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映画『ブライト(2017)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ブライト(2017)』の概要:様々な種族が共存し一触即発の状態であるロス。市警の警官である主人公は初のオーク警官とタッグを組むことに。ところが、魔法が使われた事件現場で発見した少女を保護したことで、魔法の杖ワンドを巡る戦いへと巻き込まれる。

映画『ブライト』の作品情報

ブライト

製作年:2017年
上映時間:118分
ジャンル:アクション、ファンタジー
監督:デヴィッド・エアー
キャスト:ウィル・スミス、ジョエル・エドガートン、ノオミ・ラパス、ルーシー・フライ etc

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映画『ブライト』の登場人物(キャスト)

ダリル・ウォード(ウィル・スミス)
ロス市警の警部。人間で妻と幼い娘がいる。ニックと組むことになり、オークから銃撃され瀕死の重傷を負う。そのせいもあってオークを嫌っているが、ニックの人柄を知り次第に受け入れる。正義感に厚い人物だが、勝手な行動をすることも多い。
ニコラス・ジャコビー(ジョエル・エドガートン)
ロス市警初のオークの警部。愛称ニック。雑種のオークと蔑まれて育つ。人間社会に馴染むため、下顎の牙を削っている。幼い頃から警官になるのが夢だった。正義感に厚く勇敢で愛情深い。エルフ語を多少話すことができる。
レイラ(ノオミ・ラパス)
インファーニのリーダーでエルフ。ワンドを所有し、邪悪な存在ダーク・ロードの復活を目論む。ティッカの姉でブライトでもある。冷徹で優れた戦闘能力を持つ。
カンドメア(エドガー・ラミレス)
エルフでFBI魔法捜査官。高潔で切れ者。20年間、レイラを追っている。光の盾から情報を引き出し、ダーク・ロードの復活を阻止しようとする。
ティッカ(ルーシー・フライ)
エルフの少女でレイラの妹。ブライトであり、魔法を習得中。姉がダーク・ロードの復活を目論んでいることを知り、ワンドを奪って光の盾へ助けを求める。

映画『ブライト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ブライト(2017)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ブライト』のあらすじ【起】

至高の存在を主張するエルフ、人のために戦うと主張するオーク、そして人間など多くの他種族が共存する世界。だが、それぞれに主張することが違うために徒党を組み、種族間でも絶えず争い事が勃発していた。

ロス市警の警官ダリル・ウォードは人間で、オークのニコラス・ジャコビー、愛称ニックとタッグを組んでいる。ダリルはニックと組むことを厭っていたが、文句を言える立場でもない。勤務中の怪我により療養していたダリルだったが、復帰初日にニックが自宅まで迎えに来る。ニックは相棒のダリルと親交を深めたいようだが、ダリルの方はあからさまな態度を隠さないのだった。

怪我をしたのは、相棒がオークだったからだ。ダリルの家族は死にそうになった彼を酷く心配していた。種族はそれぞれ特別地区に住んでいる。エルフはプライドが高く全てにおいて洗練されたものを好み、他種族を蔑むのが常だった。
オークへの偏見が強くある中、ニックはロス市警初のオークの警官として注目を浴びている。だが、実際は彼を受け入れない同僚が殆どだった。

その日は街の交差点で剣を振り回す男を拘束。その際、オークギャング、フォグティースと人間ギャング、アルタミラが近頃、激しく争っているという情報を得る。ところが、拘束した男が突然、オーク語で予言によりニックが選ばれたと告げる。ニックですら、何を言っているか理解できなかった。

映画『ブライト』のあらすじ【承】

一旦、拘束した男を拘留するため、署へ戻った2人。ニックが男を留置所へ連れて行っている間、ダリルは彼が撃たれた事件で、調査部からニックが犯人を故意に逃がしたという疑惑があると聞かされる。その上、彼らはニックを解雇するため、逃がしたという証言をダリルに取って来いと言う。断ればダリルも解雇するという脅し付きだった。彼は仕方なく、録音機器を受け取る。その後、ニックと合流後、再び巡回へ。

同じ頃、拘束された男の元へ、FBI魔法捜査官カンドメアがやって来る。男が光の盾という組織の一員であることが分かり、聴取することに。すると、どうやら邪悪な存在ダーク・ロードの復活をエルフの組織インファーニが目論んでいるらしい。更にインファーニは全知全能の魔法を使うことができる杖、ワンドを所有していると言う。だが、ワンドは誰でも使えるというわけではなく、強大な力に耐える特殊な体質を持つブライトという選ばれし者にしか使えないのだった。

その頃、夜間の巡回を行っていたダリルとニックは魔法の発動にて多くの者が殺害された現場へ。彼らはそこでエルフの少女ティッカを発見する。彼女はなんとワンドを所有しており、エルフ語しか話せない。彼女を保護し署へ戻った2人だったが、巡査部長及び同僚達はワンドを手に入れるため、ニックを殺せとダリルに迫る。

そこで、ダリルは外で少女と待っていたニックの元へ戻り、彼から銃撃事件について真相を聞かせてもらう。事の真相を聞いたダリルは、銃を向ける同僚達4人を銃殺。ところが、そこへアルタミラが現れワンドを狙う。3人は車にて逃走を図った。

ひとまずは身を隠し状況整理をしたニックとダリル。更にティッカとワンドを追ってインファーニの女リーダー、レイラも動き出したことが分かる。ワンドはブライト以外の者が使うと命を落とす恐ろしい杖である。潜伏先にも追手が迫り、目の前で人が消滅する様子を目にしたダリルは、ワンドを手放すことはできないと理解するのだった。

映画『ブライト』のあらすじ【転】

3人がクラブで騒動を起こしている頃、カンドメアは事件現場へ。20年間、追って来たレイラが動き出したことを知る。ワンドとブライトのティッカがいなければ、レイラは無敵ではない。逮捕できるチャンスだ。

アルタミラもオークギャング、フォグティースもインファーニも3人を追っている。安全な場所などどこにもない。クラブでアルタミラに追い詰められた3人だったが、そこへインファーニが乱入。3人は騒動に紛れて裏口から脱出した。

ニックはオークの中でも阻害されて育った。それに、正義感溢れる人物で偏見にも立ち向かっている。ニックを見直したダリルだったが、親友になるにはまだ決め手がない。彼らは信用できそうな同僚に助けを求めることにした。すると、同僚はカンドメアへ連絡。ダリルは彼と交渉し、ワンドを渡す条件として警官殺しの罪に問わないで欲しいと言ったが、インファーニの仕業により、通信塔を破壊され通話が途切れてしまう。誰もがニックとダリルを犯人にしたがっている。2人は後ろ手に拘束され諦めようとしたが、同僚が何者かに狙撃され死亡。3人はただちに店内へ避難した。狙撃者はインファーニのようだ。突如、店へ車が突っ込み、レイラが降り立った。ダリルとニックは必死の抵抗をしてどうにか逃走。

しかし逃走中、今度はフォグティースに捕まってしまう。フォグティースのボスはニックを雑種のオークだと蔑みながら、同種のよしみでワンドの在り処を明かせと言う。しらばっくれたニックとダリルは酷く痛めつけられ、更にティッカまで人質にされる。それでも、頑なに口を開かない2人。そのせいでニックが殺されてしまうのだった。

そこで、ティッカはワンドを使ってニックの蘇生を行うことに。どうやらこれらの奇跡は予言されていたらしく、シャーマンは予言通りにニックが復活したと喜色を示し、フォグティースは彼に頭を垂れるのである。ダリルは力を使って弱ったティッカとニックを連れてその場を去った。

映画『ブライト』の結末・ラスト(ネタバレ)

2人を信用するとティッカが言葉を話し始めたため、事情を聞く。ティッカはインファーニに所属していたが、ダーク・ロードの復活を阻止するため、ワンドを盗んで光の盾に助けを求めたらしい。彼女は強力な蘇生魔法を使ったせいで、今にも死にそうである。助けるためには光の盾の本拠地へ向かわなければならない。

だが、そこへ向かうための道が、ティッカを保護した最初の事件現場にあると言う。2人は仕方なく事件現場へと引き返したが、インファーニがすでに待ち伏せていた。レイラの手下と激しい戦いを経た後、レイラ本人と戦闘を展開。3人は協力してレイラを倒し、建物の地下にある泉へ。

ティッカを泉へ浸したが、再生して生き返ったレイラがニックへと襲い掛かる。レイラもブライトであるらしくワンドを使ってダリルを攻撃。彼女はティッカへと共に帰ろうとしきりに迫る。だが、ティッカは頑なに戻らないと拒否。レイラとティッカは姉妹でブライトだったようだ。

しかし、ニックの銃撃でワンドを手放したレイラ。ダリルは近くに転がって来たワンドに手を伸ばして掴んだ。これまで、人間がブライトであった事実はなく、ダリルが初のブライトであることが判明。ティッカから魔法の言葉を教えてもらい、レイラへと攻撃し彼女を倒した。その際、ティッカは泉を通じて光の盾の本拠地へ姿を消す。

ニックは消えたティッカを探すダリルを連れて、燃え始めた建物の外へ向かったが、途中ではぐれてしまう。外ではFBIが待機していたが、ニックはダリルを救出するために踵を返す。瀕死のダリルを救出し、無事に外へ脱出した。すると、彼の勇敢な行動にフォグティースの面々が本物のオークだと認めてくれる。雑種だと阻害されて育ったニックは、込み上げる嬉しさに雄叫びを上げた。これにより、ワンドはFBIが厳重に保管することになった。

翌日、病院へ搬送された2人の元へカンドメアが現れる。ニックとダリルは必死に事情を説明。最終的に彼らはワンドなど始めからなく、自分達は仕事をしただけだと話した。すると、カンドメアは2人の証言を受け入れ、ダリルの警官殺しをなかったことにしてくれる。
回復後、ダリルとニックは警官としての勇敢な行動を認められ、表彰されるのであった。

映画『ブライト』の感想・評価・レビュー

NETFLIXにて配信されたアーバンファンタジーアクションクライム映画。様々な種族が共存するという、夢のような世界での戦いを描いている。主演がウィル・スミスとのことで話題になり、続編についても企画が出ているらしい。

今作では主にオーク、人間、エルフが大々的に争っている。その中で魔法を使うことができる杖を巡って抗争が勃発するわけだが、杖は誰でも使えるわけではない。独自の世界観がきちんと構築されていて、かつ現代をリアルに描いている。ただ、雑多な印象があり理解が追いつかない部分もあるため、もう少しそぎ落としても良いのかなと思った。(MIHOシネマ編集部)

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