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映画『片腕サイボーグ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『片腕サイボーグ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『片腕サイボーグ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0070554

製作年 1986年
上映時間 93分
ジャンル アクション
SF
監督 マーティン・ドルマン
キャスト ダニエル・グリーン
ジャネット・アグレン
ジョン・サクソン
クラウディオ・カッシネリ
製作国 イタリア

映画『片腕サイボーグ』の登場人物(キャスト)

パコ(ダニエル・グリーン)
環境汚染が進む近未来の世界で、自然環境の回復を訴える組織のリーダーを襲った男。襲撃後に逃走し、貸し部屋のあるダイナーを経営するリンダという女性と出会う。そしてアームレスリングの腕自慢が集うリンダの店で、腕相撲の勝負をすることになる。
リンダ(ジャネット・アグレン)
襲撃事件後に逃走したパコがたどりついた、貸し部屋つきのダイナーを経営する女性。突然やって来たパコに部屋を貸し、店に来るアームレスリングの腕自慢に挑発されるパコの味方をするようになる。
モラレス(ジョージ・イーストマン)
パコがたどり着いたリンダの経営するダイナーの常連客で、アームレスリングの腕に自慢を持つ男。逞しい体つきのパコを見て挑発し、腕相撲の勝負をするようけしかける。
ベッキー(フランク・ウォルデン)
パコの起こした襲撃事件を追う、FBIの捜査官。犯行に使われた凶器を知るためにパキンポア博士に助言を求め、素手で行った可能性があると聞き、犯人はサイボーグの可能性があると知ることになる。

映画『片腕サイボーグ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『片腕サイボーグ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『片腕サイボーグ』のあらすじ【起】

時は近未来、環境汚染の影響で感染症が広がる中、自然環境を取り戻そうと主張する組織のリーダー・モズリーは、盲目で車椅子に乗っていたが、その先鋭さから命を狙われる存在になっていた。

モズリーは部下と共にホテルの一室に事務所を構えていたが、そこにパコという男が現れる。パコはホテルに一週間前から部屋を借りていて、自室に戻ろうとしたところで、頭の中に謎の声が聞こえ始める。

謎の声はパコに「モズリーを殺せ」と命じていて、パコはその声に導かれるようにしてモズリーの事務所へ行くと、部下を素手でなぎ倒し、モズリーの体にも素手の先を突き立てる。

そこに警察が駆け付けると、パコは窓から脱出して裏道にあるマンホールの中に身を投じる。警察は、マンホールの中に高圧電流が流れているとわかり逃げきれないと考えるが、パコは電流の中をくぐり抜けて再び地上へ出る。

その後パコは用意していた車に乗り逃走、途中で中古車屋に立ちよって車を乗り変えるものの、中古車は途中でエンストしてしまい、パコは車を崖下に投棄して歩き始める。

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映画『片腕サイボーグ』のあらすじ【承】

やがてパコは貸し部屋のあるダイナーにたどり着き、女性店長のリンダに部屋を借りたいと告げる。リンダが逞しいパコの体つきを見て、裏にある薪を割ってくれたら部屋を貸してもいいと条件を付けると、パコは積み重なった薪の山を数時間で割ってしまう。

その頃、KSDという企業に雇われた刺客がパコの行方を追っていた。刺客はアルスターという科学者の研究所を訪ねると、パコの行方を知りたいと詰問する。パコはアルスターの設計で、生物工学により作られたサイボーグだった。

KSDは環境汚染を生み出した企業で、自然環境を訴えるモズリーを邪魔者と考え、アルスターの生み出したパコにモズリーを殺すよう暗示を植え付けていた。しかしパコは直前で正気に戻り、モズリーは怪我をしたものの命は助かっていた。

パコの記憶がアリゾナにあると知った刺客は、アルスターを殺害してその場を去る。一方パコは、夜になるとアームレスリングの力自慢が集まるダイナーで、モラレスという男から因縁を付けられる。モラレスも仲間内では負けたことのない実力者だったが、パコに勝負を挑んで負けてしまう。

映画『片腕サイボーグ』のあらすじ【転】

すると翌日モラレスは、アームレスリングの地域王者であるブランコという男を連れて来る。パコはブランコと夜の7時に勝負をする約束を取り付けるが、その後子供を乗せた車が峡谷に落ちたという知らせが入り、パコは店にあったレッカー車で現場に駆け付ける。

しかしこれはモラレスが仕掛けたワナで、パコはレッカー車にワイヤーで繋がれたまま引きずられ、そのまま拘束される。モラレスたちが立ち去ったあと、パコは高い身体能力を発揮して拘束を解くと、ブランコとの勝負に挑み、勝利を勝ち取る。

同じ頃、モズリーを襲った犯人を追っていたFBI捜査官のベッキーは、女性科学者のペキンポアに凶器を調べてもらった結果、犯人は素手でモズリーを襲った可能性があることを知る。

パキンポアは素手でこんなことが出来るのはサイボーグかもしれないと推察し、生物工学の第一人者であるアルスターの名前を挙げる。ベッキーはアルスターも殺害されたと知り、アルスターがKSDの配下で働いていたことで、KSDの関与を疑い始める。

映画『片腕サイボーグ』の結末・ラスト(ネタバレ)

そしてKSDは別のサイボーグ女をカップルに見せかけ、ダイナーに差し向ける。パコは傷つきながらもサイボーグ女を打ち倒し、リンダと共にダイナーを逃げ出す。そこでモラレスの乗ったトラックに追い詰められるが、パコはモラレスを殺害し、リンダをなんとか逃がそうと考える。

そこにブランコのトラックがやって来て、リンダを乗せて逃げようとするものの、追って来たヘリに撃墜されてしまう。リンダが死んだと思ったパコは、廃墟の建物に立てこもり、追って来たKSDの刺客や社長を殺害する。

すると廃墟前にベッキーとパキンポアが駆け付け、トラックから飛び降りて助かっていたリンダを連れて来る。リンダは廃墟に入ってパコを説得しようと試みるが、パコは傷ついた額の傷を指差し、その中に電子回路があるのをリンダに見せる。

自分は体をサイボーグ化されただけでなく、頭の中も機械になってしまったのだというパコを前にして、リンダは何も言い返すことが出来ず、じっと立ち尽くすのだった。

映画『片腕サイボーグ』の感想・評価・レビュー

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映画『片腕サイボーグ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『片腕サイボーグ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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