映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』の作品情報
映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』の登場人物（キャスト）
映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』の感想・評価・レビュー
映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0070614

製作年	1999年
上映時間	95分
ジャンル	サスペンス
監督	ジョエル・コーエン
キャスト	ジョン・ゲッツフランシス・マクドーマンドダン・ヘダヤサム＝アート・ウィリアムズ
製作国	アメリカ

映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』の登場人物（キャスト）

レイ（ジョン・ゲッツ）: マーティが経営するバーで働いているが、マーティの妻であるアビーと不倫している。
アビー（フランシス・マクドーマンド）: マーティの妻。彼との結婚生活にうんざりしており、レイと不倫関係にある。
マーティ（ダン・ヘダヤ）: テキサスでバーを経営している。アビーとレイの関係を疑い、私立探偵のフィッセルに浮気調査を依頼する。
フィッセル（M・エメット・ウォルシュ）: 浮気調査のためマーティに雇われた初老の私立探偵。金にがめつい。

映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のあらすじ【起】

アメリカ・テキサス州でバーを経営するジュリアン・マーティ。彼は、妻のアビーが店の従業員であるレイと不倫をしているのではないかと疑っていた。そこで、私立探偵のローレン・フィッセルに浮気調査を依頼する。

数日後、フィッセルから不倫現場の写真を見せられたマーティは、アビーの浮気相手であるレイと話をするため店に呼び出す。しかし、店にやってきたレイはあろうことか不倫を認めて、開き直った態度を取る。そればかりか、店を辞めるから給料を支払えとマーティに言い放つ。レイの態度に腹を立てたマーティは、「次店に来たら撃ち殺す」と脅しをかける。

レイの家にいるアビーのもとに無言電話がかかってくる。電話の主はマーティだ。そこにレイが帰って来る。彼はアビーの様子を見て、浮気を疑う。突然疑われたアビーは、逆にレイの方が浮気をしているのではないかと反論した。

次の日の朝、マーティはレイの家に押し入り、アビーを無理矢理連れ戻そうとする。しかし、彼女に抵抗されて蹴りを喰らって倒れ込んでしまう。そこへ銃を持ったレイがやって来たため、マーティは慌てて車に乗って逃げ出す。

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映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のあらすじ【承】

嫉妬で怒り狂うマーティは、フィッセルにレイとアビーの殺しを依頼する。フィッセルは承諾し、アリバイ作りのため旅行に出かけるようマーティに提案する。

その夜、フィッセルはマーティからの依頼を遂行するためレイの家に忍び込む。アビーの鞄から銃を盗み出したフィッセルは、2人の寝室に向かって足を進める…

次の日、マーティはフィッセルから依頼を遂行したと連絡を受ける。フィッセルは早速マーティの店に行き、証拠写真を見せて報酬を受け取る。しかし、この写真は偽造したものでフィッセルは最初からマーティを騙すつもりだったのだ。欲に目が眩んだフィッセルは、アビーから盗んだ銃でマーティを撃ち殺して店の金庫の金を持ち出す。そして、銃を放り捨てて店を後にする。

その直後、考え直したレイはマーティと話し合うため店を訪れた。そこでマーティが死んでいるのを発見する。捨ててあった銃がアビーのものだと気づき、彼女がマーティを殺したと勘違いしてしまう。レイはアビーを庇うために反抗現場の血を拭き取り、マーティの遺体を車に積んで店を後にした。

映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』のあらすじ【転】

車を走らせていたレイは、マーティが息をしていることに驚いて思わず車から飛び出す。しばらくして恐る恐る車に戻ると、後部座席にいたはずのマーティがいなくなっていた。やはり彼はまだ生きていたのだ。

這いつくばって逃げようとするマーティを見つけたレイは、彼を畑に運び出し生き埋めにする。

アビーと住む新居に戻ってきたレイは、彼女がマーティを殺したと思っているため話が噛み合わない。そこへまた無言電話がかかってきて、アビーはマーティだと言い張る。レイはアビーのことが信じられなくなり、彼女の銃を置いて部屋を出ていく。

一方、犯行現場に愛用のライターを置き忘れたことに気づいたフィッセルは、再びマーティの店に向かう。マーティの遺体がないことに驚いていると、アビーがやってくる。アビーは荒らされた事務所を見て、レイが店の金を盗もうとしたのだと思い込む。

映画『ブラッドシンプルザ・スリラー』の結末・ラスト（ネタバレ）

次の日、レイはアビーに問い詰められて真実を打ち明ける。アビーの反応を見てマーティを殺したのはアビーではないと思い直したレイは、再びマーティの店に向かう。彼はそこでフィッセルが偽装した証拠写真を見つける。

危険を察知したレイはすぐにアパートへ戻り、アビーの帰りを待った。しかし、彼女が帰ってきて明かりをつけた瞬間、銃撃され殺されてしまう。アビーはすぐに部屋の明かりを消し、息をひそめる。レイを銃撃したのは、ライターを取り戻しに来たフィッセルだった。

アビーは浴室から窓を伝って隣の部屋に逃げこむ。追って来たフィッセルも、隣の部屋に渡ろうと窓から手を伸ばす。すると、アビーは彼が伸ばして来た右手に思いっきりナイフを突き刺した。逆上したフィッセルは、壁越しにアビーを銃撃。彼がナイフを抜こうともがいている隙に、アビーはレイが置いていった拳銃を取りに部屋に戻る。

アビーは扉越しにいるフィッセルに対し「私の勝ちよ、マーティ」と言って銃弾を放つ。フィッセルは、最後まで自分をマーティと勘違いしていたアビーを嘲笑いながら息絶えるのだった。

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