この記事では、映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0051080
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 128分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ サスペンス アドベンチャー |
監督 | ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ |
キャスト | フリードリヒ・ミュッケ カロリーヌ・シュッヘ デヴィッド・クロス アリシア・フォン・リットベルク |
製作国 | ドイツ |
映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』の登場人物(キャスト)
- ペーター・シュトレルツィク(フリードリヒ・ミュッケ)
- 東ドイツに住んでいる男性。冷戦下の東ドイツの惨状に悲嘆し、西ドイツへの亡命を計画している。計画を諦めずに執念深さを持つ。
- フランク・シュトレルツィク(ヨナス・ホルデンリーダー)
- ペーターの長男。ペーターと共に計画を進めていくが、憧れの女の子との交際も諦めきれない。
- ギュンター・ヴェッツェル(ダフィット・クロス)
- ペーターと同じ町に住む男性。ペーターと共に亡命計画を立てるが、現実主義な側面も持つ。
映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』のあらすじ【起】
東西冷戦中の東ドイツでは、10年余りの間に4万人近くの人々が西ドイツへ亡命しようとしていたが、失敗も多く命を落とす者もあった。亡命者は裏切り者として弾圧されていた。
東ドイツのある町に住んでいる電気技師のペーター一家と友人のギュンター一家は国家に仕える姿勢を見せる裏で西ドイツへの亡命計画を立てていた。二人は極秘に熱気球を製作し、2家族の8人で亡命しようとしていたが、決行の直前に8人乗るのは熱気球が小さいとギュンターが言い出した。すると、ペーターはそれなら自分の家族だけで熱気球に乗ると言い出した。
その日の夜、ペーター一家は上空に飛び立ったが、高度を上げていた熱気球は途中でガス管が凍結してしまい、落下し始めてしまった。熱気球は国境のすぐ手前で墜落してしまった。
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映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』のあらすじ【承】
怪我もなかったペーター一家は、秘密警察シュタージの目からなんとか逃げて家に帰った。シュタージの捜索隊は、熱気球が墜落した場所を調べ始め、熱気球の持ち主を調べ上げると決意していた。
ペーター一家は通常通りの生活を送っていたが、脱出は諦めていなかった。長男のフランクがアメリカ大使館を頼ることを提案したが、妻のドリスは熱気球の墜落現場に自分の薬を置きっぱなしにしていた。ドリスは過去に兄が収監されており、家族で亡命したいという強い思いを抱えていた。
シュタージの捜査隊は、熱気球の材料や入手ルート、薬を処方した薬局など捜査を進めていた。ペーター一家は家族旅行という名目でベルリンを訪れ、アメリカ大使館に行こうとしたものの、シュタージの監視が厳しく失敗に終わった。フランクはペーターにもう一度熱気球を作ることを提案した。
映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』のあらすじ【転】
熱気球の墜落原因を調べ始めたペーター一家は、もっと丈夫で大きな気球を作ることにした。しかし布業者を訪れるとペーターは嫌な予感がし、何も購入せず帰った。その布業者にはシュタージの手が迫っており、布を買おうとした人物の捜査が始まった。
ギュンターは6週間後に徴兵されることになっており、それを知ったペーターはギュンターに、熱気球を6週間以内に作成し次こそ亡命することを約束した。二人はシュタージの目を盗んで材料を必死に集めていた。フランクは好意を寄せていた女の子とのデートを楽しむが、ペーターは女の子の父がシュタージで働いていることを理由に交際に反対した。
フランクはガス管が凍結しない方法を考え、それを基にペーターは新しいガスバーナーを開発した。シュタージはペーターとギュンターに迫りつつあった。
映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』の結末・ラスト(ネタバレ)
ある日ペーターは、熱気球の飛行に良い北風が吹く日があることを知り、計画を前倒しにした。フランクは女の子に一緒に来ることを説得したが、彼女はシュタージがもう近くまで迫っていることを話した。
その日の夜、捜査隊はペーターの家にやってきたが、家には既に誰もいなかった。捜査隊は道路の封鎖を指示し、ヘリコプターを要請した。8人は街を脱出し熱気球から飛び立つことに成功したが、トラブルによって早々にガスを使い切り、熱気球は森に不時着してしまった。
捜索隊は国境付近を捜索したが彼らを見つけることはできなかった。森を歩いていたペーターとギュンターは、偶然居合わせた警察官にそこが西ドイツであると言われ、亡命が成功したことを喜んだのだった。
それから10年後、ベルリンの壁が崩壊した。ペーターとドリスはそのニュースを涙を流しながら見ていた。ギュンターは飛行士になっており、妻と共に自分の両親を迎えに行くのだった。
映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』の感想・評価・レビュー
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映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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