この記事では、映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0087593
| 製作年 | 2001年 |
|---|---|
| 上映時間 | 100分 |
| ジャンル | 恋愛 ヒューマンドラマ |
| 監督 | ブルース・ベレスフォード |
| キャスト | サラ・ウィンター ジョナサン・プライス ヴァンサン・ペレーズ アウグスト・シュメールツァー |
| 製作国 | イギリス ドイツ オーストラリア |
映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』の登場人物（キャスト）
- アルマ・マーラー（サラ・ウィンター）
- 作曲家を目指す若き女性。両親に反対されながらも、社交界へ出向く。音楽に対しての辛口なコメントが得意。自立心があり、芯がある性格。
- グスタフ・マーラー（ジョナサン・プライス）
- 有名作曲家で指揮者。自身の音楽に命を懸けている。穏やかで、知的な性格。
- ヴァルター・グロピウス（サイモン・ヴァーホーヴェン）
- 建築家。情熱的で完璧主義者。アルマを想っている。
- オスカー・ココシュカ（ヴァンサン・ペレーズ）
- 画家。大人しく見えるが、嫉妬心が強い性格。アルマに尽くす。
- フランツ・ヴェルフェル（グレガー・セバーグ）
- 作家で、ピアノと歌を嗜む。懐が大きく、ユーモアがある性格。アルマを自由に愛する。
映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』のあらすじ【起】
1902年のウィーン。アルマは作曲家を目指しながら、舞踏会に出入りする生活を送っていた。様々な著名人と恋の噂があったアルマだったが、グスタフの曲を酷評したことで彼に見初められる。年の差があったが交際が進み、結婚を決める。
しかし、「音楽家同士の結婚は難しい」という理由で、作曲家の夢を諦めることを結婚の条件にされる。迷うアルマだったが、グスタフを愛していた為、結婚に踏み切った。
2人の子供に恵まれ、アルマはグスタフの会計係として手伝いをしていた。彼の家計管理はずぼらで、家に閉じ込められ、新しいドレスも買ってもらえないことに不満を感じていた。グスタフは音楽に忙しく、家にいる時間が少なかった。
長女が病気を患い、若くしてこの世を去ってしまう。アルマは気を病み、療養施設へ行くことになる。
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映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』のあらすじ【承】
施設では、健康的な食事をとり、ゆったりとした時間を過ごした。そこで同じ患者として、建築家のグロピウスと出会う。2人は恋に落ち、リハビリのために訪れた舞踏会で一緒にダンスをする。
施設から戻ると、グスタフが出迎えた。しかし、グロピウスからの恋文がグスタフにバレてしまう。グスタフはグロピウスを家に呼び、「君は自由だ、留まって欲しいが」とアルマに選択権を与える。アルマはグスタフを愛しており、夫と子供を手放すことは出来なかった為、家に留まった。
グスタフは長女の死後、その名を呼ぶのを禁止にし、自身も病を患っていた。ニューヨークでの公演を終え、帰国後に帰らぬ人となる。
アルマは、未亡人となる。グロピウスとの交際は続いていたが、グロピウスの母に認められずにいた。
映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』のあらすじ【転】
アルマは、画家のオスカーに自画像を描いてもらうことになる。アトリエに通うにつれ、2人は恋に落ちた。グスタフと違い、オスカーは2人の時間を大切にしてくれる人だった。結婚の約束をし、アルマはオスカーと娘と暮らすようになる。マーラー夫人として、アルマは充分なお金を持っていた。オスカーに「私を養えるように名作を書いて」と言う。アルマは施設を訪れる為、家を空けた。その間にオスカーは本当に大作を描き上げたのだった。
しかし、家に戻るとアルマの様子がおかしかった。実は彼女は、オスカーとの間に身ごもった子どもをおろしていた。その時のアルマは、子供は産まないと決心していたのだ。アルマはずっとオスカーと2人きりでいる生活に嫌気がさしてきていた。オスカーは間もなく、名作で手にしたお金で地位を買い、戦争にでる。そして、オスカーの訃報がアルマのもとに届く。
映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』の結末・ラスト（ネタバレ）
アルマは、グロピウスが軍で活躍していることを知り、会いに行く。出征から1年以上たった後、亡くなったはずのオスカーが突然アルマのもとに帰ってきた。戦死したというのは誤報だったのだ。しかし、アルマはグロピウスと結婚し、彼との子供を身ごもっていた。オスカーとは別れることになる。
グロピウスは、立派な建築家だった。しかし、完璧主義な彼の性格に、アルマは息苦しさを感じていた。舞踏会で作家のフランツに出会う。彼の本の大ファンだったアルマは、ユーモア溢れる彼と恋に落ちる。グロピウスとは離婚に至った。
フランツと娘と一緒に暮らすようになる。フランツは昔のアルマが作曲した楽譜を見つけ「この曲は素晴らしい」と言い、作曲をもう一度始めるよう勧めた。アルマが作曲したオペラが公演され、会場の拍手喝采がアルマに向けられた。
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映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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