この記事では、映画『ウクライナ・クライシス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ウクライナ・クライシス』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0052448
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 120分 |
ジャンル | アクション 戦争 |
監督 | イバン・ティムチェンコ |
キャスト | タラス・コスタンチュク オレフ・ドラチ オレクサンドル・マヴリッツ オレグ・ドラッグ |
製作国 | ウクライナ |
映画『ウクライナ・クライシス』の登場人物(キャスト)
- ビシュート(タラス・コスタンチュク)
- ドンバス大隊の小隊長。戦場でも常に冷静で、優れたリーダーシップを発揮する。
- クエンティン(ルスラン・ソキルニク)
- ドンバス大隊の兵士。気さくな性格だが、感情に任せて行動する癖がある。
- スキフ(オレフ・ドラチ)
- ドンバス大隊の小隊長。真面目な性格で、常に部下の兵士たちのことを考えている。
- シュルツ(オレクサンドル・マヴリッツ)
- ドンバス大隊の小隊長。陽気な性格。ユーモアを好み、いつもニコニコしている。
- ヴァレラ(セルゲイ・ジャリク)
- ドネツク人民共和国軍の指揮官。家族思いだが、戦場では冷酷な一面を見せる。
- スヴィトラーナ(アナスタシア・レナード)
- ロシア系住民。しっかりした性格。ドネツク人民共和国軍の秘書を務めている。
映画『ウクライナ・クライシス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ウクライナ・クライシス』のあらすじ【起】
2014年3月、ウクライナの領土と見なされていたクリミアをロシアが一方的に併合したことで両国は対立し、ウクライナ国内では政府軍と親ロシア派による内戦が勃発していた。同年7月、ウクライナ人の有志からなる「ドンバス大隊」はポパスナへ進軍していた。シュルツやスキフ、ビシュートといった歴戦の猛者たちが小隊長を務めるドンバス大隊は、親ロシア派から「死の部隊」として恐れられていた。
ロシアのロストフナドヌーでは、元ロシア軍大佐のヴァレラが息子のリオーハと共に食卓を囲んでいた。軍の高官の地位を捨てて警備員の仕事を選んだヴァレラに、リオーハは不満を漏らす。激高したヴァレラに怒鳴られたリオーハは、家を飛び出してしまった。そして、親ロシア派のドネツク人民共和国軍の指揮官で、自分の叔父でもあるディマに連絡し、軍に入隊する。
事実を知ったヴァレラは、ドネツクに行きディマに詰め寄った。しかし、既に戦地に派遣されていたリオーハは、ドンバス大隊の攻撃を受けて捕虜になってしまう。ディマは責任を取ってリオーハの救出に向かい、代わりにヴァレラが共和国軍の指揮を執ることになった。
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映画『ウクライナ・クライシス』のあらすじ【承】
ドンバス大隊は、ウクライナ東部の主要都市ドネツクを包囲した。ビシュートは偵察の必要性を説いたが、大隊長は敵の兵力を過小評価し、直ちにドネツクへ進軍するよう命じる。ドネツク近郊の街イロヴァイスクを通って進軍するビシュートたち。車列を見たロシア系住民のスヴィトラーナは、同居している両親を連れてマンションの地下に避難するのだった。
ビシュートが危惧した通り、イロヴァイスクには共和国軍の大部隊が待ち構えていた。激しい攻撃にさらされ、小隊長のシュルツとスキフが戦死したことで、撤退をよぎなくされる。撤退中、ビシュートは頭を撃たれて倒れ、救助に向かったクエンティンも足を撃たれてしまう。二人は体を支え合いながら、なんとかその場を離れるが、ドンバス大隊の本隊とはぐれてしまった。
共和国軍に完全に制圧されたイロヴァイスクの街で、彼らは近くのマンションの一室に身を潜めた。ドンバス大隊が撤退時に落とした無線機の通信内容から、ビシュートたちが街に取り残されていることを知ったヴァレラ。無線機を使って「諦めて出てこい、祖国に帰してやる」とビシュートたちに呼びかけるのだった。
映画『ウクライナ・クライシス』のあらすじ【転】
ビシュートたちが体を休めていると、住人のペトロウナが部屋に入ってきた。彼女いわく、以前かくまっていたウクライナ兵が共和国軍に投降したところ、処刑されたという。絶対に投降できないと意志を固めるビシュートたち。そのとき、誰かがドアの外からペトロウナの名前を呼ぶ。
声の正体はスヴィトラーナだった。ペトロウナの部屋に続く階段に、血が付いているのを見た彼女は、心配して様子を見に来たのだ。ヴァレラの秘書を務めているスヴィトラーナだったが、事情を察して二人をかくまうことに協力する。耐えきれず外に出ようとするクエンティンをビシュートは引き留め、じっと身を潜め続けた。
ウクライナとロシアの協議により人道回廊が設置され、ドンバス大隊は退却することになる。しかし、退却中に親ロシア派からの砲撃を受け、大きな被害を出す。不運にも、犠牲者の中には捕虜として捕らえられていたリオーハがいた。リオーハの死を知り、ヴァレラは怒り狂う。そして何としてでもビシュートたちを捕まえようと決意するのだった。
映画『ウクライナ・クライシス』の結末・ラスト(ネタバレ)
潜伏を続けるビシュートとクエンティンは、暇つぶしに新聞を読んでいた。記事に出てきたイロヴァイスク出身のスポーツ選手の「パセンコ」という名字を聞き、ビシュートは選手の父親と知り合いであったことを思い出す。スヴィトラーナの協力もあり、パセンコから逃亡用のパスポートとバスのチケットを受け取ることに成功した。
ついにイロヴァイスクからの脱出に乗り出すビシュートたち。だが同じ頃、スヴィトラーナの叔母が、ビシュートたちの居場所をヴァレラに密告する。ヴァレラは部下を引き連れてペトロウナの部屋に乗り込んだ後、ビシュートたちの乗ったバスを追いかける。ヴァレラに追い付かれたビシュートたちは、外に連れ出された。銃を突きつけられて絶体絶命の状況だったが、他の乗客の協力もあり、逆にヴァレラを人質にとってバスで逃走する。
ビシュートは道の途中でヴァレラを降ろし、背後から銃を突きつけた。死を覚悟するヴァレラだったが、ビシュートは引き金を引かず、「故郷に帰れ」と彼を解放した。そして、ビシュートたちは無事ウクライナ領に到達するのだった。
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映画『ウクライナ・クライシス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ウクライナ・クライシス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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