この記事では、映画『カラミティ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『カラミティ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0067510
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 82分 |
ジャンル | 西部劇 アドベンチャー |
監督 | レミ・シャイエ |
キャスト | サロメ・ブルヴァン アレクサンドラ・ラミー アレクシ・トマッシャン ヨヘン・ヘーゲレ |
製作国 | フランス デンマーク |
映画『カラミティ』の登場人物(キャスト)
- マーサ・ジェーン・キャナリー(サロメ・ブルバン)
- 西を目指す開拓集団にいる少女。男勝りな性格で、女性の不当な扱いに不満を抱いている。
- イーサン(サンティアゴ・バーバン)
- 開拓集団を率いる隊長の息子。マーサに想いを寄せていているが、素直になれずに彼女に意地悪ばかりをする。
- サムソン(アレクシ・トマシアン)
- 森の中でマーサを助けた、軍服を着た男性。ピックという犬を連れている。
- ジョナス(レオナール・ルフ)
- 旅の途中でマーサと出会う少年。彼女を男性だと勘違いする。
- ムスタシュ夫人(アレクサンドラ・ラミー)
- マーサとジョナスを匿ってくれる女性。金鉱の経営者でもある。
映画『カラミティ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『カラミティ』のあらすじ【起】
1868年、マーサ・ジェーン・キャナリーは12歳だった。
彼女はアメリカで、のちに「西部開拓時代」と言われる時代を生きていた。
幼くして母は亡くしていたが父のロバート、妹のレナ、弟のエリージャと共に開拓集団の馬車に乗っている。
西を目指すその集団を引き連れていたのは、アブラハム隊長。
彼の息子のイーサンはマーサに想いを寄せていたが、どうしても素直になれない。
いつも意地悪をしてくるイーサンにマーサも抵抗するが、喧嘩になると怒られるのは決まってマーサの方。
当時は男尊女卑が激しく、他の面でも優遇されるのは男ばかり。
そんな風潮に納得ができないマーサは、集団の大人達とも衝突を繰り返していた。
そんなある日、馬の暴走によってロバートが負傷。
彼は肋骨を折り、開拓集団はしばしの間その場所に留まることになった。
マーサは焚き木を拾っていたが、理想的な枝が見つからない。
彼女はつい、女人禁制の森の奥にまで進んでしまっていた。
そこでマーサが見たのは、ピューマに襲われた子牛の死体。
その子牛は、イーサンが逃がしたものであった。
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映画『カラミティ』のあらすじ【承】
マーサは荷馬車の扱いを上達させるため、集団が寝入った夜間に練習することに。
スカートは邪魔だと感じ、彼女はズボンを穿き始める。
当時からすれば、女性がズボンを穿くのは考えられないことだった。
しかし、ひょんなことからズボン姿を見られてしまう。
『女性らしくない』と批判されるが、マーサは着実に馬車扱いの腕を上げていった。
ある日、森の中でトラに出くわしたマーサは、第3騎兵隊のサムソン少尉と愛犬ピックに救われる。
開拓集団に同行することになったサムソンに、マーサは色々と話を聞こうとする。
彼女は騎兵隊に憧れていたのだ。
その光景を見てヤキモキしていたのはイーサン、彼はとうとうマーサが大切していた「光る石」を捨ててしまう。
やがてある日、サムソンは姿を消してしまった。
ほどなくして、集団の中で窃盗の被害が相次ぐように。
サムソンに疑念がかけられ、彼と懇意だったマーサも疑われた。
協議の結果、マーサ一家は追放処分となってしまう。
それを知るとマーサは、友人に妹と弟のことを頼み、自らは開拓集団を抜け出すのだった。
映画『カラミティ』のあらすじ【転】
マーサは、ホットスプリングにある軍の駐屯地を目指す。
その旅の中で、ジョナスという少年とも出会った。
やがてマーサは、自分を追う捜索隊の存在に気付く。
彼女はジョナスに、自分をホットスプリングに連れていくよう依頼。
名前を聞かれると、彼女は「マーカス」と答える。
マーサは短髪かつズボンを穿いていたので、ジョナスも彼女が男であると勘違いしたのだ。
食糧難やトラブルを乗り越え、やがて2人は絆を深めていった。
たどり着いた町で、マーサはサムソンについて聞いて回る。
しかし追われる立場となり、ジョナスと合流後、ムスタシュという夫人に助けられることに。
彼女の金鉱で働くことになる二人だが、そこでジョナスはマーサが女性だと知り、ショックを受けてしまった。
その一方で、カーソンという男がムスタシュ夫人の金鉱を狙っていた。
彼は夫人の悪評を広め、金鉱からは徐々に人が去ってしまうことに。
突然の人材不足に悩む夫人を見たマーサは、自らが金鉱に潜り込むことを決意。
危険を顧みず、金鉱の奥に本当に黄金が眠っていることを確認したのだった。
映画『カラミティ』の結末・ラスト(ネタバレ)
ムスタシュ夫人の金鉱は再び活気づく。
その傍らで、とうとう彼女はサムソンと再会した。
しかし、本当は彼は軍人ではなかった。
ただの洗濯係なのだが、預かった軍服を着て歩くことで優越感に浸っていたのだ。
また、例の開拓集団の窃盗事件で失われた品物もサムソンが持っていた。
ただ、話を聞く限りでは彼が犯人だとは言い難い。
マーサと懇意にしていたことに腹を立てたイーサンが、サムソンに無理矢理品物を押し付けたのだった。
つまり「手切れ金」として渡され、サムソンはイーサンに集団を追い出されたのだ。
マーサは品物を返してもらい、ムスタシュ夫人とジョナスに別れを告げ、開拓集団のもとに帰ることにする。
帰還後、マーサは自らを「カラミティ」と名乗る。
そして品物を皆に返し、イーサンは自らの行いを正直に人々に告白する。
さらに彼は、一度は捨てた「光る石」を探し当て、それをマーサに返す。
やっとのことで、二人は打ち解けたのだった。
やがて、マーサは荷馬車隊の先導役に任命される。
彼女の先導のもと、開拓集団はさらに西を目指すのだった。
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映画『カラミティ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『カラミティ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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