映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』の作品情報
映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』の登場人物（キャスト）
映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』の感想・評価・レビュー
映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0058377

製作年	2015年
上映時間	99分
ジャンル	SF ホラー
監督	マデレイン・パクソン
キャスト	マイロ・コーソーンオリヴィア・テネットアリ・ボイランドアデレイド・ケイン
製作国	アメリカ

映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』の登場人物（キャスト）

ミルトン（マイロ・コーソーン）: 大学で科学工学を専攻する頭の良い青年。在学中クリスタル・メスという名の麻薬を密造していたが、大学を卒業する直前に見つかった。麻薬更生施設に入っており、退所まであとおよそ4ヶ月。グループセラピーで出会ったスカイラーに惚れる。スカイラーに頼まれ、少量だが施設でメスを作った。
スカイラー（オリヴィア・テネット）: ラッセルの彼女。クリスタル・メスの常用者で、ミルトンと同じ麻薬更生施設に入っている。グループセラピーでミルトンを見つけ、風邪薬からメスを作り金儲けしないかと持ちかける。小悪魔的な魅力を持つ女性。ヘビースモーカーでもある。
ラッセル（アリ・ボイランド）: スカイラーの彼氏。クリスタル・メスの常用者で危険人物。自称元警官でパトカーを持っている。「弾丸はいつも正しい」という考えから、ロシアンルーレットが好き。狩猟小屋の持ち主で、祖父は先住民族のチャコティ。先祖代々麻薬の家系であることが自慢。

映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のあらすじ【起】

火曜日、ミルトンはソファーで目を覚ました。昨日のことを全く覚えていない。バスタブには「今すぐ再生しろ」とメモ書きがあった。ミルトンがそこにあるプレイヤーを再生すると、画面の中の自分自身が過去に起きたことを語り始めた。

その前日の月曜日。ミルトンは麻薬更生施設にいた。彼は優秀な大学生だったが、大学でクリスタル・メスという麻薬を密造し更生施設に入れられたのだ。施設には、スカイラーというセクシーな女がいた。メスで金儲けしようと考えていた彼女は、ミルトンを誘惑しメスの密造を依頼する。

夜になると、スカイラーの彼氏ラッセルがパトカーで迎えに来て、半ば強引にスカイラーとミルトンを狩猟小屋へ連れていった。

ラッセルは陽気だが、危険な臭いのする男だった。狩猟小屋には、斧などの凶器がずらりと並んでいる。ラッセルは常に銃でミルトンやスカイラーを脅した。また彼はミルトンが自分の彼女に気があると気づき、それについても言及する。

そして火曜日になった。ソファーで目を覚ましたミルトンは、気分が悪くて吐いた。

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映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のあらすじ【承】

テラスへ行くと、ラッセルが「朝食の時間だぞ」と言いながら来た。

その日ミルトンは、クリスタルの密造に取り掛かる。たがあと少しで完成という時、ラッセルから殺されそうになったので、反撃し彼を殺してしまう。ミルトンは仕方なく穴を掘って、ラッセルの死体を埋めた。

翌朝ミルトンは、ソファーで目を覚ます。テラスへ行くと、ラッセルが「朝食の時間だぞ」と言いながら来たのでゾッとした。昨日の穴を掘り起こしてみると、そこには確かにラッセルの死体がある。どうやらまた火曜日が来てしまったようだった。

次の日も、その次の日も目覚めると火曜日であった。ミルトンとスカイラーは厄介者であるラッセルを、毎日殺すようになる。何をやっても結果は同じだった。同じソファーで目覚め、同じ朝が来るのだ。

ミルトンはタイムループの情報を得るためラッセルへの拷問を始めた。すると元々ラッセルたちは、ミルトンを殺害するつもりだったと分かる。ミルトンは何度も彼らから、殺されていたのだ。スカイラーは、ある場所にミルトンを連れて行く。そこには何と、ミルトンの遺体がたくさん転がっていた。

映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』のあらすじ【転】

殺害された人物はそれまでの記憶を失くしてしまう。だからミルトンは、これまで自分が殺されたことに気づけなかった。

ミルトンは小屋で見つけた資料をスカイラーに見せた。資料には「この土地で仲間を殺したものは、血と暴力の輪から抜けられない」と書いてある。すなわち先住民族チャコティの呪いがかかるこの土地で、ラッセルがミルトンを殺害したので、延々とループが続いているのだ。

ミルトンとスカイラーはこの土地から離れようと思い、パトカーにメスを積んで買手のアーチャーの元へ向かう。2人を出迎えたアーチャーは、メスを見て大喜びした。だが、2人は彼の恋人ナビキから撃たれてしまう。

ここで死ぬと取り返しがつかないと思ったスカイラーは、ミルトンを車に乗せ血を流しながら小屋へと急ぐ。だが限界がきて2人は車を降り、地面に横たわった。

翌朝2人はいつも通り小屋で起きた。スカイラーは助かったと喜ぶ。ミルトンが過去の事件を分析すると、殺戮を繰り返し最後1人が生き残った場合のみ、翌日に進むことができるようだった。よってミルトンとスカイラーが、一緒に明日を迎えることは不可能である。

映画『ブラッド・パンチタイムループの呪い』の結末・ラスト（ネタバレ）

スカイラーは、2人で同じ日を繰り返し生きていこうとミルトンに提案する。この意見に賛成したミルトンは「ラッセルを殺す」と言って出ていった。

だがこれはスカイラーの作戦だった。彼女はミルトンを殺し、アーチャーの元へメスを運ぶ。こうして生き残ったスカイラーは、大金を手にしてホテルに泊まった。

だが夜が明けるとまた同じ朝が来た。この事態を予想していたミルトンは、念のためラッセルを殺さず気絶させておいたのだ。そして自分が死んだ場合を考え、記録動画を残した。

ミルトンは動画を見て状況を把握するが、これをラッセルにも見られてしまう。状況を理解したラッセルは、ロシアンルーレットで生き残る人を決めようと言った。

提案者のラッセルは最初に引き金を引き、あっさり死亡する。その後ミルトンはスカイラーに「愛してる」と言いながら、自分に銃を向け発砲した。

こうしてスカイラーに水曜日がやってきた。だがそこへ、メスを貰うためアーチャーとナビキが来たので、また3人になる。新たなループが始まったことを悟ったスカイラーは、嫌気がさして笑い始めた。

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