この記事では、映画『生き残るための3つの取引』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『生き残るための3つの取引』の作品情報
出典：https://www-video-lp.unext.jp/title/SID0021100
| 製作年 | 2010年 |
|---|---|
| 上映時間 | 119分 |
| ジャンル | ドラマ スリラー クライム |
| 監督 | リュ・スンワン |
| キャスト | ファン・ジョンミン リュ・スンボム ユ・ヘジン チョン・ホジン マ・ドンソク |
| 製作国 | 韓国 |
映画『生き残るための3つの取引』の登場人物（キャスト）
- チェ・チョルギ（ファン・ジョンミン）
- 警視庁広域捜査班の刑事。警察大学を出ていないため本来は出世ルートから外れる存在。真面目で男気あふれる人物だが、出世のため正義感が歪んでいく。
- チュ・ヤン（リュ・スンボム）
- 検察の検事。権力者からの賄賂を受け取るなど、権力に懐柔している。チョルギとチャン・ソックの関係に疑問を持ち、事情を調べ始める。
- チャン・ソック（ユ・ヘジン）
- 建設業界の大物。ヤクザ上がりで黒い噂が絶えない。荒々しい性格の人物。
映画『生き残るための3つの取引』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『生き残るための3つの取引』のあらすじ【起】
少女キム・ナリの死体が発見された。キム大統領は演説でこの残忍な事件の犯人を早く捕まえるよう話した。ユ・ミンチョルを犯人として刑事たちが追い詰めるが、彼は犯人ではないと言い拳銃を向けると、一人の刑事が発砲しミンチョルは射殺された。
長官に「犯人を生きたまま逮捕しないと大統領に顔向けできない」と恫喝されたカン局長は、警察大学を出ていないにも関わらず出世を続けるチョルギ刑事に目をつけた。警察大学卒業生がエリートとして優遇される韓国で、彼らは汚職に関係しそうな犯罪に携わるのを嫌がった。
チョルギ刑事は金の力でのし上がったテギョングループのキム会長を逮捕した刑事として有名だったが、妹の夫はヤクザ上がりの建設界の大物であるチャン・ソックからチョルギの名を使って金を受け取っていた。カン局長はこれを脅しに使用し、犯人をでっち上げて逮捕し、キム会長の事件から手を引くように命じた。
真面目なチョルギは、身内の不祥事をもみ消してくれると聞いてこの話を受け、義弟に関わっているチャン・ソックを利用することを考えた。
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映画『生き残るための3つの取引』のあらすじ【承】
警察大学卒業生と一般警察官による揉め事が起こっている中、チョルギは広域捜査班の班長として警察大学を卒業していない部下と働いていた。特捜班の班長に任命されたチョルギが目をつけたのは、過去に少女をレイプしている前科者イ・ドンソクだった。
検察のチュ検事は、釈放されたキム会長から金品を受け取り裁判を優位に進めようとしていた。キム会長から「逮捕されたためビルの入札に参加できず、チャン・ソックに買われてしまったが、チャン・ソックを追っていたチョルギが手を引いている」と聞き、チュ検事は部下にチョルギの身辺を調べさせた。
チョルギはチャン・ソックに会い、殺人の犯人を仕立てるよう告げた。話に乗ったチャン・ソックは借金をしていたイ・ドンソクを拘束すると、拷問をして大金を振り込む代わりに犯人になるよう脅した。
ドンソクはそれを断るが、精神障害にすれば死刑にはならないと説得し、チョルギがドンソクを逮捕した。この逮捕はテレビでも大々的に報じられ、局長や長官も喜んだ。
映画『生き残るための3つの取引』のあらすじ【転】
ある日キム会長とチュ検事がゴルフをしている際、キム会長が何者かによって刺殺された。これはチャン・ソックが仕組んだもので、チュ検事に二人がゴルフをしている写真が送られた。
イ・ドンソク事件の担当に任命されたチュ検事は、チョルギに会うとなぜチャン・ソックの捜査をやめたのか尋ねた。チョルギは立件できる証拠がなかったと答えた。警察では、ドンソクに罪を認めるよういに話す警官に対して、ドンソクは「チャン・ソックの話と違う」と暴れ出していた。
チョルギとチャン・ソックに何かあると感じたチュ検事は、検事部長に再捜査の申請をした。大統領が関わっているため激怒した検事部長はチュ検事を追い出したが、チュ検事は高級腕時計でキム記者を脅し、疑惑の逮捕について記事を掲載させた。
後日ドンソクの自殺がし、チュ検事は刑務所でキム会長を殺した男を見つけた。チョルギはチュ検事を料亭へ呼び出し、今までのことを謝ると二人は酒を交わした。その後、チョルギはドンソクの死体を確認すると、彼の妻と子供に会った。
映画『生き残るための3つの取引』の結末・ラスト（ネタバレ）
チャン・ソックはチョルギに電話で、建設中の建物に行政が文句をつけているので何とかしろと話した。二人は工事中のビルで会った後、チャン・ソックが乗ったエレベーターが落下し彼は死亡した。ビルの下にはキム記者が待ち構えていた。
キム記者がこれまでの陰謀の証拠を見せると、チョルギはキム記者に銃口を向けた。チョルギを心配していた部下が止めに入るも、キム記者は銃弾に倒れ、部下と揉み合いの末チョルギの銃が暴発し部下も死亡した。二人の死体に偽装工作をしてチョルギが去ると、部下の死は組織犯罪のトラブルであると報道された。彼の葬式の日、チョルギは警視へ昇進を果たした。
同じ頃キム・ナリの死体解剖が行われ、イ・ドンソクのDNAが見つかり犯人と断定された。ドンソクは真犯人だった。行方をくらましていたチャン・ソックの運転手が見つかると、彼はチョルギが偽装工作している動画を持っていた。チョルギは運転手に撃たれ、車から降りたところを自身の部下に撥ねられた。チョルギの死亡は組織の人間の恨みによる殺人だと報道されるのだった。
映画『生き残るための3つの取引』の感想・評価・レビュー
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映画『生き残るための3つの取引』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『生き残るための3つの取引』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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