この記事では、映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0057879
製作年 | 2000年 |
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上映時間 | 84分 |
ジャンル | コメディ |
監督 | ジョン・ウォーターズ |
キャスト | スティーヴン・ドーフ メラニー・グリフィス エイドリアン・グレニアー アリシア・ウィット |
製作国 | アメリカ |
映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』の登場人物(キャスト)
- セシル・B・ディメンテッド(スティーヴン・ドーフ)
- 映画監督の男性。メジャーな商業映画に反感を抱く反ハリウッド集団「スプロケット・ホールズ」のリーダー的存在。ハリウッドの拝金主義を嫌い、アングラ映画を愛している。親は映画の敵だという考えの持ち主。
- ハニー・ホイットロック(メラニー・グリフィス)
- ハリウッドの商業映画で活躍する、やや落ち目な女優。性悪女。わがままだが、仕事に対してのプロ意識は高い。
- チェリッシュ(アリシア・ウィット)
- スプロケット・ホールズのメンバーで映画「永遠の美」の女優。普段はポルノ女優である。好きな映画監督はアンディ・ウォーホル。
- ライル(エイドリアン・グレニアー)
- スプロケット・ホールズのメンバーで映画「永遠の美」の男優。薬物依存者。好きな映画監督はハーシェル・ゴードン・ルイス。
- フィジット(エリック・M・バリー)
- スプロケット・ホールズのメンバーで衣装を担当する男子。まだ若く両親が過保護気味である。好きな映画監督はウィリアム・キャッスル。
- レイヴン(マギー・ジレンホール)
- スプロケット・ホールズのメンバーでメイクを担当。悪魔主義者の女性。どんな修羅場であっても、熱心にハニーのメイクを直す。好きな映画監督はケネス・アンガー。
- ロドニー(ジャック・ノーズワージー)
- スプロケット・ホールズのメンバーでヘアスタイリスト。ヘアスタイリストでありながら、髪の根元処理が嫌い。好きな映画監督はペドロ・アルモドバル。
- ピーティ(マイケル・シャノン)
- スプロケット・ホールズの運転手の男性。同性愛者である。好きな映画監督はライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。
- シャルドネ(ゼンゼル・ウゾマ)
- スプロケット・ホールズのメンバーで音響を担当する女性。好きな映画監督はスパイク・リー。
- ルイス(ラリー・ギリアード・Jr)
- スプロケット・ホールズのメンバーで担当は美術監督。好きな映画監督はデヴィッド・リンチ。
映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』のあらすじ【起】
女優ハニー・ホイットロックは新作映画の試写会のため、ボルチモアのホテルに滞在していた。取材中ハニーはボルチモアの美しい景色を褒めちぎる。しかし取材陣が帰ると「何よこの僻地!」と愚痴をこぼした。一見善良そうに見える彼女だが、実はわがままで高飛車なのだ。
試写会の当日、映画監督セシル・B・ディメンテッドが率いる「スプロケット・ホールズ」のメンバーは映画館の従業員になりすまし、それぞれの配置に着いた。彼らはアングラ映画を愛しており、ハリウッドの拝金主義や良識主義に対して怒りを抱えている。
ハニー登場の瞬間、映画館の観客は拍手で迎える。しかしステージに立った彼女は、セシル・Bから銃を向けられた。その後火炎瓶が投げ込まれ、劇場内は大混乱となる。観客は一目散に逃げ、ハニーは誘拐された。セシル・Bは「クソ映画をこらしめてやる!」と叫ぶ。
ハニーは、彼らの拠点である古い映画館へ連れて行かれた。口をテープで塞がれたハニーに、セシル・Bたちメンバーが自己紹介をする。彼らは皆、好きな映画監督のタトゥを入れていた。
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映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』のあらすじ【承】
セシル・Bは自分たちの自主制作映画に、ハニーを出演させるつもりである。ニュースでは劇場でのテロが報じられ、犯人は死刑になる可能性もあるとキャスターが話していた。
翌日ハニーは勝手に髪色をブロンドにされた挙句、撮影用のセットへ連れていかれる。不機嫌なハニーはリハーサルでセリフを棒読みしたが、本番になってカメラが回り始めるとプロフェッショナルな演技を見せ、セシル・Bを喜ばせた。
その後一同は、ピーティの運転するロケバスに乗り込み『パッチ・アダムス』が上映されている劇場へ向かった。家族連れの観客が感動し涙を流しているところへ、セシルたちは突然乱入する。カメラが回され、役者組のハニーとチェリッシュ、ライルが「こんな映画の宣伝に振り回されて!」と叫んだ。発煙弾を投げたせいで観客は逃げ、メンバーも機材を持って撤収する。
アジトへ戻ると悪魔主義者のレイヴンは、ヤギの尿をハニーに勧めた。ハニーはまだ若いフィジットに、親のことを尋ねる。セシル・Bは映画の撮影終了まで、全員禁欲するよう命令した。
映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』のあらすじ【転】
翌朝のテレビでは、昨日の映画館襲撃のインタビューが映る。しかし「確かに大半の映画はクズ」など、世間の意見はまんざらでもなく、ハニーの評判も上がった。セシル・Bは、メリーランド映画協会から、哀れな映画ギャングと罵られる。
そこで一同は映画協会が屋外で主催している、昼食会の場へ向かう。会場に招かれた映画関係者たちは、ひたすら牡蠣を食べていた。ハニーは危険を冒して、建物から飛び降り司会者に拳銃を向ける。その後すぐに警察がやってきて、ヘアスタイリストのロドニーが撃たれた。
ハニーはパトカーで連行され、セシル・Bたちはこれを追う。あいにくパトカーが映画館へ突っ込んだため、ハニーは救出された。しかし今度は、ファミリー映画を観ていたファンとスプロケット・ホールズが口論になってしまう。
アジトに戻ったメンバーは、同じ焼印を押し「セシル・Bよ、永遠に」と歌う。ハニーは焼印を嫌がったが、テレビで自分が酷評されているのを見て、考えを変える。皆は『フォレスト・ガンプ』の続編の撮影が、ボルチモアで開始されることを知った。
映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)
翌日はハニーの提案で『フォレスト・ガンプ』の撮影スタジオを襲い、その一部始終をゲリラ撮影した。スタジオ内では撃ち合いとなり、脱出した一同はポルノ映画館へ避難する。
別の日、セシル・Bとそのクルーは映画「永遠の美」の最終シーンの撮影のため、ドライブインシアターへ入った。上映を中止したセシル・Bがマイクで「俺の映画に出て欲しい」と皆に呼びかけると、歓声が上がる。彼は反ハリウッド革命の演説をするが、すぐに警察から包囲されてしまった。その上セシル・Bの両親が、マイクで彼に話しかけた。精神的なダメージを受けたセシル・Bは、担架に横たわる。
ハニーは最終シーンで髪の毛を燃やして欲しいとセシル・Bから懇願され、見事それを実行した。撮影が完了したので、メンバーはその場で性行為をはじめ、警察官らは顔をしかめる。
チェリッシュは、セシル・Bとの行為中に撃たれた。セシル・Bは、ハニーを守るため火だるまになり犠牲を払う。シャルドネとルイスはフィルムを持って逃亡した。ハニーは映画ファンの真の歓声を浴びながら、満足げに連行される。
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映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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