この記事では、映画『キャノンレース』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『キャノンレース』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0034976
製作年 | 2014年 |
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上映時間 | 92分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ハルヴァルド・ブレイン |
キャスト | アンドレス・バースモ・クリスティアンセン スヴェーン・ノルディン オットー・イェスパーセン ヤニ・スカヴラン |
製作国 | ノルウェー |
映画『キャノンレース』の登場人物(キャスト)
- ロイ(アンドレス・バースモ・クリスティアンセン)
- 車とレースだけが生きがいの中年男性。地元サーキットで開催されるレースでは、常にトップの座を獲得している。ニーナの父親だが、今は一緒に住んでいない。
- ニーナ(イーダ・ヒューソイ)
- ロイとその元妻の間に生まれた14歳の娘。今は母親たちと暮らしている。ロイに似て車好き。年が近いことから、ジミーと仲良くなる。
- ドフェン(スヴェーン・ノルディン)
- ロイの仲間で大の車好き。ニーバッケンと仲が良い。ジミーの父親。
- ニーバッケン(オットー・イェスパーセン)
- ロイの仲間でドフェンと特に親しい。ルーズだが温厚な性格。カーマニアで、ジミーからも慕われている。
- シルビア(ヤニ・スカヴラン)
- ロイと恋仲にある女性。運転はやや荒い。
- TT(トロンド・ハルボ)
- 若い頃からロイのライバルレーサーだった。個性が強く単独行動が多い。
- フィリップ(ヘンリク・メスタド)
- 警察局特殊班の警察官。仕事熱心で、執念深くスピード違反を取り締まる。趣味は釣り。
映画『キャノンレース』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『キャノンレース』のあらすじ【起】
愛妻を助手席に乗せたロイは、ライバルレーサーTTと公道でレースをする。ロイの妻は逆さまになった車の中で、破水した。こうして生まれたのがニーナである。
ロイは以後、14年間で2回離婚し速度違反で120回捕まった。今は自動車修理工場を経営している。
ある日修理工場に別れた妻と新しい夫がやってきた。元妻はさらに子供を産み、新しい家族を築いている。そこにはロイの娘ニーナもいた。元妻はこれから皆で旅行に行くので、その間2週間ほどニーナを預かって欲しいと言う。「パパといたい」というニーナの望みがあってのことだった。
地元でのサーキットを控えているロイは、愛車フォードマスタングの整備に夢中だ。ロイと恋仲にあるシルビアもやってくる。ニーナは邪魔者扱いされた。
レースの当日、ニーナはロイに幸運のクローバーのチョコを差し出す。しかしロイは友人との会話に忙しく、ニーナは相手にされなかった。腹を立てたニーナはレースの直前、ロイの車に細工する。
地元レースでは負け知らずのロイだが、決勝レースはニーナのいたずらのせいで負けた。
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映画『キャノンレース』のあらすじ【承】
その晩の打ち上げパーティには、トヨタGT86に乗ったTTが現れ、街の中心までレースしようとロイに提案する。ロイはこれを断るが、ノルウェーの最北端にあるノール岬までなら、勝負してもいいと答えた。
ゴールまで、公道レースで2200kmもある。多くのレース好きが興奮し、歓声を上げた。スタートは明日の夜中、トロンヘイムのガソリンスタンドの領収書とフェリーの乗車券が通過証明となる。賭け金はいつも通り100クローネだ。ニーナはロイに「ナビをやらせて」と頼むが、ロイはこれを断った。
1晩明け、レース開始10分前となった。この公道レースに参加しようと、たくさんの走り屋たちが集まっている。レースにはロイの仲間であるシルビアやドフェンも参加。ニーバッケンは、シュライナー病を患っていると暴露した。彼は最後になるかもしれないから、美しい景色を見たいと話す。
レースクィーンが旗を振り、26チームの車がスタートした。ロイはTTと競いながら、スピードを上げる。ドフェンは助手席にニーバッケンを乗せて出発した。後部座席には息子のジミーと、ニーナが乗っている。
映画『キャノンレース』のあらすじ【転】
休憩しているドフェンたちの中にニーナがいると気づいたロイは、皆から説得され仕方なく娘を助手席に乗せた。
1週間休暇中の警察局特殊班フィリップは、公道レースが行われていると知り、すぐにヘリを呼んだ。ヘリに乗り込んだフィリップは、レースを妨害するよう道路の封鎖指示を出す。
スタンドでロイに会ったTTは「チェックポイントは俺が先だ」と言い捨て、先を急いだ。ロイよりやや遅れてスタンドに着いたドフェンたちは、地元の不良青年から道路閉鎖の噂を聞く。
フィリップのせいで、畑の中の1本道が肥料トレーラーで封鎖されていた。しかし地元民が大型コンバインで道を作ってくれたので、レーサーたちは無事通過することができる。
道中でロイと娘は刺激的な体験をし、大爆笑となった。ロイは車を黄色にしたのは、ニーナが子供の頃未熟児で、黄疸だったからだと打ち明ける。そこでニーナはつい調子に乗って、ロイの車に細工をしたことをカミングアウトした。ロイはまた不機嫌になる。
フィリップは、諦めずロイたちを追った。
映画『キャノンレース』の結末・ラスト(ネタバレ)
フェリーに乗り込んだロイと娘、ドフェン、ジミー、ニーバッケンたちは、車から降りてのんびりする。ジミーは、シュライナー病という病名がネット上を探してもないと指摘した。皆は彼が仮病を使ったのだと思い、ホッとして笑う。
フェリーから降りると、ゴールまであと少しだった。TTたちはくねくねした道をドリフトしながら進む。
ドフェンがふと助手席を見ると、ニーバッケンが目を開けたまま動かなくなっていた。ドフェンとジミーは彼に何度も話しかけたが、返事はない。ドフェンは運転席の窓を開け「ニーバッケンが死んだ」とロイに伝えた。
先頭にはTT、ロイは2位のポジションにいた。ロイはアクセルを踏み込み先頭に出た後、急ブレーキを踏んでTTの走行を食い止めた。ニーバッケンを乗せたドフェンの車に、優勝を譲ったのだ。先頭を走るドフェンの車を眺め、ロイとニーナは悲しそうに微笑んだ。レースはドフェンが優勝する。
すぐに警察が来た。ドフェンはニーバッケンを弔うため、彼を車に乗せたまま海に葬る。死んだと思われていたニーバッケンだが、落下中に車内でハッと目を覚ました。
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映画『キャノンレース』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『キャノンレース』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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