映画『マザーズ禁断の秘密』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『マザーズ禁断の秘密』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『マザーズ禁断の秘密』の作品情報
映画『マザーズ禁断の秘密』の登場人物（キャスト）
映画『マザーズ禁断の秘密』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『マザーズ禁断の秘密』の感想・評価・レビュー
映画『マザーズ禁断の秘密』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『マザーズ禁断の秘密』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0058382

製作年	2020年
上映時間	87分
ジャンル	スリラー
監督	ジョン・マーロウスキー
キャスト	ターニャ・クラークアリア・プルマンモニカ・ローズ・ベッツマシュー・ポールカンプ
製作国	アメリカ

映画『マザーズ禁断の秘密』の登場人物（キャスト）

エイミー（ターニャ・クラーク）: 養子あっせん所の紹介で、タラという女の子を養子として引き取ることにした独身女性。あっせん所から、守秘義務があるため実の母親と連絡を取らないようにと言い渡される。
タラ（モニカ・ローズ・ベッツ）: エイミーが引き取った女の子で、16歳に成長してから自分に薬のアレルギーがあるとわかり、実の母親からの遺伝かもしれないと考え、エイミーに内緒で実の母親を探し始める。
グレース（アリア・プルマン）: タラが自分のDNAを登録したサイトで見つけた、実の母親と思われる女性。エイミーには内密のままタラと連絡を取り、実際に会うようになっていくにつれ、タラにとって理解のある母親のような行動を取り始める。

映画『マザーズ禁断の秘密』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『マザーズ禁断の秘密』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『マザーズ禁断の秘密』のあらすじ【起】

独身女性のエイミーは、養子縁組のあっせん所に登録し、厳しい審査を通過した結果、タラという女の子を養子にすることが決定する。あっせん所の係員は喜ぶエイミーに、「守秘義務があるので、実の母親に連絡しないことが条件だ」と告げる。

タラを連れて家に帰ろうとするエイミーの元へ、1人の女が車に乗って近づいて来る。しかし女の車の前にパトカーが立ち塞がり、警官は車を降りてきた女に、「殺害容疑で逮捕する」と通告する。

それから16年後、エイミーはタラの16歳の誕生日を祝うパーティーを、自宅の庭で開いていた。しかしタラは足を蜂に刺され、エイミーは痛み止めの薬を打つものの、タラはそのまま気を失ってしまう。

病院で診察を受けた結果、タラは特定の薬にアレルギーがあることが判明する。こういったアレルギーは遺伝性のものが多いため、医師はエイミーにアレルギーのことを聞くが、実の母親との連絡を禁じられている以上、エイミーにわかるはずもなかった。

一方自分に薬アレルギーがあると知ったタラは、友人の助言を元に、自分のDNAをサイトに登録し、実の母親を探してみることにする。

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映画『マザーズ禁断の秘密』のあらすじ【承】

やがてサイトでの検索結果が出て、グレース・カルバーという女性が実の母親でほぼ間違いないという通知が来る。タラは思い切ってグレースにメールを送り、グレースからビデオチャットで話さないかという返事が来る。タラは緊張しながらビデオチャットを立ち上げ、実の母親の顔を見る。タラは知らなかったが、その顔は16年前、殺害容疑で逮捕された女の顔だった。

あっせん所から実の母親との連絡を禁じられていることはタラも知っていたため、エイミーには内密のまま、タラはグレースと会うようになる。車の運転やセクシーな水着などを禁じているエイミーに比べ、グレースは自分の車をタラに運転させたり、セクシーな水着を買い与えるなど、タラにとって「理解のある優しい母親」と思える行動をとり始める。

一方タラが実の母親に会いたがっていると察したエイミーも、あっせん所に連絡し、実の母の資料を探してもらうことにする。16年前の事例のため、グレースの資料は倉庫にまとめてあったので、あっせん所の職員は仕事終わりに倉庫へ行き、グレースの資料を探し始める。

映画『マザーズ禁断の秘密』のあらすじ【転】

しかし職員の後をグレースが尾行していて、グレースは職員を殴りつけて殺害すると、強盗に見せかけるため職員の財布と資料を奪って逃亡する。

エイミーは連絡した職員が強盗に殺害されたと知ってショックを受けるが、唯一送られてきていた出生証明書を元に、グレースに連絡を取る。グレースはエイミーからの連絡に戸惑う素振りをしながらも、エイミーと会うことを承諾する。

グレースは死んだ夫＝タラの実の父親の墓にエイミーを連れて行き、不幸な事故で死んだのだと説明する。エイミーはグレースが悪い人間ではないと判断し、家に招いてタラと会わせることにする。

タラは家にやって来たグレースを見て驚くものの、エイミーの前では初めて会うフリをしようという取り決めをしていたので、その通りに行動する。しかしグレースは具合が悪くなり、エイミーの家に泊まることになる。

夜中に目覚めたグレースは、書き置きを残してエイミーの家を出るが、やはり体調が悪く、玄関前のベンチで眠り込んでしまう。するとそこに、グレースと同じ顔をした女性が現れ、「あなたの思うようにはさせないわ、姉さん」と語りかける。

映画『マザーズ禁断の秘密』の結末・ラスト（ネタバレ）

実はグレースには双子の妹・カリーナがいて、タラが最初に連絡を取ったのも、あっせん所の職員を殺害したのもカリーナだった。

高校を卒業してすぐタラを身ごもったグレースは、カリーナにタラの世話を頼むつもりだった。しかしカリーナの素行が悪いことを心配したグレースの夫が反対したため、カリーナはタラを自分のものにしようと、夫を殺害したのだった。

カリーナはグレースを捕らえると、グレ－スのフリをしてタラを家に招こうと企てる。グレースが血液中の鉄分が低い持病を持っていることを利用し、強制的に過度の鉄分を与え、カリーナは朦朧としたグレースにナイフを持たせて拘束を解く。

そこに駆け付けたエイミーは、ナイフを持ったグレースをカリーナだと思い、行く手を阻む。そこでカリーナが背後から忍び寄り、エイミーを刺し殺そうとするが、それに気付いたタラがカリーナを殴りつける。

こうしてグレースの野望を阻止したエイミーは、恋人と共に旅行に出かけることになる。留守中タラは1人きりになるが、その面倒を今は家族同然になったグレースが見てくれるということで、安心して旅行へ出発するのだった。

映画『マザーズ禁断の秘密』の感想・評価・レビュー

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