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映画『ブルーサンダー』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ブルーサンダー』の概要:ロス市警の航空部隊に属するフランクは、ベトナム戦争での経験を活かしてヘリコプターの操縦を担当していた。新人のライマングッドと共にパトロールに出掛けた彼は、偶然にも陰謀渦巻く大きな事件を追うことになる。

映画『ブルーサンダー』の作品情報

ブルーサンダー

製作年:1983年
上映時間:109分
ジャンル:アクション
監督:ジョン・バダム
キャスト:ロイ・シャイダー、ウォーレン・オーツ、キャンディ・クラーク、マルコム・マクダウェル etc

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映画『ブルーサンダー』の登場人物(キャスト)

フランク・マーフィー(ロイ・シャイダー)
ベトナム帰りのロス市警航空隊員。戦地で助けられなかった仲間の幻影に苦しむも、冷静にヘリコプターを操縦する。パトロールの最中、偶然遭遇した事件が巨大な陰謀を孕んでおり、フランクは解決のため奔走する。
R・ライマングッド(ダニエル・スターン)
元海軍のロス市警航空隊員。新人としてフランクのヘリコプターに同乗、パトロールのいろはを学ぶ。
F・E・コクラン大佐(マルコム・マクダウェル)
フランクの戦友だが、彼を憎んでいる性悪な男。州や法務省の官僚と手を組み、秘かに悪事を企てている。
ケイト(キャンディ・クラーク)
フランクの妻。気性が荒く度胸があり、道を間違えたからと言って子供を乗せたまま一方通行を逆走するなど、パワフルな面のある女性。

映画『ブルーサンダー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ブルーサンダー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ブルーサンダー』のあらすじ【起】

フランク・マーフィーは、新人のライマングッドを乗せたヘリコプターでパトロールに出掛けた。飛行中、フランクがライマングッドに志望動機を尋ねると、彼は「銃を使わないからいいと思って入隊した」と素直に答えた。フランクは、正直なライマングッドを気に入った。

強盗事件発生の無線をキャッチした二人は、現場へと急行。フランクは夜道を逃走する犯人を上空から追い、地上班はヘリのライトを頼りに犯人を逮捕した。ライマングッドは、フランクの冷静な判断と的確な操縦に圧倒された。

犯人逮捕を見届けたフランクは、ライマングッドにリンデンにあるポルノ女優の自宅を見せた。その女優は毎日決まった時間に全裸でヨガを行うため、若いライマングッドへのご褒美の意味合いがあった。リンデンへ向かう途中、二人はナンバーの付いていないシボレーを発見した。車内には銃を持った男が隠れていたが、ヘリからはナンバーが無い以外の異常性を発見できなかった。

シボレーに乗った男はヘリの音をやり過ごすと、フランクとライマングッドがポルノ女優の家を覗き見している時と同じ頃、都市犯罪特別局の局長マクニーリーを襲いブリーフケースを盗んでいた。

警察本部に戻ったフランクは、上司のブラドック警部から、マクニーリーが襲われている最中何故リンデンにいたのかと責められた。フランクはシボレーが消えたことを訴えたが、あの車は若者達がモーテル代わりに使っている物だと一蹴されてしまった。

映画『ブルーサンダー』のあらすじ【承】

ニュースでは、襲われたマクニーリーが搬送先で死亡したことが報道されていた。現場となったヒスパニック地区では犯罪が多発していたため、メディアは不法入国者による犯行説を報じていた。

捜査や報道に納得のいかないフランクは、一人でマクニーリー襲撃の現場へと潜入し証拠を探した。植え込みにボロボロになったメモのような紙が引っ掛かっているのを見つけた彼は、紙を秘かに持ち帰った。

警部に呼び出されたフランクは、政府からの要請で極秘任務に就くことを告げられた。ロスオリンピックでのテロ対策のため、州と政府は秘密裏に最新鋭のヘリコプターを開発しており、フランクはそのテスト飛行することになったのだ。

完全武装の対テロヘリコプター「スペシャル」、通称“ブルーサンダー”の試走を行う訓練場に着いたフランクは、1分間に4000発の銃弾を放つヘリコプターの威力に驚いた。軍は、テロリストだけを判別し殲滅できると説明したが、ブルーサンダーは子供を模した人形をも粉々に粉砕した。

訓練場でブルーサンダーを操縦していたのは、フランクの戦友コクランだった。フランクは彼の顔を見るなり顔を顰め、コクランもまたフランクに嫌味を言い放った。

フランクは、同僚のモントヤにマクニーリーの現場にあった紙を渡し、そこに書かれたスペイン語の翻訳を依頼した。

映画『ブルーサンダー』のあらすじ【転】

フランクは、妻ケイトの運転で子供とテーマパークへ向かっていた。話しに夢中で入り口を通り過ぎてしまったケイトは、一方通行の車道を逆走し目的地に辿り着いた。フランクはそこでモントヤと落ち合い、メモは手紙の一部であるとの報告を受けた。内容は「ヒスパニック地区の他所者が陰謀を企てている」といったもので、他には「THOR(ソア)」というスペイン語でない言葉も書かれていた。

フランクとライマングッドは、ブルーサンダーの説明を受けテスト飛行に備えていた。ブルーサンダーは高い攻撃力だけでなく、録音や録画、高性能コンピューターにより全米のデータバンクにも接続できる優れものだった。

テスト飛行に飛び立ったフランクとライマングッドは、基地へ戻る途中、猛スピードで走るコクランのコルベットを発見した。フランクがライマングッドにコクランのデータを調べさせると、ソア計画=戦術ヘリコプター攻撃作戦に参加中との情報が表示された。コクランが、マクニーリー殺害事件に関係しており、ブルーサンダーを使って悪事を企んでいると気付いた二人は、彼の後を追跡した。

コクランの入ったビルは、連邦ビルだった。フランクが中の様子を盗聴すると、コクランをはじめ州議員、法務省官僚などがマクニーリー殺害に関与していると判明、さらには、勘の良いフランクを殺そうという会話に発展していた。全ての会話を録画したところで、フランクはコクラン大佐に見つかってしまい慌てて警察本部へと戻った。

映画『ブルーサンダー』の結末・ラスト(ネタバレ)

帰着したライマングッドは、録画テープを抜き取り自宅へと戻った。待ち伏せしていたコクランの手下に追われた彼は、ついにテープの在処を明かさず殺害されてしまった。無線を聞き現場に駆け付けたフランクは、コクランの根回しによってライマングッド殺害の容疑者として追われる身となってしまった。

ブルーサンダーに戻ったフランクは、ライマングッドが残したメッセージを再生した。彼が抜き取った録画テープは、ドライブインのゴミ箱に隠してあるという。フランクはブルーサンダーを無許可で離陸させ、録画テープを回収してテレビ局へ持って行くようケイトに電話した。

ケイトを援護しながらロス上空を飛行していたフランクは、ついに2機のF16からミサイルを撃たれてしまう。しかし、彼は熱源を上手く誘導し爆撃を回避、ケイトは無事に録画テープをテレビ局に持ち込んだ。テープを見たディレクターは、関係各所へ中継を止めるよう連絡し「ヘリの性能を試すために騒動を起こしたかったようだ。あの警官はヒーローかもしれない」と伝えた。

コクランはヘリに乗り、フランクを撃墜しようと彼の後を追った。フランクはコクランの銃弾を受け負傷しながらも、空中で機体を一回転させると、彼に真上から砲弾を浴びせ勝利した。

戦いに勝ったフランクは、ブルーサンダーを貨物列車が走る線路に着陸させると、列車を衝突させ機体を粉々に消し去った。マクニーリー事件とライマングッド事件は再調査されることとなった。

映画『ブルーサンダー』の感想・評価・レビュー

フランクがベトナム戦争で負ったトラウマについてさっぱり言及されず、彼がヘリコプター操縦のどこに苦しんでいるのか分からなかった。それに伴い、警察内部で彼への風当たりが強い理由もよく理解できなかった。

ロスの街中で繰り広げられる上空戦は、臨場感に溢れていて圧巻だった。中でも『ターミネーター2』でT-800とジョンがバイクで走ったような用水路をヘリが飛んでいる光景にとても興奮した。(MIHOシネマ編集部)

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