映画『オキュペーション侵略』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『オキュペーション侵略』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『オキュペーション侵略』の作品情報
映画『オキュペーション侵略』の登場人物（キャスト）
映画『オキュペーション侵略』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『オキュペーション侵略』の感想・評価・レビュー
映画『オキュペーション侵略』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『オキュペーション侵略』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0038204

製作年	2018年
上映時間	119分
ジャンル	SF アクション
監督	ルーク・スパーク
キャスト	ダン・ユーイングテムエラ・モリソンステファニー・ジェイコブセンリアノン・フィッシュ
製作国	オーストラリア

映画『オキュペーション侵略』の登場人物（キャスト）

マット・シモンズ（ダン・ユーイング）: 地元のラグビー選手で元主将。伝説の選手だが、身体の不調により最近は試合に出ていない。バイパスの工事現場作業員をしている。
アメリア（ステファニー・ジェイコブセン）: マットの恋人。マーカスの姉。母ヘレンやマーカスとレストランを経営している。やや過干渉で気の強い女性。
ピーター（テムエラ・モリソン）: キャンピングカーで家族とオーストラリアの田舎町を旅行中。妻はジェニー。ベラの継父。サミュエルの父。7年間服役していた。出所してから1か月が経過。
マーカス（トリスタン・ゴー）: アメリアの弟。マットや姉から、子ども扱いされることが気に入らない。
ジャクソン（チャールズ・テリアー）: 地元ラグビーチームの主将。元主将のマットとは犬猿の仲。ヴァネッサの彼氏。
ヴァネッサ（リアノン・フィッシュ）: 研修中の看護師。恋人ジャクソンとの子供を妊娠中。穏やかで優しい性格。
ベラ（イジー・スティーヴンズ）: ピーターの継子。スマホ中毒の娘。キャンピングカーで家族と旅行中。
デニス（ザカリー・ギャレッド）: 絵を書くのが上手い若者。ホームレスで、地元警察から目をつけられている。
セス（フェリックス・ウィリアムソン）: 地元ラジオ局のDJ。
アーノルド（チャールズ・メジャー）: トラックで果物を運搬し、祭りの出店で売っていた。この町に55年以上住んでいる。30年以上前だが、予備兵時代に狙撃手としての経験をした。
デイヴィス少佐（アーロン・ジェフリー）: オーストラリア陸軍の少佐。情があり善良な人物。生き残った人々に「君たちは英雄だ」と言って励ます。
グラント大佐（ジャクリーン・マッケンジー）: オーストラリア陸軍の大佐。厳しいがタフで有能な女性。

映画『オキュペーション侵略』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『オキュペーション侵略』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『オキュペーション侵略』のあらすじ【起】

オーストリアの田舎町では、地元チームとクッカバラズの慈善試合が行われていた。町はちょっとしたお祭りムードで、出店が並んでいる。ここには家族で旅行中のピーターやベラもいる。

地元チームの主将ジャクソンは、試合前恋人ヴァネッサから子供が出来たと聞き、大喜びする。今回の試合には、地元チーム元主将のマットも参加していた。マットとジャクソンは犬猿の仲で、試合中も険悪なムードが漂う。

試合中、町の灯りが一斉に消えた。遠くで雷鳴のような音がして、未知の飛行物体が地上への爆撃を始める。会場は騒然となり、町の人たちはわけが分からないまま逃げた。見ると異星人が人々を銃撃している。マットの恋人アメリアは、母ヘレンとはぐれてしまった。

マット、アメリア、アメリアの弟マーカスは、ピーターの運転するキャンピングカーに乗り込んだ。車内にはピーターの義理の娘ベラやジャクソン、ヴァネッサ、ラジオ局のDJセスもいる。向うからはアーノルドのトラックがやって来た。トラックの荷台から、ホームレスのデニスも降りてくる。デニスの案内で一同は元製鉄所へ行き、そこで一晩過ごした。

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映画『オキュペーション侵略』のあらすじ【承】

翌朝、皆は空に浮かぶ巨大な宇宙船を見た。ピーターは妻子の心配をする。また彼は元ギャングで7年服役していたと、自分の過去を明かした。アーノルドは予備兵時代、狙撃手だった。

マットとアメリア、デニスは町へ偵察に行く。異星人は地上に拠点を作り、人々を捕らえていた。ヘレンは連行されたようである。

3人は元製鉄所へ戻り、このことを仲間に伝える。だが尾行されていたのか、異星人が製鉄所に入ってきた。マットやピーター、そしてヴァネッサの活躍により、1人の異星人を倒す。マットが異星人のマスクを取り被ってみると、彼らが自然や人間を区別して見ることができないと分かった。一同は敵の弱点を知り、町を取り戻すために戦おうと決意する。

この日から皆は山や森に罠を仕掛け、殺した異星人の武器を次々と獲得していった。そして遂に町の人々の救出に成功する。だが救出した人々の中に、ヘレンやピーターの妻子はいなかった。人々は元製鉄所付近にテントを張り、作業を分担して生活を維持する。

それから8か月が経過した。

映画『オキュペーション侵略』のあらすじ【転】

マットとアメリアは、異星人から逃げてきた女性クロエと出会う。クロエは異星人が人体実験をしていると言った。

アーノルド、ピーター、デニスの企てで異星人の拠点を1つ爆破した。アメリアは、愛する者を失った異星人が悲しむ姿を見る。

野営地へ戻ると、ジャクソンたちが異星人を椅子に縛り付けていた。マットが人体実験の話をすると、ピーターがカッとなり異星人を虐待した。

マットやジャクソンが町で物資の調達をしている間に、ヴァネッサが産気づいた。ジャクソンは知らせを聞くと、顔色を変え野営地へ急ぐ。嵐になり、異星人が町と野営地の両方を攻撃しはじめた。ピーターたちはヴァネッサを森へ移し、大雨の中、女の子を出産させる。残念ながら、ヴァネッサは出産直後に息を引き取った。出産に立ち会ったゾラは泣き叫ぶ。

町の方も惨敗で、マットが重傷を負う。間一髪のとき軍の戦車がマットらをようやく見つけ救助した。ヴァネッサの死を嘆き悲しむジャクソン。彼女以外にもセスが命を落とした。

人々は軍のキャンプに移動した。マックは意識が戻らないままだ。少佐はアメリアから工場に捕らわれた人々がいると聞き、グラント大佐に報告する。

映画『オキュペーション侵略』の結末・ラスト（ネタバレ）

大佐は作戦会議を開いた。異星人は工場で生物兵器を開発している。そこで少佐が工場の人質を救出し陽動しながら、大佐らが兵器の輸送先シドニーを攻めることになった。

アメリア、ゾラ、ピーター、マーカスが少佐を援護し、ジャクソンは基地に残った。少佐らが工場に近づいた頃、大佐は生物兵器がまだ町にあると気づく。話を聞いていたジャクソンは赤ん坊をアーノルドに任せ、マットを無理矢理起こして一緒に工場へ向かった。異星人は基地を攻撃しはじめる。

少佐部隊は工場の外にいる人質の開放を試みるが、敵は手強くアメリアが負傷した。マットとジャクソンは工場内に侵入し、ヘレンを含む人質を解放する。大佐が、援軍を率いてやってきた。少佐は指揮官の異星人を撃ち殺す。

マットは生物兵器を確保した。無線連絡すると、アメリアが驚いて応える。ジャクソンはマットに「娘を頼む」と言い残し、自らを犠牲にして異星人の基地を爆破させた。

ピーターとゾラは家族との再会を果たす。マットは生物兵器を少佐に渡した。アメリアは母やマットに抱きつく。宇宙の資源が枯渇し、異星人は住む場所を失っていた。人類は残された異星人との共存を目指すことにした。

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