んでいました。静かだけど強烈な余韻を残すホラーでした。(40代 女性)


悪魔召喚モノって大体どれも似てるけど、この映画は演出とキャラの魅せ方がとても上手い。特に老夫婦の“人の良さ”が余計に怖い。狂ってるのにどこか温かいという矛盾がゾクゾクしました。召喚後に出てくる死霊たちは、それぞれ恐怖の種類が違っていて、視覚的にも楽しめた。小規模ながらも非常に完成度の高い作品です。(30代 男性)


妊婦を監禁して悪魔の依代にしようとする展開は、女性としてはかなりきつかったです。ただ、その狂気を“祖父母の愛情”として描いているからこそ、余計にリアルで怖かった。特に中盤の“自動ドリルの霊”や“縄跳び幽霊”など、想像を超える怪異の見せ方が上手い。終盤の怒涛の悪霊パレードも緊張感MAXで満足度高かったです。(20代 女性)


開始早々から妊婦誘拐という衝撃展開で引き込まれました。老夫婦の語り口調が穏やかだからこそ、その行動の異常さが際立っていて、ジワジワと怖さが増していく感じがたまりません。ラストの“反転”もホラーらしいバッドエンドで好印象。B級感がありながらも、脚本と演出のバランスがとれた完成度の高いオカルト作品でした。(40代 男性)


ホラー耐性はある方だけど、この作品は久々に夢に出そうなレベルで怖かったです…。じっと見てくる幽霊や、異様な動きの幽霊が登場するシーンは心臓が止まりそうでした。悪魔崇拝が“儀式”ではなく“日常”として描かれるのもリアルで不気味。孫を想う気持ちが強すぎた故の悲劇としても切なく、ただの怖い映画では終わらない余韻が残りました。(30代 女性)


ホラーとしてのビジュアル演出と、物語としての“哀しみの暴走”が絶妙に融合していて、驚きました。中盤から登場する悪霊たちのバリエーションもユニークで、何度もゾッとさせられました。中でも自殺霊のループ描写は衝撃的。狂気の中にある“人間らしさ”が感じられる脚本も秀逸で、静かな傑作だと思います。もっと評価されてほしい映画。(50代 男性)


死者を蘇らせたい祖父母の行動が恐怖に変わっていく展開が本当に見事でした。愛情があればあるほど、罪深さも増していく。その“歪んだ愛”が生む地獄のような空間が怖くて美しい。ホラーでありながら、人間ドラマとしても心に刺さる。低予算映画とは思えない構成力で、エンディングまでしっかり惹きつけられました。(40代 女性)

映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ヘレディタリー/継承

この映画を一言で表すと?

家族に受け継がれる“見えない呪い”が、静かにすべてを狂わせていく。

どんな話?

祖母の死をきっかけに、グラハム家に次々と怪異が降りかかる。家族が抱える闇と秘密が徐々に明かされ、やがて取り返しのつかない悲劇と“継承された存在”が明らかになっていく…。恐怖と悲しみが交錯するホラー大作。

ここがおすすめ!

『悪魔館』と同様、家族の愛が“呪い”へと変わっていく様子が丁寧に描かれています。特に終盤の狂気的な展開は必見。サタン崇拝を裏テーマにした構成や、トニ・コレットの鬼気迫る演技も見逃せません。

ザ・ウィッチ

この映画を一言で表すと?

神と悪魔、信仰と孤独が交差する“本物の魔女映画”。

どんな話?

17世紀のニューイングランド。森のそばで暮らす一家に、赤ん坊の失踪を皮切りに奇妙な出来事が連続する。閉鎖された空間、宗教的束縛、そして“魔女の存在”が家族の精神を崩壊させていく…。

ここがおすすめ!

『悪魔館』と同じく、日常からじわじわと侵食してくる“信仰ホラー”。美しい自然描写と不穏な音響で構成される独特の雰囲気に圧倒されます。恐怖というより、“狂気と解放”に魅せられる人にぴったりの1本。

レリック-遺物-

この映画を一言で表すと?

老いと喪失を“ホラー”として描いた、心に刺さる異色作。

どんな話?

祖母が失踪し、彼女の家を訪れた母娘は、奇妙な現象と不可解な変化に直面する。家族の記憶、認知症、そして“存在の崩壊”を描いた、静かでありながら深い恐怖を持つゴシックホラー。

ここがおすすめ!

『悪魔館』と同じく“家族”というキーワードで進むストーリー。超常的な要素の裏にある感情の重さが際立ちます。怖いだけでなく、どこか哀しい余韻を残す、成熟したホラー体験を求める方におすすめです。

インシディアス

この映画を一言で表すと?

家のせいじゃない。狙われているのは“あの子”だ――。

どんな話?

引っ越した先で、息子が昏睡状態に陥った一家。次第に原因が“家ではなく息子自身”にあることが判明し、異界との接触が始まる。死霊たちが這い寄る戦慄のアストラル体験が展開される、スーパーナチュラルホラー。

ここがおすすめ!

『悪魔館』と同様に、“死者との交信”や“霊的な妨害”がストーリーの核。ジャンプスケアが多く、ビジュアル的な恐怖が強烈ながらも、物語には家族愛というテーマも通底しています。シリーズ化された人気作です。

ザ・オーメン(1976年)

この映画を一言で表すと?

生まれてはいけなかった――悪魔の子を育てた男の末路。

どんな話?

死産した我が子の代わりに、他人の赤子を引き取った外交官。しかしその子ども“ダミアン”の周囲では不可解な死が続発する。やがて彼が“悪魔の子”だという恐るべき真実が明らかになっていく…。

ここがおすすめ!

『悪魔館』と同じく、“悪魔の存在”と“子どもをめぐる選択”が物語の中心。重厚なストーリーテリングとクラシックなホラー演出で、今なお色あせない名作。悪魔映画の原点に触れるなら外せない一本です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

影山みほをフォローする
映画のネタバレあらすじ

みんなの感想・レビュー