12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『ベイウォッチ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ベイウォッチ』の概要:水難監視救助隊「ベイウォッチ」は、ビーチで人命救助活動を行っていた。そんなチームの元に、プライドが高い水泳の元金メダリストのマットがやってくる。副隊長のミッチはマットの指導を行いながら、ビーチで発見したドラッグの調査に乗り出した。

映画『ベイウォッチ』の作品情報

ベイウォッチ

製作年:2017年
上映時間:116分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:セス・ゴードン
キャスト:ドウェイン・ジョンソン、ザック・エフロン、アレクサンドラ・ダダリオ、デヴィッド・ハッセルホフ etc

映画『ベイウォッチ』の登場人物(キャスト)

ミッチ・ブキャナン(ドウェイン・ジョンソン)
水難監視救助隊「ベイウォッチ」の副隊長。多くの人を救助しており、周囲から慕われている。
マット・ブロディ(ザック・エフロン)
水泳の元金メダリスト。プライドが高く、自信家。個人プレーが得意で、チームで仲良くするのが苦手。
ヴィクトリア・リーズ(プリヤンカー・チョープラー)
「ハントリー・クラブ」の新オーナー。裏で麻薬の売買を行っている。狡猾で冷酷であくどい人物。

映画『ベイウォッチ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ベイウォッチ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ベイウォッチ』のあらすじ【起】

ミッチ・ブキャナンは水難監視救助隊「ベイウォッチ」の副隊長として、ビーチで活動を行っていた。彼は多くの人を助けていたため、色んな人に慕われていた。ある日、テストなしでライフガードに採用されたマット・ブロディが現れる。ミッチは無条件の入隊を認めず、許可証を破いてテストを受けるよう指示した。マットは腹を立て水泳の元金メダリストであることを訴えるが、ミッチの考えは変わらなかった。

ミッチは上司であるソープ隊長に会いに行き、マットのことを聞かされる。マットがライフガードになったのは、司法取引に応じたからだった。ミッチは自分勝手なマットを受け入れることを嫌がった。ビーチでドラッグを見つけたことをソープに話し、新米では手に負えないと訴えた。それでも、ソープがマットを受け入れるよう言葉を重ねてきたため、ミッチはテストに合格すれば受け入れることを仕方なく承諾した。

「ベイウォッチ」の入隊テストが開催された。マットがテストを受けようとしなかったため、ミッチは上級コースで勝負しようと対決を挑んだ。プライドを刺激されたマットは、勝負を受けた。しかし、ミッチに負けてしまう。その時、子供達が高台から海に落ちる事故が起きた。マットは「ベイウォッチ」が出動したのを見て、自分も現場へと急いだ。子供達を救おうとするが、役には立たなかった。

映画『ベイウォッチ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『ベイウォッチ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『ベイウォッチ』のあらすじ【承】

ミッチはマットの未熟さを指摘しながらも、研修生になることを許可した。そこに、「ハントリー・クラブ」の新オーナーであるヴィクトリア・リーズが現れる。ヴィクトリアは近所の人に挨拶をするためのパーティーに、「ベイウォッチ」のメンバーを誘った。

マットはSNSを確認し、自分の悪口が書き込まれているのを見て落ち込んだ。泊まる宿もなく桟橋の下で休んでいると、「ベイウォッチ」のメンバーであるC.J.に見つかってしまう。マットはC.J.に案内され、ミッチの家に泊まることになった。

救助を求める無線連絡が入った。救助者は友達とボートで漂流し、辺り一面火の海だと述べた。ミッチは救助場所がどこか分かり、モーターボートに乗った。マットはどこに向かうのか分からないまま、ミッチの後ろに乗った。辿り着いた場所では、小型の船が燃えていた。ミッチは小型船から人々を救助し、マットは危険を冒して仲間に迷惑をかけてしまう。

救助した女性はドラッグを持っており、救助した男性(ロドリゲス市議)は亡くなった。ミッチは男性の死について詳しく調べたかったが、警官から現場を荒らすなと反発される。ミッチは仕方なく引き下がった。

マットは事件の捜査を警察に任せるべきだと思っていたが、ミッチ達はビーチを守るためにも調査を続ける気だった。ミッチはハントリー・クラブの前で拾ったドラッグと救助した女性が同じドラッグを持っていたことに目をつけ、皆でヴィクトリアに誘われたパーティーに行って調査を行うことにした。

ロドリゲス市議を殺したのはヴィクトリアの部下で、ヴィクトリアはミッチに目をつけられていることに気づいていた。ミッチは仲間のロニーにヴィクトリアの足止めを頼み、他の仲間と共に建物内を調査した。しかし、ドラッグを見つけることはできなかった。マットはミッチの指示を無視し、見張りをせずにお酒を飲んでいた。そして、ミッチと口論になってしまう。

映画『ベイウォッチ』のあらすじ【転】

マットはパーティーでの自分の行動を反省し、ミッチに謝罪した。ミッチは許し、マットを仲間として受け入れることにした。ロドリゲス市議の検視が終わったとの情報を掴んでいたため、ミッチ、マット、仲間のサマーは病院に忍び込んで遺体とカルテを確認した。それにより、火災が起きる前に誰かに殺されていたことが分かった。調査中に、ヴィクトリアの部下が現れた。ミッチ達が身を隠しながら行動を見ていると、部下がカルテを差し替えていた。

サマーは携帯でこっそり部下の様子を撮影した。しかし、マットが騒動を起こし、部下達にバレてしまう。携帯を奪われてしまったため、ミッチは急いで後を追いかけた。ミッチは犯人をボコボコにした。ミッチ達は警察を訪れロドリゲス市議の不審死について説明するが、警察やソープからはライフガードの仕事ではないと叱られる。しかも、携帯は壊されてしまっていたため、何も証拠がなかった。

ミッチとマットは調査を続け、ヴィクトリアが経営するレストランに侵入した。そこで、ドラッグを見つける。ミッチは警察に連絡を入れた。その時、ビーチで死体が発見されたと言われる。サメによる被害だった。ミッチは持ち場を放棄していたことを叱られ、クビを言い渡される。マットがミッチの後任に就くことになった。マットは力不足を実感していたが、ミッチに後のことを託される。

映画『ベイウォッチ』の結末・ラスト(ネタバレ)

マットはビーチを監視する傍ら、事件の調査も行っていた。警察の調書を盗み、サメに襲われた遺体の写真を確認した。傷跡を確認すると、刃物によってつけられた傷に酷似していた。しかも、遺体がロニーの友人のデイヴであることが判明する。デイヴは「ハントリー・クラブ」でヴィクトリアと一緒に仕事を行っていた。

マット達の調査の結果、「ハントリー・クラブ」が巨大な麻薬密売窓口であることが判明する。そして、ヴィクトリアの本当の狙いが不動産で、湾全体を私有化しようとしていることが分かった。地域の政治家を買収し、事業主を脅して土地を譲り受けていた。チェンという人物だけが土地の譲渡を拒否していた。しかも、チェンはここ数日行方不明になっていた。マットはチェンとドラッグを見つけるため、「ベイウォッチ」の仲間と共にヴィクトリアの船上パーティーに乗り込むことにした。

マットは船の下に隠されているドラッグを見つけ、サマーはミッチに無線で連絡した。残りの仲間達は捕まっているチェンを見つけ救出する。しかし、マットが敵に見つかり、捕まってしまう。ヴィクトリアはマットに、ソープを買収して副隊長に任命するよう指示したことを明かした。

マットは籠に入れて海に沈められる。意識が朦朧とする中、ミッチが現れ助けられる。ロニー達はヴィクトリアの逃走を阻止した。そして、ミッチは花火を使ってヴィクトリアを攻撃して吹っ飛ばした。事件は解決し、ミッチ達は警察と和解した。マットは駆けつけたソープを殴りつけた。ミッチは復職し、マットは研修生を卒業して正式に入隊することになった。そして、新しい隊長が配属された。

映画『ベイウォッチ』の感想・評価・レビュー

最初は反発し合っていたミッチとマットが、最終的には仲良くなっていたところが良かった。自信家で嫌な性格だったマットが、最終的にはチームの皆と仲良くなり助け合えていたところは感動した。マットが女装をするなど、物語の随所で驚くようなギャグが盛り込まれていたのが楽しかった。最後、ヴィクトリアが花火で吹っ飛ばされたところは度肝を抜かされた。笑いだけでなくストーリーもきちんとあったため、全体的におもしろい作品だと思った。(MIHOシネマ編集部)

みんなの感想・レビュー