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映画『愛の調べ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『愛の調べ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『愛の調べ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0037983

製作年 1947年
上映時間 118分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 クラレンス・ブラウン
キャスト キャサリン・ヘプバーン
ロバート・ウォーカー
ポール・ヘンリード
レオ・G・キャロル
製作国 アメリカ

映画『愛の調べ』の登場人物(キャスト)

クララ・シューマン(キャサリン・ヘプバーン)
ロベルトの妻。天才と称される、ドイツのピアニスト。
ロベルト・シューマン(ポール・ヘンリード)
ドイツの作曲家。ロマン派。フリードリヒに弟子入りしていた。
ヨハネス・ブラームス(ロバート・ウォーカー)
ドイツの作曲家でピアニスト。若き天才と評される。機転がきき口がうまい。
フランツ・リスト(ヘンリー・ダニエル)
ヨーロッパで活躍する有名なピアニスト。
フリードリヒ・ヴィーク(レオ・G・キャロル)
クララの父。ドイツの音楽家。ロベルトのピアノ教師でもある。

映画『愛の調べ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『愛の調べ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『愛の調べ』のあらすじ【起】

1839年、ドレスデンのオペラ座。ザクセン王の御前演奏会で、クララはピアノを演奏する。

クララの後ろには、ピアノの教師でもある父のフリードリヒが、クララの演奏に指示を出していた。王室はクララの演奏を評価する。客席に目を配るクララを、フリードリヒは集中するよう注意した。クララの演奏はスタンディングオベーションを巻き起こす。

アンコールでは、ロベルトが作曲したトロイメライを演奏したいと考えていたクララだったが、フリードリヒはラ・カンパネラを演奏するよう告げる。クララはフリードリヒの指示を無視して、トロイメライを演奏した。

ザクセン王はトロイメライを気に入り、側近にロベルトの名を尋ねる。

ロベルトは、自分の曲が大衆と王室に気に入られたことに感激し、クララに感謝と愛を伝えた。

ロベルトとクララの結婚に、フリードリヒは反対する。フリードリヒは、音楽家同士で結婚するならば、クララと同等かそれ以上の才能がある人間でないと認めないという。

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映画『愛の調べ』のあらすじ【承】

クララはロベルトとの結婚を認めるよう、裁判所に出向く。クララはロベルトと一生添い遂げると裁判官に誓うが、2人の結婚は認められなかった。だが、著名なピアニストであるリストが異議を申し立てる。ロベルトを前途有望な作曲家だと話し、国王もロベルトの曲を認めたと証言した。裁判官はリストの発言を無視できず、2人の結婚を認める。

クララとロベルトは式を挙げた。ロベルトはクララを新居に案内する。小さく狭い部屋だが、クララはいつでも一緒にいられると喜んだ。

結婚してから約10年、2人はたくさんの子宝に恵まれていた。ロベルトは、子供達の世話と家事に追われるクララを心配し、使用人にもっと働くよう伝えるが、その言葉を聞いた使用人は出ていってしまう。

ロベルトの教えを乞いに、ブラームスが訪ねてくる。ブラームスの演奏をロベルトは気に入り、クララは聴き惚れていた。

ブラームスは、ロベルトをどの作曲家よりも優れていると評し、弟子入りを志願する。ロベルトはブラームスを自宅に住まわせることに決めた。

映画『愛の調べ』のあらすじ【転】

ブラームスの演奏を聴いているロベルトは、自分にしか聞こえない異音に気づく。

ブラームスは、給料を受け取りに戻った使用人を口車に乗せ、家に戻させた。

クララはロベルトの頭痛を心配するが、新曲の制作に追われていたロベルトは苛立つ。家計のため、クララは久しぶりに演奏会に立つことに決めた。

クララは久しぶりの演奏にも関わらず、評論家や音楽家を唸らせる。クララはツアーの打診を受けるが、子育てで忙しいため断った。

ロベルトは、医師にAの音が頭からこびりついて離れないと話し、頭痛薬を処方される。医師はクララに原因は過労だと伝えるが、クララはうつ病を疑っていた。

クララは、ロベルトのオペラが劇場に認められなかったことを知り、泣き出してしまう。ブラームスはクララに、ロベルトには真実を隠すよう告げ、リストの元へ向かった。

クララとロベルトとブラームスは、リストの演奏会を観覧する。リストはロベルトの曲を披露した。リストはロベルトとブラームスのために、ロベルトのオペラを劇場で使うよう根回しをした。

映画『愛の調べ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ブラームスは家を出ていくという。クララが理由を尋ねると、クララを愛してしまったからだとブラームスは伝えた。ロベルトはブラームスの恋心に気づいていたため、ブラームスの気持ちを汲んで送り出す。

ロベルトは劇場で指揮を振るが、耳鳴りが邪魔をして、演奏の途中で指揮を止めてしまう。

その後、ロベルトは自殺を図った。クララはロベルトと久しぶりに面会をする。ロベルトはクララに作った新曲を聴かせるが、それはトロイメライだった。

ロベルトはこの世を去る。

ブラームスは5年ぶりにクララの家を訪ねた。ブラームスの活躍を知り、クララは喜んでいた。ブラームスはピアノを弾かなくなったクララに、現実を見るよう助言をし演奏会に誘うが、クララはブラームスに別れを告げる。

ブラームスは密かに演奏会に来ていたクララを見つけ、食事へと誘った。

ブラームスはクララに愛を伝え求婚する。クララはブラームスの求婚を断り、人々の心の中にロベルトが生き続けるよう、生涯にわたって演奏を続けると誓った。

映画『愛の調べ』の感想・評価・レビュー

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映画『愛の調べ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『愛の調べ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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