映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』の作品情報
映画『エクソシスター悪夢の夜明け』の登場人物（キャスト）
映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『エクソシスター悪夢の夜明け』の感想・評価・レビュー
映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』の作品情報

出典：https://www.fami-geki.com/vod/movie-exosister/

製作年	2019年
上映時間	90分
ジャンル	ホラー
監督	ブランドン・スレイグル
キャスト	ジョナサン・ベネットステイシー・ダッシュデヴァニー・ピンテイラー・グラブス
製作国	アメリカ

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』の登場人物（キャスト）

ローズ（成人時：デヴァニー・ピン /幼少時：テイラー・グラブス）: 幼少時に、戦争から帰って来て精神を病んだ父親が家族を殺害し、1人だけ生き残ったため修道院に預けられた女性。大人になってからは、生涯を修道院に捧げる誓いをすべきかどうか悩んでいたが、身辺で異変が起き始める。
エラ（ステイシー・ダッシュ）: ローズと同じ修道院にいるシスター。生涯を修道院に捧げるべきか悩んでいるローズとは逆に、誓いを立てる決心をしている。身辺で異変が起き、体調の悪いローズを修道院長と共に心配する。
ジェレマイア（ライアン・カイザー）: ローズと同じ修道院にいる、若き神父。身辺で異変が起きるローズに、「その異変は君が原因なのか、この場所が原因なのかが問題だ」と、意味ありげに告げる。
ヘンリー神父（アンドリュー・E・ウィーラー）: ローズがいる修道院にやって来た神父。悪魔祓いの専門家で、ローズや修道院内で起きている異変が悪魔によるものではないかと考えた修道院長から相談を受け、その原因を調査する。

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のあらすじ【起】

時は1922年、アメリカのペンシルバニア州で。10代の少女・ローズは両親や兄弟と共に農家を営む家で暮していたが、第一次大戦から戻った父親は心を病んでいて、乱暴な素振りに家族は怯えていた。

そしてある夜父親は、戦場で死んだ友人の幻覚を見て、妻や子供たちを敵兵だと勘違いして次々に殴り殺してしまう。駆け付けた祖父の助けで1人だけ生き残ったローズは、その祖父も殺害されたことで他に身寄りもなく、修道院に引き取られることになる。

修道院での生活を始めたローズだったが、助けてくれた祖父からもらったお守りを大切に保管していた。それは農家をしていた叔父が「土が多くのものを教えてくれる」と語っていた、キリスト教とは異なる土着性の宗教のシンボルだった。

それから10年後、美しい女性に成長したローズは、生涯を修道院に捧げる終生誓願を行なうべきかどうかを悩んでいた。修道院仲間で年の近いエラは、自分は終生誓願をする予定だとローズに語る。

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映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のあらすじ【承】

そんな折、ローズの身辺に徐々に異変が起き始める。夜中になると時を刻む時計のような音がチクタクと大きく鳴り響き、朝目覚めると、自分の手が冷え切っていることに気付く。

修道院長やエラは、ローズの手が冷たいのは体調のせいではないかと考え、医者に診てもらった方がいいと助言するが、ローズは体調のせいではないと主張する。そしてローズは修道院にいるセオドア神父に、頻繁に告解をするようになる。

セオドア神父は不安を覚えるローズに、過去の事件が今も尾を引いていて、過去を受け入れることが大事だと語る。ローズは父親が家族を殺したという過去を神父には告解で打ち明けていたが、修道院長や他のシスターには話していなかった。

修道院に勤める若い神父・ジェレマイアは、そんなローズの動向を伺い、「君に起きている異変は君自身が原因なのか、この場所が原因なのかが問題だ」と意味ありげにローズに告げる。

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』のあらすじ【転】

そんな中ローズは、日々起こることを日記に書き、例え自分の精神がおかしくなっても日記を見返せば正気が保てるようにと努力する。しかしローズに起きる異変はますます酷くなり、物影から伸びる黒い手を見たり、自分がベッドに縛り付けられ、悪魔祓いを受けている悪夢を見るようになっていく。

更にローズは、讃美歌を歌っている最中に突然絶叫するなどの行為が見られ始め、明らかに異常な事態が起きていると察した修道院長はセオドア神父と相談し、悪魔祓いの専門家であるヘンリー神父を修道院に招くことにする。

修道院長はやって来たヘンリー神父に、ねじ曲がった十字架を見せる。それはローズに異変が起き始めてから、修道院の各所に置かれていたものだという。金属製の十字架をもの凄い力で捻じ曲げたような状態を見て、ヘンリー神父も何かよくないことが起きていると実感する。

ローズは異常事態に耐えられなくなり、再びセオドア神父に告解をするが、胸の内から「そいつを殺せ」という声が聞こえて来て、ローズは祖父からもらったお守りの先で神父を刺してしまう。

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』の結末・ラスト（ネタバレ）

告解の部屋を飛び出したローズは、祖父のお守りを持って祈りを捧げるが、そこに現れたジェレマイアは「それは異教徒のものだ」と断定する。そして更に、ヘンリーはローズが修道院に来た頃からローズを知っていて、その身に悪魔が宿っている兆候を見ていたという。

ローズは夢で見ていたようにベッドに縛り付けられ、ヘンリーによる悪魔祓いが始まる。ローズは自分が書いていた日記を見せてくれと懇願するが、ジェレマイアがボロボロになった日記帳を開くと、そこには悪魔の紋章や呪いの文字が書き連ねてあった。

実はローズが現実だと思っていた修道院での生活が幻覚で、ローズはここに来てからずっとヘンリーによる悪魔祓いを受けていたのだ。ローズは強靭な力を発揮してヘンリーを殺害すると、ジェレマイアを窓から突き落とす。そしてローズは修道院に火を点け、自分も炎の中に身を投じる。

その後、死んだと思われていたジェレマイアは、ロングアイランドのアミティヴィルという地に赴任する。ジェレマイアは悪魔の手先となり、アミティヴィルで起きた一家惨殺事件を引き起こすきっかけになったのだった。

映画『エクソシスター悪夢の夜明け』の感想・評価・レビュー

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