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映画『食人族』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『食人族』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『食人族』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0091608

製作年 1980年
上映時間 96分
ジャンル スリラー
監督 ルッジェロ・デオダート
キャスト ロバート・カーマン
フランチェスカ・チアルディ
ペリー・ピルカネン
ルカ・バルバレスキー
製作国 イタリア

映画『食人族』の登場人物(キャスト)

モンロー教授(ロバート・カーマン)
人類学者。密林で行方不明になった4人の撮影クルーを探すため現地へ飛び、ガイドを伴いアマゾンの奥地へと入っていく。そこで遭遇したヤクモ族や食人の習慣を持つ木族と接触し、友好関係を結ぶことに成功。クルー4人は白骨遺体と化していたが、彼らが残した撮影フィルムを発見。ニューヨークに戻りフィルムを見たところ、その衝撃的な映像に絶句する。
アラン(ガブリエル・ヨーク)
ドキュメンタリーの撮影クルー。視聴者の興味を引くためなら平気で”やらせ”を撮る、ジャーナリストの風上にも置けない人間。食人族の映像を撮りにアマゾン川上流にある森に入る。発見した原住民を襲撃し、集落に火をつけたり、女性をレイプしたり暴虐の限りを尽くしその様子をカメラに収めるが、部族の怒りを買い、殺されて食われてしまう。
フェイ(フランチェスカ・チアルディ)
アランと同じクルーで彼のパートナー。先住民族たちへの暴力的な行為をエスカレートさせていくアランたちに次第についていけなくなる。原住民たちに直接手出しはしていないが、アラン同様捕らえられて食われてしまう。

映画『食人族』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『食人族』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『食人族』のあらすじ【起】

伝説の「食人族」を追うドキュメンタリーの撮影で、アマゾンの奥地に入った男女4名のクルーが消息を絶った。人類学者のモンロー教授は、4人の雇い主であるテレビ局から依頼され、クルーたちの捜索とフィルム回収のため現地へ飛ぶことになる。

現地では軍の部隊が先んじて捜索に乗り出していたが、ヤクモ族という先住民族の抵抗に遭い、行く手を阻まれて苦戦していた。到着したモンローは、ガイドのチャコとその部下であるミゲルを帯同することになった。部隊が捕らえていたヤクモ族の若者に案内させ、3人は森の中へと足を踏み入れる。

チャコの話によるとヤクモに人を食う習慣はないが、木族(ヤマモモ)と沼族(シャカタリ)と呼ばれる部族は敵対関係にある食人族で、攻撃的なため注意を要するとのこと。

モンローたちは道中で、4人とともに森に入った案内人フェリペの白骨遺体を発見。その後、ヤマモモ族と思われる男が、川原で同じ部族の女の性器を痛めつけている場面に遭遇し、一同は絶句する。チャコいわく「掟を破ったので罰を受けている」とのこと。

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映画『食人族』のあらすじ【承】

やがて一行は、ヤクモ族の集落に到着する。はじめは警戒していたヤクモ族の民だったが、彼らの扱いに慣れているチャコやミゲルの助けを借り、何とか警戒を解くことができた。

さらに奥地へ進んだモンロー達は、食人族であるヤマモモ族の村にたどり着く。先住民族の文化を尊重して歩み寄るモンローに、彼らも次第に心を開いてくれるようになる。族長から食事にも招待され、信頼を得ることに成功した。その後、村の傍で4人のものと思われる白骨遺体を発見するが、彼らが遺したフィルムは何とか回収することができた。

ニューヨークに戻ったモンローは、テレビ局のプロデューサーにフィルムを発見したことを報告。すると、アランたちが作ったドキュメンタリーを見せてもらう。彼らの映像には人を惹きつける力があったことは確かだったが、ほとんどが“やらせ”だったのだ。モンローは驚くが、「視聴者が喜ぶならそれでもいい」と答えるプロデューサー。さらに、フィルムを放送する予定だと言われたモンローは、「人の不幸で金を儲けるなんて悪趣味だ」と嫌悪感を露わにする。

映画『食人族』のあらすじ【転】

ひとまず、4人の人となりを知るために身内へ取材に出かけることになったモンロー。アランの父や妻、フェイの姉、マークの父と面会するが、皆一様に口をつぐみ話もしたくないという様子だった。

試写室に集まったモンロー教授やテレビ局関係者の面々。現像から上がったフィルムを鑑賞することになるが、そこには目を覆わんばかりの衝撃的な映像が収められていた。4人のクルーが現地に到着したところから映像は始まっており、ガイドのフェリペを含めた5人で森に入って行った。しかし、フェリペはジャングルで毒蛇に噛まれ、早々に命を落としてしまう。案内役を失ったクルーたちは食料に困り、カメを捕まえ解体して食べ始める。

森の奥でようやく原住民のヤクモ族を発見するが、クルーたちは完全に制御を失い、常軌を逸した行動に出始める。無抵抗な原住民たちを銃で威嚇し、飼われている家畜を射殺。男たちは部族の女性をレイプした後、村の住居に火を放って燃やしてしまう。

映画『食人族』の結末・ラスト(ネタバレ)

その後、集落を立ち去った一行は、串刺しにされたヤクモ族の女性の遺体を発見する。姦淫の罪で処刑されてしまったのだ。それをヘラヘラと笑いながら眺めるアラン。

クルーたちの残虐行為はさらにエスカレート。木族と沼族の対立を煽り、いつもの”やらせ“映像を撮ろうと画策する。しかし、怒りに燃える食人族たちの逆鱗に触れ、クルーたちは一人また一人と追い詰められ、無惨に殺されて食べられていく。原住民達に犯され、首を切断されて食われるフェイの様子が映し出されたところで映像は終わっていた。モンローやテレビ局の関係者らは言葉を失い、映像はすぐさま消却されることになった。モンローは局をあとにしながら「食人族は一体どっちなんだ?」と呟いた。

その後、フィルムの焼却を命じられたジョンという映写技師は、実際は処分せず不法に所持していたとして罪に問われた。しかし、1万ドルの罰金刑を課されたのみで、すでに25万ドルの利益を得ていたことが判明するのだった。

映画『食人族』の感想・評価・レビュー

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映画『食人族』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『食人族』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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