この記事では、映画『フォース・プラネット』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『フォース・プラネット』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0029602
| 製作年 | 2016年 |
|---|---|
| 上映時間 | 90分 |
| ジャンル | SF |
| 監督 | マーク・イライジャ・ローゼンバーグ |
| キャスト | マーク・ストロング ルーク・ウィルソン サナ・レイサン アンデルシュ・ダニエルセン・リー |
| 製作国 | アメリカ |
映画『フォース・プラネット』の登場人物（キャスト）
- ウィリアム・スタナフォース（マーク・ストロング）
- 火星探査計画の宇宙船ゼファー号の船長。妻とは既に離婚しているが、過去結婚生活中も孤独を感じることがあった。地球では、砂漠の砂から水を作るという無謀な実験を行うが、見事成功する。
- スキニー（ルーク・ウィルソン）
- ヒューストンの基地で、宇宙船内のクルーとモニター越しに交信を行う。ウィリアムと親しい間柄。辛抱強い性格。
- マドックス（サナ・レイサン）
- 火星探査計画の宇宙船ボレアス号の女性船長。落ち着いた性格。
映画『フォース・プラネット』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『フォース・プラネット』のあらすじ【起】
ウィリアム・スタナフォース船長は、人類初の有人火星探査計画に挑む。彼はたった1人で、ゼファー号に乗り込んだ。火星までは270日かかり、燃料の関係で片道切符の旅となる。3週間後には、マドックス船長がボレアス号で後を追い、後の移住者のためベースキャンプを設営する予定だ。
宇宙船ゼファー号が発射されると、ウィリアムは遠くから地球を眺めた。地球からの交信係はスキニーだ。スキニーはウィリアム同様、この火星探査計画に長い月日を費やしてきた。宇宙船内でウィリアムは、植物を育てたり日記を綴ったりして過ごす。またトレーニングも欠かさなかった。
食糧や燃料など、水以外の物資はもう既に火星に届けてある。しかし水が足りない。そこでウィリアムは土を燃料として水を作る装置を自身で開発し、このミッションに挑んだのだ。ウィリアムは事前に、砂漠でこの装置の実験をした。宇宙船内の水生成装置は、日々着々と水を作りだしている。
しばらくすると、補給基地に着いた。
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映画『フォース・プラネット』のあらすじ【承】
ウィリアムは基地のクルーに、ゼファー号で育てた植物をプレゼントする。基地の中は荒れており、植物は枯れ、責任者のワーズリー船長はどんよりとしていた。出迎えてくれたクルーの方も、地球が恋しくて仕方がないようだ。彼はウィリアムに、引き返した方が良いとアドバイスする。ちょうどその時、マドックス船長のボレアス号の打ち上げが中継され、ウィリアムたちはそれを眺めた。
ゼファー号は基地を離れ、ウィリアムは再び1人になる。そしてワーズリー船長たちのことを思い出し、ナーバスになった。彼らが実験に失敗し、失望していたからだ。
ある日、ウィリアムは落下する夢を見た。
しばらくして、マドックスのボレアス号が航路を外れた。原因は、ジャイロセンサーの不調によるものだ。ウィリアムはマドックスとスキニーの通信に割り込み、マドックスにジャイロの修理方法を教える。スキニーは、エンジニアの許可なしに勝手なことをするなと警告するが、マドックスはウィリアムの教えた通りにやり、問題は解決した。
映画『フォース・プラネット』のあらすじ【転】
81日目、ウィリアムは水を生成する装置のバッテリーをショートさせてしまい、飲み水の半分が汚染した。本来ならこのことをスキニーに報告するべきだが、まだ黙っておくことにする。報告すれば、火星へのミッションは中止となるからだ。ウィリアムは少ない水で生活し、自力で装置を修理しようとした。
ウィリアムが最近頻繁に装置をいじっていることは、ヒューストンの基地にばれており、スキニーから「何か問題はないか」と聞かれる。しかしウィリアムは、ただのメンテナンスだと答え、問題を隠した。しかし何度挑戦しても、修理は上手くいかない。
マドックスのジャイロセンサーがやはり不調で、結局地球へ引き返すことになったと、スキニーから知らされる。スキニーが、お前は大丈夫か？と再度訊いてきたが、やはり水を作る装置のことは話さなかった。
次第に水がなくなり、ウィリアムは植物に着いた僅かな結露を集めて飲んだ。希望を持って修理に取り組むが、装置は直らない。火星に着くまでの飲み水は足りそうだった。しかし水が作れなければ、火星で死んでしまう。
映画『フォース・プラネット』の結末・ラスト（ネタバレ）
161日目、スキニーからの通信で、頼むから本当のことを話してくれと懇願される。船内は汚れ、ウィリアムの体力もダウンしていた。ウィリアムは遂に「ヘマをした」と事情を説明する。スキニーは、すぐに帰還するよう指示した。
ウィリアムは枯れた植物を眺めた。失望し、悔しさのあまり船に頭をぶつけ喚く。スキニーから帰還の段取りを聞かされるが、決して戻るわけにはいかないと思った。そこで地球からの遠隔操縦を切り、コースを外れた。
月日が経ち、無精ひげを生やしたウィリアムは、彷徨う宇宙船の中で何とか生き延びていた。地球からの通信電波も悪くなっていたが、ウィリアムを心配するスキニーは諦めずに話しかける。ウィリアムは何度もハッチを開け、自ら命を絶とうと考えた。
夢か幻か、火星が見えた。ウィリアムは宇宙服を着て、着陸船に乗り込む。火星に着陸すると、地球のヒューストン基地に報告するが、返事はない。ウィリアムは目的の火星の地を歩きながら、この星には生も死もないと感じる。そして、これが現実なのかどうかも分からないまま、彷徨いながら歩くのだった。
映画『フォース・プラネット』の感想・評価・レビュー
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映画『フォース・プラネット』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『フォース・プラネット』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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