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映画『荒馬と女』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『荒馬と女』の概要:離婚裁判を終えたばかりの美女・ロズリンは、ネバダ州リノの町でカウボーイのゲイと自動車修理師のグイドと出会う。彼らの自由な生き方に魅力を感じたロズリンは、ゲイと一緒に暮らすようになる。次第にカウボーイとして生きるゲイと、縛られずに生きたいロズリンは、お互いの価値観の違いからぶつかり合っていく。

映画『荒馬と女』の作品情報

荒馬と女

製作年:1961年
上映時間:124分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:ジョン・ヒューストン
キャスト:クラーク・ゲイブル、マリリン・モンロー、モンゴメリー・クリフト、イーライ・ウォラック etc

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映画『荒馬と女』の登場人物(キャスト)

ロズリン(マリリン・モンロー)
離婚したばかりの美女。会う男性を皆虜にしてしまうが、過去の経験から約束事をしないと決めている。そのため、どこか儚げで掴み所がない雰囲気をしている。
ゲイ(クラーク・ゲーブル)
カウボーイ。自分の自由な生き方を愛しており、変わることを許さない性格。ロズリンのことが一目見て好きになる。
グイド(イーライ・ウォラック)
自動車の修理師。ゲイとは古くからの友人。一緒に馬狩りをしてお金を稼いでいる。ロズリンを好きになる。
パース(モンゴメリー・クリフト)
ゲイ、グイドの友人。ゲイと同じくカウボーイで、ロデオ大会に出たり、馬狩りをしてお金を稼いでいる。彼もロズリンに恋をする。

映画『荒馬と女』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『荒馬と女』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『荒馬と女』のあらすじ【起】

ロズリンの離婚裁判の日。離婚を何度も経験してきたという、その土地のおばさんと仲良くなったロズリンは、彼女に付き添ってもらいながら裁判所へ向かう。

裁判所へ到着すると、離婚相手の男性が、ロズリンにもう一度やり直したいと言う。しかし、ロズリンは別れを選ぶのであった。そして裁判で、正式に離婚が成立する。

おばさんの車を修理した修理師のグイドは、ロズリンを一目見て夢中になってしまう。ロズリンは、裁判で勝ったが、心は負けていると思い、元気をなくす。そんなロズリンに、グイドとその友人でカウボーイのゲイが話しかける。ゲイもまたロズリンの美しさにすぐに惹かれる。ロズリン、おばさん、グイド、ゲイは、ロズリンの沈んだ気持ちをリフレッシュさせるため、グイドの自然の中にあるくつろげる家へ行くこととなる。

グイドの家に着くと、ロズリンはその居心地の良さに晴れた気持ちになる。そこで4人でワインを乾杯する。ロズリンのリクエストで、カーラジオをつけてダンスを踊ることになる。ロズリンはゲイと手を取り合って仲良くダンスを踊る。ダンスを楽しんだ後、ロズリンはお酒が回ってかなり酔っ払ってしまう。そこで、ゲイは彼女を町へ送り届けるため車に乗せて走るのだった。

車の中で、ゲイは悲しそうなロズリンに、もう少しここにいないかと提案する。そして、しばらくこの自然の中の家で二人は暮らすこととなる。

映画『荒馬と女』のあらすじ【承】

大自然の中の家で一晩を過ごしたロズリンとゲイ。ロズリンが目覚めると、ゲイは朝食を作って用意してくれていた。ロズリンは、そんなゲイの心遣いに嬉しくなる。そして、朝食を食べながら、ゲイは前の奥さんのことを話す。奥さんはゲイの従兄弟と不倫関係にあり、出て行ってしまったそうだ。そして彼には娘もいると言う。ゲイはまだ子供の娘をとても愛おしく思っているようで、彼女の話を嬉しそうに話す。それをロズリンも嬉しそうに聞く。

ゲイは、ロズリンと過ごすうちに、彼女とならずっと一緒にいたいと思い始める。そのことをロズリンに伝えるが、彼女はすぐに話を逸らしてしまう。ロズリンは、過去の経験から、約束することが怖くなってしまったのだ。

楽しく暮らすロズリンとゲイの元へ、グイドがやってくる。そして、一緒にロデオに行くこととなる。彼らの仲間のパースも途中で加わって、ロデオ大会が開かれる町へ向かう。

その町はとても賑わっており、ロズリンたちはロデオ大会が始まるまでバーで時間を過ごす。そこではボールゲームの賭け事が行われており、ロズリンも挑戦してみることとなる。そして、初めてにも関わらず、ロズリンは圧勝するのであった。

映画『荒馬と女』のあらすじ【転】

ロデオ大会が始まる。パースは暴れ馬に乗って大会に出場するが、馬から振り落とされて怪我をしてしまう。ロズリンはパースを心配して泣き叫ぶ。病院へ連れて行こうとするが、次は暴れ牛に乗ると言ってパースはロズリンの言うことを聞かない。ゲイとグイドも大会に出るのを止める様子はなし。そして、パースは暴れ牛に乗り、第二戦へ出場する。

第二戦では、またもパースは暴れ牛に振り落とされ、死にかける。ゲイがパースを引き上げたので、危機一髪牛から突進されずに済んだ。ロズリンは倒れたパースを見て気が狂いそうになる。そして心配で泣き続けた。その後、パースはなんとか無事に意識を取り戻す。ロズリンは一安心し、喜ぶ。

パースは自分のために泣いてくれたロズリンに惚れてしまう。ロズリン、ゲイ、グイド、パースはお酒を飲みにバーへ行く。そこでパースはロズリンを誘い出し、二人でゆっくりとお喋りを楽しむのであった。そこへ、急いでやってきたゲイがロズリンを連れて行く。なんと、ゲイの娘がそのバーへやってきたそうだ。ロズリンに会わせたいとワクワクするゲイだったが、彼女を呼びにいっている間に娘はいなくなってしまう。娘の名前を泣き叫びながら探し回るゲイは、ショックで倒れてしまう。

映画『荒馬と女』の結末・ラスト(ネタバレ)

ロデオ大会の翌日。ロズリン、ゲイ、グイド、パースは荒野へ馬を捕まえにいく。馬を捕まえて売ってお金を稼ぐのだ。ロズリンは、ロデオや競馬用に馬を売ると思っていたが、殺されてドッグフードとなることを知る。それに反対し、やめようと提案するロズリンだったが、ゲイたちは一向に言うことを聞かない。ロズリンは不貞腐れ、ゲイが彼女を慰める。ロズリンのことが本当に大切だと言うゲイに、自分への本気の想いを感じロズリンは機嫌を直す。

そしてその翌日、グイドは飛行機に乗って馬たちの群れを見つけ出し、その背後から追いかける。その馬たちの走る先で、ゲイとロズリン、パースは待つ。そして、やってきた馬たちをゲイとパースがロープで次々と捕まえて行く。

苦しみ、嫌がる馬を見て、またロズリンも苦しくなる。逃がしてほしいと提案するが、これがゲイたちカウボーイの生き方なのだと言われてしまう。ロズリンは、3人ともひどいと叫ぶ。

そんなロズリンを見て、パースは馬を逃し始める。ゲイは、逃がされた馬一頭と素手で戦って捕まえるが、ロズリンの目の前で紐を放つのであった。ゲイはパースに馬を全て放すように言い、ロズリンとともに家に帰ることを選ぶ。二人は車の中から、外を走る馬を見て微笑み、新しい人生を生きていこうと約束を交わす。

映画『荒馬と女』の感想・評価・レビュー

マリリン・モンローの儚げで、ある日逃げ出してしまいそうな掴み所のない雰囲気が、ストーリーにぴったりで魅力的だと感じた。そして、最終的には自分自身も変わるのだということを経験し、それを知ったことで、皆が前に進めたようだった点も良かった。素直に自分自身を認めたことで、それぞれの悩みや苦しみから解き放たれたのではないかと思う。(MIHOシネマ編集部)


世界的な名女優マリリン・モンロー。今でも女性の憧れ的な存在である彼女の遺作であるこの作品。本当に美しい女性。美しいだけでなく、可愛らしさや女性としての強さも兼ね揃えたこんな美女は、今後現れることは無いでしょう。
この作品を一言で表すと「西部劇」男たちの生き様を激しく、強く描いた作品です。胸を張って生きてきた時代が終わる時の気持ちってどんな感じなんでしょう。経験したことの無い状況に物凄く引き込まれました。(女性 30代)


わざと盛り上げようとしないでは、と思える作品。内容は面白かったですけども、ラストは靄の残るハッピーエンドで物足りなさがあります。登場人物はそれぞれ秀でたものがあるのに、目を逸らせない欠点があります。それが非常に焦れったく感じます。それでも、男の生き様や意地はかっこよく描かれています。

マリリン・モンローの美しさに驚かされた作品でもあります。顔は何となく知っていましたが、改めて見ると物凄いオーラですね。(男性 20代)

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