映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』の作品情報
映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』の登場人物（キャスト）
映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』の感想・評価・レビュー
映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0053693

製作年	2019年
上映時間	89分
ジャンル	スリラー
監督	フレッド・ダースト
キャスト	ジョン・トラヴォルタデヴォン・サワアナ・ゴーリャ
製作国	アメリカ

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』の登場人物（キャスト）

ムース（ジョン・トラヴォルタ）: ハリウッド近くの街で、ストリートパフォーマーをして生活している男。軽い知的障害を持っており、大ファンである俳優がすぐ近くに住んでいると知って、次第に執着し始めていく。
ハンター・ダンバー（デヴォン・サワ）: ムースが大ファンだと自称する、人気アクション俳優。サイン会でムースにすげない態度を取ったことをきっかけに、ムースに執着されるようになり、ストーカー行為を辞めろと怒鳴りつける。
リア（アナ・ゴーリャ）: ムースの友人で、ハリウッドに住むスターのゴシップ写真を撮って稼いでいる女性カメラマン。ムースにハリウッドに住むセレブの自宅を検索するアプリを教えるものの、実際に家まで行くようなストーカー行為は厳禁だと忠告する。

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のあらすじ【起】

軽い知的障害を持つ男・ムースは、ハリウッドに近いロスの街で、ストリートパフォーマーをして小銭を得ることで生活していた。ムースの友人・リアは、ハリウッドに住むスターの私生活を隠し撮りして稼ぐカメラマンだったが、ある日そのリアから、有名なアクション俳優ハンター・ダンバーの出席するパーティーがあると聞かされる。

ムースはハンターの大ファンで、リアの手助けによりなんとかパーティーに忍び込むものの、お目当てのハンターは姿が見当たらなかった。失望して家に戻ったムースだったが、今度は行きつけの書店でハンターのサイン会が開かれることを知る。

ムースは知り合いの書店員が、ハンターが映画で着ていたジャケットのレプリカを持っていると知り、頼み込んでそれを売ってもらう。そしてサイン会当日、ムースはレプリカのジャケットを着こんでサインの列に並ぶが、ムースの番が来たところでハンターに電話が入り、店を出ていってしまう。

ハンターには別れた妻がいて、ダニーという息子もいたのだが、今日はハンターが息子の面倒を見る日だからと、元妻がダニーを書店の外に連れて来ていた。

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映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のあらすじ【承】

ハンターと元妻が言い争いをしていると、そこにムースがやって来て、次は僕の番だと空気を読まずにサインをねだる。苛立ったハンターは「立ち去らないと殴りつけるぞ」とムースに言い放ち、書店へ戻っていく。

ハンターにすげなくされたムースはしょげかえっていたが、リアがスマホのアプリで、ハリウッドに住む有名人の家を検索していることを知る。リアは、あくまでこういう人が住んでいるという情報だけで、実際に家に行くのはストーカー行為だとムースをたしなめるが、ムースはアプリでハンターの住所を調べ、家まで行ってしまう。

ムースはハンターに渡すための手紙を持ってきていて、門を乗り越えて庭に入ると手紙を置いて去ろうとするが、メイドの女性に見つかって追い出される。更に門を出たところで帰って来たハンターにも見つかり、サイン用のマジックの先で胸を刺され、ムースは逃げるようにその場を立ち去る。

それでもムースは諦めきれず、数日後再びハンターの家へと出かけて行く。そしてまたメイドに見つかり、ムースが反射的にメイドを突き飛ばすと、メイドは庭石に頭をぶつけ、死亡する。

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』のあらすじ【転】

ムースは動かなくなったメイドを心配しながらも、ハンターは留守だとわかり、家に入って喜びを爆発させる。やがてハンターが息子と戻って来るが、ムースは物置などに隠れてやり過ごし、ハンターが寝入った後に物置を出ると、寝ているハンターとの記念写真をスマホで自撮りする。

朝になってムースはようやくハンターの家を出て行くが、ハンターが息子を学校まで車で送っていくと、自宅付近を歩いているムースを見つける。ハンターがムースに「二度と顔を見せるな、ストーカー野郎！」と叫んで去っていくと、ムースは「僕はストーカーじゃない！」と泣きわめく。

ムースはハンターに侮辱されたと思い込み、家に帰ると集めていたハンターの写真や書店員から買ったジャケットなどを燃やしてしまう。そこにリアがやって来て、ムースがハンターと撮った写真をSNSに上げたことを責め、ストーカー行為をやめるよう忠告する。

しかしムースはそんなリアも追い払い、再びハンターの家に向かう。そしてベッドで寝ていたハンターを、ロープで縛り上げる。

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』の結末・ラスト（ネタバレ）

目覚めたハンターは縛られていることに驚き、自分の前に姿を見せたムースを見て恐怖を覚える。ハンターが「息子には手を出すな」とムースに告げると、ムースは「子供に手なんか出さないよ、僕を何だと思ってるんだ」と怒り出す。

そこでハンターは、逆にムースを懐柔させようと考える。ムースに優しい言葉をかけ、2人でレストランに行き、楽しく会話している場面を想像させる。思惑通りムースが妄想に浸り始めると、ハンターは手を縛っているロープを解くようムースに告げる。

ムースが言われるままにロープを解くと、ハンターは近くに置いていたショットガンを手に取り、ムースの右手の指を撃って吹き飛ばす。ハンターは泣きながら逃げるムースを追いかけ、右目にナイフを突き刺す。

血だらけのムースを追い出したあと、警察がハンターの家にやって来て、ハンターはメイドの殺害容疑で逮捕されてしまう。そしてリアの介護を受けたハンターは、なんとか一命をとりとめるのだった。

映画『ファナティックハリウッドの狂愛者』の感想・評価・レビュー

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