「バース・オブ・ネイション」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

バース・オブ・ネイションの概要:アメリカで最も犠牲者を出したとされる、黒人奴隷の反乱を描いた実話に基づく物語。実在した奴隷の黒人牧師ナット・ターナーの人生を鮮明に描いた衝撃の作品。主演のネイト・パーカーが本作の監督も務めた。

バース・オブ・ネイションの作品情報

バース・オブ・ネイション

製作年:2016年
上映時間:120分
ジャンル:歴史
監督:ネイト・パーカー
キャスト:ネイト・パーカー、アーミー・ハマー、マーク・ブーン・Jr、コールマン・ドミンゴ etc

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バース・オブ・ネイションの登場人物(キャスト)

ナット・ターナー(ネイト・パーカー)
幼少期より、民を率いる特別な預言者になるとして育てられた。家族と共に農場に買われ農業に携わっていたが、農場主の婦人に文字が読めることを知られてからは聖書の勉強も許された。同胞達に向け説教を行っている。
サミュエル・ターナー / サム(アーミー・ハマー)
ナットが奴隷として身を置く農場の跡取り息子。幼少期より黒人達と暮らしていて、年の近いナットとは友人のように過ごしてきた。奴隷への人権に理解はあるが、世間体を気にして彼らを庇えない場面もある。
チェリー・アン / マディソン・ヘイン(アヤ・ナオミ・キング)
奴隷オークションで白人の慰み物として売り飛ばされるところを、ナットの提言を受けたサムに買い取られた。サムの妹キャサリンの女中として働く。後にナットの妻となる女性。1人娘ジョアンナを授かる。
レイモンド・コップ(ジャッキー・アール・ヘイリー)
黒人達を執拗に迫害する白人至上主義者。理不尽な理由で彼らを惨殺する。

バース・オブ・ネイションのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『バース・オブ・ネイション』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

バース・オブ・ネイションのあらすじ【起】

幼いナットの身体には、生まれつき皮膚が隆起したイボのような物があった。ナットが属していた黒人のコミュニティでは、その皮膚の隆起が将来民を導く預言者になる証であるとされた。

家族と共に大きな農場に買い取られたナットは、農場主の息子サムと友人のような関係を築きながら育った。ある時ナットが文字を読めると知ったサムの母エリザベスは、ナットに対し奴隷としては異例である聖書の勉強をさせるようになった。農場の経営者であり牧師である主人の後ろ盾もあり、ナットは日々勉強に徹した。

一方でナットの父は、農場から程なくしてある森の中で白人の警ら隊に襲われた。主犯格のレイモンドから銃を向けられもみ合う中で、銃が暴発。白人の内の1人が死んでしまった。父はナットや妻、祖母に別れを告げて逃げ出し、その日から二度と再会することはなかった。

父と生き別れるも聖書を学び博識に成長したナットは、同胞達に向け聖書の教えを伝えながらサムのお抱え使用人として農業に従事していた。

バース・オブ・ネイションのあらすじ【承】

サムの妹キャサリンが結婚することになった。農場主である父が病気で他界し跡を継いだサムは、結婚式の進行をウォルソール牧師に頼んだ。ウォルソールはサムの農場で働く奴隷達がよく働くことを褒め、サムはそれをナットの説教のお陰だと語る。

サムとナットがいつも通り馬車で用事に出掛けた帰りの道では、無残に頭を撃ち抜かれた黒人奴隷の死体が転がり、奴隷オークションも行われていた。サムもナットも複雑な表情でオークションを見物する。片腕を切断された黒人が買い取られた後、若い娘が売りに出された。彼女が白人の慰み物として買われそうになったところ、ナットがサムに「召使いを欲しがっていたキャサリンに結婚祝いとして買ってやろう」と提言する。サムはこれに同意し、屋敷に連れ帰られた女はチェリー・アンと名付けられ、ナットと同じ農場で働くことになった。

ナットはオークションで彼女を見た時から心を奪われており、共に生活する中で彼らは結ばれた。2人の間には娘ジョアンナが誕生し、奴隷といえどもある程度の人権を認めてくれるサムの農場で慎ましく暮らした。

バース・オブ・ネイションのあらすじ【転】

サムはある時、ウォルソール牧師からナットを説教の巡礼に使わないかという話を持ち掛けられる。サムの農場で働く奴隷達がみな健康的で従順なのは、聖書の教えを「主=白人」であると解釈させているからではないかと評判になっているようだ。サムは少々渋ったが農場の儲けになるならばと、ナットを連れて奴隷へ向けた説教巡礼を行うようになる。

各地で受ける説教内容への注文は、主人に従うような箇所を選んでくれというものだった。ナットはそれぞれの雇い主が望むような説教を続けて回ったが、同胞へのあまりに劣悪な対応や環境に心を痛め、白人にはバレないよう、彼らを勇気づける説教を涙ながらに行った。

ナットが農業と巡礼をこなす日々の中、妻チェリーがかつてのナットの父親と同じように森の中で白人の警ら隊に襲われた。レイモンドを筆頭に理不尽な理由で暴行を受けたチェリーは、一命は取り留めたものの無残にも顔面が腫れ上がってしまった。翌日には、サムの父がかつて開いていたように親睦会が開かれる予定だった。資金を得るためにも非常に重要な親睦会へ向け、ナットは重症の妻の側を離れ給仕を担当することになった。

そして親睦会の夜、サムの客がナットと共に農場で働くハークの妻エスターを抱きたいと申し出た。ナットもハークもサムへ全力で抗議したが抵抗虚しく、エスターはレイプされてしまう。同じ人間であるのに、あまりに理不尽な世の中へ対して改めて向き直ったナットは、同志を集め白人への反乱を企てる。

バース・オブ・ネイションの結末・ラスト(ネタバレ)

親睦会の夜からサムに反抗的な態度を示すようになったナットは、説教や集会を禁止されていた。しかし、彼は秘かに若く信頼できる奴隷達を集め、反乱軍を成立させていた。集まったのはサムの農場からだけでなく、反乱の噂を聞いた黒人達が各地からやって来て次第に規模は拡大していった。

まず手始めに殺されたのはサムである。サムお抱えの白人使用人もオノで殺され、奴隷達の復讐が始まった。サムの農場から始まり、反乱軍のメンバー達はそれぞれの雇い主を惨殺していった。そうして彼らは、エルサレムの武器庫を目指して邁進した。

武器庫に辿り着いた反乱軍は、レイモンドと対峙することになる。白兵戦では反乱軍が勝利を収めたが肝心の武器庫からは火器が全て搬出されており、反乱軍は進駐軍によって制圧されてしまった。ナットは何とか生きて逃げ切ったが、この反乱をきっかけに各地で奴隷達をはじめ自由黒人までもが無残に殺害されてしまう。結果的にナット達反乱軍が手にかけた白人犠牲者の数を大幅に上回る黒人達が、理由なく殺される結果となった。

追われる身となったナットは、後日自ら街に姿を現し処刑された。公開処刑されたナットの遺体は、皮を剥がれた後に解体。身体の一部は白人の群衆たちが勝利の記念として持ち帰ったという。

バース・オブ・ネイションの感想・評価・レビュー

聖書の解釈が雇い主側と奴隷側で異なるという部分が、観ていて非常に悔しかった。人種や立場を超越し等しい教えを齎すはずの聖書も、時に人を服従させるための武器になってしまうのかと思うとやりきれない。

ナットが説教で訪れたある牧場で、奴隷達へ泣きながら声を張り上げスピーチする場面には胸が熱くなった。主人に従うような説教を求められている中で、白人にバレないギリギリのラインで同胞を勇気づけるナットは非常に頭の良い人間だったのだと感じた。(MIHOシネマ編集部)

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