映画『B型の彼氏』の概要:2004年製作の韓国ラブコメディ映画。マイペースで自由奔放なB型の男と繊細で小心者のA型女との恋模様を描いたドタバタラブコメ劇である。主演のイ・ドンゴンがはまり役と人気。
映画『B型の彼氏』 作品情報
- 製作年:2005年
- 上映時間:98分
- ジャンル:ラブストーリー
- 監督:チェ・ソグォン
- キャスト:イ・ドンゴン、ハン・ジヘ、シン・イ、チョン・リョウォン etc
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映画『B型の彼氏』 評価
- 点数:70点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『B型の彼氏』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『B型の彼氏』のあらすじを紹介します。
見た目と形にこだわるB型のヨンビン(イ・ドンゴン)。
彼は大学生でありながら起業してしまうという頭脳を持ちながらも、金銭面にはせこくケチケチだった。
そして彼の行動は周囲を驚かせる奇想天外なものが多く、変わり者として扱われていた。
そんなヨンビンはある時、街で1人の女性ハミとぶつかり、携帯電話を落としてしまい車にひかれ壊れてしまう。
しかし相手の女性も同じ携帯であり、実はそれは彼女の携帯だったのだ。
このことがきっかけでハミはヨンビンを運命の相手だと思い込む。
しかしヨンビンがマイペースで変わり者のB型男であることから、周囲から交際を止められるハミ。
彼女は悩むもヨンビンの自由さにどんどん夢中になっていく。
ヨンビンの女性問題もでてくるも、やっぱり忘れられない。
そんなある日、決定的に許せない事態に遭遇。
このことで彼女はヨンビンから離れる覚悟をした。
そうなってはじめてハミの大切さを実感したヨンビン。
その後、ネットカフェでハミとヨンビンの恋模様をモデルにしたアニメを見つけたハミ。
大事に思っていてくれたのだと、すぐにヨンビンに会いにいった。
彼は事業の成功パーティーの真っ最中、しかしその事業とは2人のそのアニメをヒットさせていたのだ。
これにも怒り心頭のハミ。
怒って帰るハミをおいかけるヨンビン、ここで初めてヨンビンの本当の気持ちが伝わる。
久しぶりにデートをする2人。
遅刻しているのはハミ、今度はヨンビンが彼女を待ち続けていたのだ。
映画『B型の彼氏』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『B型の彼氏』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
酷く誇張されたB型像
この作品の最大の見所はなんといってもB型男の性格の酷さであろう。
おもしろおかしく、というのを既に越えやりすぎである。
本物のB 型の人が見たら面白いと思うのか、頭に来るのかはわからないがこのせいで益々B型男が嫌になったという話は良く聞く。
映画のためとわかってはいるものの、酷く誇張された作品であるためこの映画にうまくはまる人は楽しく最後まで見ることができるであろう。
イ・ドンゴンの安定した演技力
この作品の主役B型男を演じるイ・ドンゴンは、初代の韓流人気俳優組の次世代の俳優だ。
くりっとした目に愛嬌ある笑顔、ときたまみせる何を考えているのかわからない意味深な表情は年齢問わず好まれる。
意地悪で気の強い役が多かったりする彼だが、本作品では全く想像のつかない不可解な行動をするB型の男を見事に演じきりその理不尽な雰囲気をコミカルに表現している。
全体的には二枚目を演じるイ・ドンゴンの新境地とも言える演技に大注目の作品である。
見ても見なくても良い映画
ラブコメそのものがある意味見ても見なくても良い映画のジャンルに入ってしまうであろうが、本作品は見事にただの娯楽作品である。
特に深い内容は全くなく、血液型別のあるある定義をコメディタッチで無理矢理人気俳優を使って いる感は否めない。
しかしながら世界的に話題になれる血液型、しかもB型の話は良い意味でどうでも良い話として気楽にみることができる。
休日やすることがない暇潰しにはもってこい、しかも最後はそう言いながらもハッピーになれちゃう作りだから得をする。
映画『B型の彼氏』 まとめ
韓国映画の良さを存分に使ってみた作品である。
人気俳優で女性客をターゲットにしている感じが満々だが、それはそれで韓国らしいのだ。
またラブコメも全く内容が無く、笑いながらなんとなく見終わってしまう軽い風味のストーリーもまた韓国らしい。
つまるところ、韓国映画は女性に人気なものをどんな形でも作り上げれば成功なのだ。
わかっていながらもまた韓国映画を観たくなり、まんまと術中にはまってしまうのがくやしいが映画なんえ本来娯楽作品。
こんな軽く見ることができる映画が実は醍醐味なのかもしれない。
なにも考えず頭と体を使わずに楽しめるものが見たいならオススメである。
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