この記事では、映画『ベイビー・ブローカー(2022)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ベイビー・ブローカー(2022)』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0074339
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 129分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 是枝裕和 |
キャスト | ソン・ガンホ カン・ドンウォン ペ・ドゥナ イ・ジウン イ・ジュヨン |
製作国 | 韓国 |
映画『ベイビー・ブローカー(2022)』の登場人物(キャスト)
- ハ・サンヒョン(ソン・ガンホ)
- 「赤ちゃんポスト」に入った赤ちゃんの新しい両親を探すビジネスであるベイビーブローカーをしている。離婚歴があり、一人娘がいる。
- ユン・ドンス(カン・ドンウォン)
- サンヒョンのパートナーで同じくベイビーブローカーでもある。養護施設出身で、自身も捨て子であった。
- ムン・ソヨン(イ・ジウン)
- ウソンの母親で、ウソンを一度は「赤ちゃんポスト」へ入れるが、ひょんなことからサンヒョンとドンスと共にウソンの育て親探しをする。
- アン・スジン(ぺ・ドゥナ)
- ブローカーたちを逮捕しようと、執拗に追いかける刑事。赤ちゃんを捨てる母親に対して強い不快な感情を示す。
- ウソン(パク・ジヨン)
- ソヨンの赤ちゃん。名前はソヨンの命名で、漢字で表記すると「羽星」となる。眉毛が薄い特徴がある。
映画『ベイビー・ブローカー(2022)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ベイビー・ブローカー(2022)』のあらすじ【起】
ある土砂降りの日に、若い女性が「赤ちゃんポスト」の前に、赤ん坊を置き去りにしていく。その様子を遠くから二人の刑事が観察をしていた。刑事のスジンは、後輩の刑事に女性の尾行を命じ、赤ん坊を「赤ちゃんポスト」へ入れる。施設の中には、若い青年のドンスと中年のサンヒョンがいた。二人は、施設の職員をしながら、赤ん坊を売る「ベイビーブローカー」の仕事もしていた。
赤ちゃんを回収すると、中にはメモが入っており、「必ず迎えに来る」というメモが残されていた。ところが、施設育ちのドンスは、母親が迎えに来ることはないということを知っていた。そんなドンスの予想とは裏腹に、翌日に母親が赤ちゃんを施設に迎えに来る。ところが、ドンスとサンヒョンは既に赤ん坊を施設内で預かっていないと伝える。そのことに気が付いた母親のソヨンは、警察に通報しようとする。仕方がなくソヨンを赤ちゃんのもとへと案内し、自分たちのもう一つの仕事を伝える。ソヨンは、そんな二人にうんざりしながらも、赤ちゃんの育て親を探す旅に出たいと伝える。
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映画『ベイビー・ブローカー(2022)』のあらすじ【承】
スジンとイ刑事は、人身売買の容疑でドンスたちを逮捕しようとしており、旅に出るソヨンたちを尾行する。まずソヨンたちは、漁港へ行き、赤ちゃんを買ってくれそうな夫婦に会う。ところが、赤ちゃんの顔を見た夫婦は、赤ちゃんの顔にケチをつける。自分の赤ちゃんを馬鹿にされたソヨンは激怒し、交渉は決裂してしまう。
続いて一行は、ドンスの生まれ育った施設へ向かう。ドンスの来訪に施設の子どもたちは、大喜びで迎え入れる。施設の子どもたちの境遇について、改めて知ることになった一行。話の中で、赤ちゃんを捨てようとするソヨンと、ドンスは口論になってしまう。その日の夜にソヨンとドンスは、お互いに謝罪し和解をする。
一行が次の買い手のもとへ向かう車に誤って施設の子のヘジンが紛れ込んでしまう。ヘジンは、施設の暮らしにうんざりしており、抜け出したいと前々から思っていたのである。ヘジンの目的を知った一行は、ヘジンをひとまず旅に同行させるのであった。
映画『ベイビー・ブローカー(2022)』のあらすじ【転】
刑事のスジンは、一行を逮捕するため、おとりの買い手夫婦を用意する。ところが、この夫婦がおとりであると、ドンスに見破られてしまう。
他の里親候補が出てくるのを待つサンヒョンたち。コンビニにソヨンが一人で行った際に、刑事が待ち伏せており、ソヨンにとある提案を持ちかける。実はソヨンは、ヤクザの男であり、赤ちゃんの父親でもある男を殺害していたのである。ソヨンがサンヒョンたちの逮捕に協力すれば、ソヨンとウソンの身の安全を保証するというものであった。
サンヒョンは、ソヨンの帰りが遅いということで、ソヨンの裏切りを勘付き始める。サンヒョンたちのもとに戻ってきたソヨンは、サンヒョンたちに刑事からの提案をすべて打ち明ける。ドンスは、車に取り付けられたGPSを取り外し、車ではなく電車で移動し、ウソンの育て親候補に会いにソウルへ行くのであった。
映画『ベイビー・ブローカー(2022)』の結末・ラスト(ネタバレ)
一行がソウルへ到着すると、ウソンの育て親候補に会いに行く。人柄の良さそうな夫婦で、ウソンを大切に育てることを約束してくれる。一晩じっくり考えさせてほしいとソヨンに伝える。
一行は、その日の晩は、モーテルに宿泊する。そこでドンスは、改めて親に捨てられることの辛さを話し始める。しかしながら、ソヨンの人柄の良さを知ったドンスは、彼女を非難することはなくなった。ソヨンはウソンを抱きしめて、「生まれてきてくれてありがとう」と伝え、明日育て親候補に引き渡すことを決める。
翌朝、育て親候補に会いに行く一行。ところが、サンヒョンの姿が見当たらない。サンヒョンを除いた一行は、取引を里親候補と話を進めていくのだが、その最中に警察が突入して来て一行を逮捕する。
その後、ウソンを引き取ったのはスジンであった。ソヨンたちが出所した後に、ウソンを育てられるように手配をするのであった。
映画『ベイビー・ブローカー(2022)』の感想・評価・レビュー
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映画『ベイビー・ブローカー(2022)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ベイビー・ブローカー(2022)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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