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映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『こちら放送室よりトム少佐へ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0052284

製作年 2020年
上映時間 10分
ジャンル ショートフィルム・短編
監督 千阪拓也
キャスト 工藤徳真
荒川ちか
製作国 日本

映画『こちら放送室よりトム少佐へ』の登場人物(キャスト)

星英助(工藤徳真)
メガネをかけたおとなしい高校生の男子。放送部の生徒。誰かに聞かせる目的ではないが、ラジオドラマを多数制作している。ある日突然、知らない女子が自分のドラマに参加してきて、毎日が楽しくなる。ラジオドラマが進むにつれ、明日香に会ってみたくなる。
望月明日香(荒川ちか)
英助と同じ高校の夜間部に通う女子。透き通った元気のいい声で、ハキハキとしゃべる。別の時間帯に、英助と同じ放送室を利用している。ある日突然英助のラジオドラマに、参加した。物語の中の役割はトム少佐。

映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のあらすじ【起】

1989年の夏。放送部員の星英助は、放送室でただ1人新しいラジオドラマの制作に励んでいた。作品タイトルは「月面爆破計画」である。その物語には、地球を救うためたった1人で月面へ向かう宇宙飛行士が登場する。

宇宙飛行士の名はトムだった。英助は「こちら管制塔より、トム少佐へ」とマイクに向かって語りかける。英助は飛行士ではなく、管制塔にいる管制官のつもりなのだ。物語は、地球からシャトルが飛び立つところから始まった。

そこでチャイムが鳴り、英助は下校する。その学校は、全日制と定時制が併設されていた。

次回英助が放送室に行くと、夜間学校の生徒である望月明日香から、ドラマの続きが吹き込まれていた。テープを再生すると「こちらトム少佐より、管制塔へ。発射に成功したぞ」と明日香の嬉しそうな声が響く。

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映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のあらすじ【承】

英助は女子からの突然のコンタクトに驚くが、嬉しい気持ちになった。2人は昼と夜、異なる時間に放送室に入り、ドラマを作り上げていく。こうして管制官とトム少佐の、リレーラジオドラマが始まった。

しばらくするとトム少佐から管制官の名前を教えて欲しいと要望があり、英助はジョニーと名乗った。昼間学校に通う英助と夜間生の明日香では、外の景色がまるで違う。2人は互いの見える景色についても、報告し合った。

ドラマのシナリオによれば、月の眠っていたマントルが活動を始め、膨張し続けている。そこで月面に設置した爆弾を爆破させ、ガス抜きをするのがトム少佐のミッションだった。地球を救う重要な役目である。

「トム少佐より管制塔へ。現在私は月周回軌道に乗っている」と連絡が入った。その後トム少佐は月への着陸を成功させる。ジョニーの目の前には、宇宙服を着たトム少佐が見えた。

映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のあらすじ【転】

ストーリーが進むにつれ、英助は明日香に会ってみたいという気持ちが募る。そこでジョニーは「このミッションが終わったら、管制室で実際に会ってみないか?」とトム少佐に持ちかけた。

だが少佐はそれに答えず、次のミッションである爆弾設置に早々と取りかかる。そして着陸時に宇宙船が壊れたので、私は地球に戻れないと言った。

英助は予想外の展開に混乱する。目の前に見える宇宙服のトム少佐に触れようと、手を伸ばした。

「さようなら、ジョニー」トム少佐は優しい声で、そう言った。それ以来、トム少佐からの応答は途絶える。

英助は明日香がなぜ、ドラマの結末をそんな悲しいものにするのか理解できなかった。そしてまた1人になった。誰かが転校したという噂を聞き、英助はそれが明日香だったかもしれないと思う。英助はこれまでに作ったラジオドラマを、ブリキ缶の中に封じ込めた。

卒業式の日、英助がブリキ缶を開けると「星君へ」と英助宛のテープが入っていた。それは随分前、明日香から贈られたものだった。

映画『こちら放送室よりトム少佐へ』の結末・ラスト(ネタバレ)

英助はそのテープを再生した。

明日香はまず、リレーラジオドラマの結末を英助の望まないものにしてしまったことを謝罪した。英助がテープを聞いていくと、明日香は夏休みに大きな手術を受ける予定があったので、ドラマを続けることができなかったのだと分かる。

明日香は病気で怖くて不安なとき、英助のラジオドラマを聴くのが楽しみだったと話す。そして英助が入退院を繰り返している明日香に、秘密の青春をくれたとも言った。明日香は「夏休み明け手術が成功したら必ず会いに行くね」と言ったが、連絡はない。

英助はいてもたってもいられなくなり、自転車でひたすら走り回った。

明日香の最後のお願いは、英助が「月面爆破計画」を完成させ、それを学校で放送することだった。

放送室に戻った英助は、卒業式の日だが「月面爆破計画」を放送した。すると放送室の窓の向こうに、まるで明日香がいるかのようにハッキリ見えた。英助は向う側にいる明日香に手を差し出し、しっかりと合わせた。

映画『こちら放送室よりトム少佐へ』の感想・評価・レビュー

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映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『こちら放送室よりトム少佐へ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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