この記事では、映画『愛のお荷物』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『愛のお荷物』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0035126
製作年 | 1955年 |
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上映時間 | 110分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ コメディ |
監督 | 川島雄三 |
キャスト | 三橋達也 北原三枝 轟夕紀子 山村聡 |
製作国 | 日本 |
映画『愛のお荷物』の登場人物(キャスト)
- 新木錠三郎(山村聡)
- 有名な薬問屋の当主で、厚生大臣を務める。人口の増加を食い止めようとしている。
- 新木蘭子(轟夕起子)
- 錠三郎の妻。48歳。
- 新木錠太郎(三橋達也)
- 新木家の長男。父の秘書である冴子と、密かに付き合っている。優柔不断で頼りない性格。
- 新木さくら(高友子)
- 新木家の末娘。許嫁の出羽小路と近々結婚する予定。明るく快活。
- 新木錠造(東野英治郎)
- 82歳。箱根に隠居している。カメラが趣味。
- 貝田そめ(山田五十鈴)
- 錠三郎のかつての恋人。置き屋の女将。京都で舞妓をしていた。
- 荒牧和子(東恵美子)
- 新木家の長女。嫁いで3年になるが、未だに子供ができないと悩んでいる。
- 出羽小路亀之助(フランキー堺)
- さくらの許嫁。京都に住んでいる。どこか抜けているが、さくらにベタ惚れしている。
- 五代冴子(北原三枝)
- 錠三郎の秘書。密かに錠太郎と付き合っている。頼りない錠太郎を引っ張っていく。
映画『愛のお荷物』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『愛のお荷物』のあらすじ【起】
厚生大臣の錠三郎は、人口増加問題について受胎調節相談所設置などの施策を行う、と発言し、野党の追求を受けるが、軽くあしらった。錠三郎の施策は、人工流産を推奨するものではなく、徹底的に避妊をすることだという。
錠三郎の妻である蘭子は、産婦人科を訪れ妊娠が発覚する。
新木家の長男である錠太郎は、密かに交際していた冴子から、妊娠を告げられる。両親にいつまで経っても冴子との交際を言い出せない錠太郎に、痺れを切らしていた冴子は、結婚を決心させるために妊娠したと話した。錠太郎は父親になる自信がない、と呟く。
錠三郎は事務所へと戻り、遅れて冴子が合流する。錠太郎は錠三郎に、冴子とのことを伝えようとするが、煮え切らない錠太郎に冴子はイライラする。錠太郎は遠回しに結婚を伝えた。
新木家の末娘のさくらは、許嫁の出羽小路と待ち合わせをしていた。
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映画『愛のお荷物』のあらすじ【承】
蘭子は帰宅し、長女である和子に妊娠のことを相談する。和子は蘭子の妊娠を祝福した。なかなか子供ができない和子は、妊娠した蘭子の子供をもらおうとする。帰宅したさくらは、蘭子が時期的にさくらの結婚式に出られないかもしれない、と和子から伝えられ、蘭子の妊娠を知った。
さくらは錠太郎に蘭子が妊娠したことを告げる。錠太郎は冴子との結婚を、さくらにだけ伝えた。
帰宅した錠三郎に、蘭子は申し訳なさそうに妊娠を告げる。錠三郎は錠太郎と冴子のことだと勘違いして聞いていたが、蘭子と自分の子供だと知っても、あまり驚かず冷静だった。
新木家は隠居している錠造の元を訪れる。
錠三郎は蘭子の子供が産まれる頃に、ちょうど選挙が被ることに気づく。人口増加問題の解消を掲げている錠三郎は、面目が立たないことを懸念し、蘭子に人工流産を勧めた。
映画『愛のお荷物』のあらすじ【転】
錠三郎は錠太郎と冴子の結婚を、蘭子とさくらには慎重に伝えるべきだと冴子に話す。
冴子は錠三郎のことも疑っており、蘭子が自分の家柄を詮索していることを、錠太郎に伝えた。
錠太郎と冴子は、和子の家で夕飯を共にする。
出羽小路はさくらに電話をかける。出羽小路は早く結婚したいと話し、さくらは京都に行くことを決めた。
錠太郎は蘭子に結婚と冴子の妊娠を報告するが、蘭子とさくらは猛反対する。錠太郎は2人の態度に怒り、家を出ていくと言って荷物をまとめた。
錠三郎と蘭子とさくらは錠太郎を必死に止めるが、錠太郎は蘭子の子供が男の子であることを願い、出ていってしまう。
蘭子は自分たちの妊娠が表沙汰になることを恐れていた。
錠太郎はさくらを新居に案内する。道中、錠太郎はさくらの妊娠を知った。さくらは冴子の知恵を借りに、錠太郎の元を訪ねたという。
映画『愛のお荷物』の結末・ラスト(ネタバレ)
新木家の騒動が風刺画で新聞に掲載されてしまい、錠三郎の政治的立場は危うくなる。冴子は錠三郎に辞表を提出した。冴子は錠三郎に手紙を渡し、家に帰ってから内容を見るよう告げる。
蘭子は上機嫌で帰宅し、そのワケをさくらに話した。冴子がとても有名な家柄の出身だと知ったからだという。蘭子は錠太郎の結婚を認めるが、冴子の手紙には、このまま行けば錠太郎との結婚を破棄する旨が書いてあった、と錠三郎は話した。錠三郎は出張中に冴子と話をつけると蘭子に伝え、さくらも同行することになる。
錠三郎は冴子に頭を下げ、錠太郎と結婚してくれるよう頼んだという。
錠三郎は28年ぶりに、かつての恋人である貝田そめと再会した。錠三郎はそめと昔話に花を咲かせるが、自分とそめとの間に子供ができていたことを知る。
総理は錠三郎を防衛庁長官に任命した。
錠太郎は久しぶりに実家へ帰る。和子にも妊娠が発覚した。新木家の女性陣は一度につわりに見舞われ、錠三郎と錠太郎は慌てふためく。
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映画『愛のお荷物』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『愛のお荷物』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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