この記事では、映画『ブラッディ・スワン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ブラッディ・スワン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0074718
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 84分 |
ジャンル | ホラー スリラー |
監督 | ブレット・マレン |
キャスト | ケンドラ・カレッリ キャロライン・ウィリアムズ デビー・ロション ブレット・ワグナー |
製作国 | アメリカ |
映画『ブラッディ・スワン』の登場人物(キャスト)
- アドリアナ(ケンドラ・カレッリ)
- アメリカでバレエスクールに通っている女生徒。小さい頃に両親が殺され、そのトラウマのせいか毎晩悪夢にうなされるようになり、更に起きている間も不気味な幻覚を見始める。
- カーリーナ(デビー・ロション)
- 悪夢にうなされるアドリアナを診察する、セラピストの女性。アドリアナが舞台の主役に抜擢されたと聞き、ストレスを発散した方がいいとアドバイスする。
- ベレナ(ケイティ・カーペンター)
- アドリアナが通うバレエスクールの生徒で、アドリアナの友人。アドリアナと共に食事に出かけるが、食事中にアドリアナは幻覚に襲われる。
- 記者(ロブ・スプリンガー)
- バレエスクールの近くにある、閉鎖された精神病院に取材に来た記者。かつて、収容された患者が全員死亡するという惨劇が起きた病院跡で、少女の幻影を目撃する。
映画『ブラッディ・スワン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ブラッディ・スワン』のあらすじ【起】
アメリカのバレエスクールに通うアドリアナは、幼い頃に自宅で両親が殺害され、そのトラウマからか、毎晩悪夢にうなされるようになっていた。相談を受けたセラピストのカーリーナは、アドリアナが新しい舞台の主役に抜擢されたことを知り、そのプレッシャーもあるのではないかと推察する。
カーリーナからストレスを発散した方がいいとアドバイスを受けたアドリアナは、バレエスクールの友人・ベルナと食事に出かけるが、運ばれてきたパスタが虫の大群に見えるなど、不気味な幻覚を見てしまう。
その夜、バレエスクールの生徒が、何者かに殺害されるという事件が起きる。そして次の夜、また別の生徒も殺害され、アドリアナの悪夢と幻覚は更に酷くなっていく。
同じ頃、1人の雑誌記者が取材のため、バレエスクールの近くにある閉鎖された精神病院を訪れていた。この病院では100年以上前に、収容されていた患者が全員死亡するという惨劇が起きていた。
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映画『ブラッディ・スワン』のあらすじ【承】
廃病院を管理していた男は、「奴らは死んだことに気付いていない」「子供に話しかけるな。家までついてくるぞ」と、記者に謎の忠告をする。そして病棟の奥まで進んだ記者は、バレエの衣装を着た若い女性の幻影を目撃する。
一方アドリアナは、寝る前に見ていたホラー映画の影響か、子供の頃の自分が死神のような怪物に出会う悪夢を見て飛び起きる。アドリアナはたまらずカーリーナに電話をして、助けを求める。カーリーナは自宅にアドリアナを招くと、超常現象について書かれた書物を見せる。
カーリーナは、幻影を見るのは理由があるからで、現実ではないとアドリアナを説得するつもりだった。しかしアドリアナは、殺された生徒の死にざまが夢で見たものと似ていて、幻想ではないと主張する。
カーリーナは動揺するアドリアナを慰め、優しく抱きしめる。そして2人はそのまま、ベッドを共にする。
映画『ブラッディ・スワン』のあらすじ【転】
翌朝カーリーナが目覚めると、すでにアドリアナは姿を消していた。そしてカーリーナは、アドリアナの両親が殺された事件について調べ始め、両親もバレエスクールの生徒も、同じく目を抉られていたことを知る。
その頃、アドリアナの友人・ベルナがバレエスクールに行くと、玄関前に「閉校」の看板が出され、学校内には女性校長と使用人しか残っていなかった。昨夜再びスクールの生徒が殺害され、同一犯の仕業と考えた警察がスクール内の立ち入り捜査を行うことになり、校長はとても学校を続けていくことは出来ないと判断したのだった。
校長に別れを告げたベルナは、アドリアナの住むアパートへと向かう。すると部屋の中は荒れていて、ベルナはアドリアナも被害にあったのかもと思い、恐る恐るアドリアナの名を呼んでみる。
ベルナは部屋の隅で震えていたアドリアナを見つけるが、アドリアナはいきなり絶叫したかと思うと、表情が一変して冷静になる。そしてアドリアナは床に落ちていたカッターを拾い上げると、ベルナに切りつける。
映画『ブラッディ・スワン』の結末・ラスト(ネタバレ)
アドリアナは逃げようとしたベルナの足首をかき切り、倒れこんだベルナにまたがると、両目をカッターで抉り出す。スクールの生徒を殺害した犯人は、アドリアナだったのだ。
アドリアナはバレエスクールに向かうと、校内にいた校長と使用人も殺害する。そこにカーリーナが駆け付け、心の中に潜む別人格が殺人を犯しているのだと、アドリアナに語りかける。(両親を殺したのも、小さい頃のアドリアナだった)
カーリーナの説得でアドリアナは我に返ったように思われたが、凶暴性を増した別人格を抑えきることは出来ず、カーリーナを殺害する。アドリアナはカーリーナの遺体を抱いて、絶叫する。
そして、精神病棟で見たバレエ少女の幻影に導かれた雑誌記者が、閉鎖されたバレエスクールを訪れる。記者は誰もいない地下室で、女性の腐乱死体を発見する。それは、カーリーナを殺害したまま地下に籠り朽ち果てた、アドリアナの姿だった。
映画『ブラッディ・スワン』の感想・評価・レビュー
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映画『ブラッディ・スワン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ブラッディ・スワン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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