この記事では、映画『アルカディア 選ばれし者』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『アルカディア 選ばれし者』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0073697
製作年 | 2016年 |
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上映時間 | 89分 |
ジャンル | SF |
監督 | トム・ラージ |
キャスト | マーク・ベイリス トーマス・クームズ ジョセフ・ベイカー アリス・E・メイヤー アキー・コタベ |
製作国 | イギリス |
映画『アルカディア 選ばれし者』の登場人物(キャスト)
- チャーリー・ホワイトロー(マーク・ベイリス)
- セクター7の下級職員だった家族思いの男。GEPのプログラムに参加する。ジェイコブの部下。今回の任務を完遂すれば、アルカディアへの移住が保障される。
- アビゲイル(アデル・キーティング)
- チャーリーの妻。物静かで心優しい人物。病気で、アルカディアへの移住を希望している。
- グレイス(アリス・E・メイヤー)
- チャーリーの娘。
- アダム・ブラック(ジョゼフ・ベイカー)
- レベル1に住んでいる37歳の男性。GEPから目を付けられ、主要標的にされる。
- ジェイコブ・ハーロウ(アキー・コタベ)
- GEPの人物で、チャーリーの上司。自宅で情報を収集し、チャーリーに指示を出している。中央保安局のベンと親しい。
- エイドリアン・ライダー首相(ルーファス・ライト)
- 総理。アルカディアの住民。たびたびテレビに出ては、綺麗ごとを並べている。
- マリアンナ(ジリアン・マクレガー)
- フリーケアの創設メンバーだった女性。現在の消息は不明。政府が医療をコントロールしているのではないかと疑い、それを告発した。過去には「アダム・ブラック」と夫の名前を名乗っていた。
- ナイジェル・スチュワート(シメオン・ウィリス)
- ガーディアンプログラム(通称GEP)の代表。アルカディアの住民。選民思想を持っているが、意思は弱い。
映画『アルカディア 選ばれし者』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アルカディア 選ばれし者』のあらすじ【起】
人口が増え病気が蔓延したため、世の中は一変した。以前の政府が崩壊し、新しいシステムが生まれる。新政府は、裕福層の人々が住むアルカディアにあった。アルカディアでは病気になっても、130歳以上まで生きることができる。だがレベル1やセクター4などアルカディア以外の地域に住む一般人は、平均寿命が39歳であった。市民は政府から配布される薬を、半ば強制的に飲まされている。
アルカディアの市民権は、抽選で選ばれる。チャーリーとその妻アビゲイルは、今回も落選した。抽選の後ライダー首相は、ガーディアンプログラム(通称GEP)が開始されると発表する。GEPの代表スチュワートは、プログラムの任務を終えれば、家族皆でアルカディアへ移住できると説明した。
アビゲイルは病気である。チャーリーは妻や娘グレイスのことを考え、プログラムへの参加を希望する。体にはチップが埋め込まれた。担当者は、任務が数か月で終わると言った。
6年が経過した。チャーリーの任務はまだ終わっていない。アビゲイルは、既に病気で亡くなっていた。上司のジェイコブから電話があり、アダム・ブラックという中年男を保護して見張る任務が課せられた。
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映画『アルカディア 選ばれし者』のあらすじ【承】
チャーリーはアダムの自宅に侵入し、彼の身柄を拘束した。ジェイコブは、チャーリーの仕事ぶりを自宅から監視している。ジェイコブは、アダムがマリアンヌという女性の夫だという情報を得た。マリアンヌはフリーケアという団体の創設メンバーだった。
チャーリーがアダムの家を調べると、マリアンヌの演説するビデオが再生されている。彼女は「人々は政府にコントロールされ、薬物治療の奴隷になった」と主張する。マリアンヌは政府が配布される薬を止めれば、健康になれるという仮説を立てていた。よってアダムの目的は、妻の仮説の証明することだと予想される。
セクター4の地域センターで大規模なガス爆発が起こり、これがフリーケアによるテロだと分かる。また中央保安局のベンが、テロの首謀者として逮捕された。フリーケアのリーダーは顔を隠していた。
チャーリーは上司の指示通り、アダムに無理矢理薬を打ってしまった。ジェイコブから連絡が入った際、チャーリーはあのビデオの内容について言及する。
アダムの家に男が差し入れを持ってきた。ジェイコブがAIで男の声を分析すると、彼がローリーというGEPの元メンバーだと分かる。
映画『アルカディア 選ばれし者』のあらすじ【転】
ローリーのせいで、チャーリーがアダムの家に侵入したとフリーケアのメンバーに知られる。ジェイコブはチャーリーに、追加任務を課した。アダムを監視し生きたまま移送すれば、チャーリーには豪邸が用意される。
その頃GEPのスチュワートとその妻が、フリーケアのメンバーに拉致された。
チャーリーは再び、アダムの家の録画ビデオを見た。そしてアダムが3年間薬を飲んでおらず、いたって健康だと知る。チャーリーは電話で、ジェイコブにこのことを話した。
その直後ジェイコブの自宅は通信が切られ、家から出られなくなる。そこでジェイコブは、以前ベンから聞いていた番号に電話をかける。すると、スチュワートを監禁しているテロリストが電話に出た。ジェイコブはテロリストに事情を話し、通信を復活させてもらう。
チャーリーには首相から直接電話があり、アダムの血液を分析し免疫を高めた理由を探るから、彼を絶対テロリストに渡すなと言われた。
フリーケアのメンバーはスチュワートの手のチップに爆弾を仕掛け、首相の元へ戻ったら指輪を外し自爆しろと命令する。フリーケアの顔を隠していたリーダーは、マリアンヌだった。スチュワートは解放される。
映画『アルカディア 選ばれし者』の結末・ラスト(ネタバレ)
チャーリーとアダムを、政府の職員が迎えに来た。チャーリーはチップのせいで意識を失う。
チャーリーは、アルカディアの高級マンションで目を覚ます。ニュースでは、彼がブラック氏を保護したと報道された。チャーリーは、アルカディアに貢献したヒーローとして扱われる。グレイスとも電話で話した。
だが保護されたアダムの容態は急変し、緊急手術を受けていると報道された。ジェイコブはフリーケア側から、この事態を何とかしろと即される。そこで、これから首相と会うチャーリーに、アダムの件について尋ねろと言った。そしてテロリストと手を組み、首相の会談をオンラインでライブ配信する。
首相に会ったチャーリーは、最先端の治療を提供しているはずなのに、アダムのことはなぜ救えないのかと言及する。首相は「治療なんてないからだ」そう答えた。市民が毎日飲んでいる薬は、40歳で死ぬように作られていた。チャーリーは「数百万人の死を政策だと言うのか」とブチ切れる。そこへスチュワートが戻ってきた。彼は首相の目の前で指輪を外し、ビルは爆破された。
映画『アルカディア 選ばれし者』の感想・評価・レビュー
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映画『アルカディア 選ばれし者』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『アルカディア 選ばれし者』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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