この記事では、映画『クロノス・ジョウンターの伝説』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『クロノス・ジョウンターの伝説』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0043672
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 87分 |
ジャンル | SF ラブストーリー |
監督 | 蜂須賀健太郎 |
キャスト | 下野紘 井桁弘恵 尾崎右宗 岩戸秀年 |
製作国 | 日本 |
映画『クロノス・ジョウンターの伝説』の登場人物(キャスト)
- 吹原和彦(下野紘)
- 住島重工の開発部門「Pフレック」の職員。最愛の人を死から救うため、時間遡行装置《クロノス・ジョウンター》に乗り込む。
- 蕗来美子(井桁弘恵)
- 和彦が愛する女性。花屋に勤めているが、やがて悲劇に遭うことになる。
映画『クロノス・ジョウンターの伝説』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『クロノス・ジョウンターの伝説』のあらすじ【起】
時は2058年、科幻博物館に謎の侵入者が現れる。
館長は彼に侵入した理由や、真っ先に《クロノス・ジョウンター》に向かった理由を聞く。
侵入者の名前は、吹原和彦。
彼は、少しずつ語り出した。
1995年。
和彦は、花屋に勤める蕗来美子に想いを寄せていた。
一方で重工業の開発部門に勤めつつ、「物質過去射出機」の実験を進めている。
《クロノス・ジョウンター》とも呼ばれ、過去に物質を送ることができる機械だった。
しかし文房具を10分前に送ると、その場から消え、数十分後に現れたのだ。
実験中の出来事は原因が分からず、解明に急ぐ和彦。
そんな中でも来美子との仲を深め、ある日、彼女にカエルのブローチを贈るのだった。
《クロノス・ジョウンター》は、生きたカエルで実験を試みることに。
しかしその結果は、文房具の時と同じだった。
たしかに、時間は遡っている。
しかし、カエルが再び現れるのは「現在」から考えて、なぜ数十分後なのだろうか。
やがては人体実験もする可能性を話す職員たち。
そんな中、建物が揺れるほどの爆発がどこかで起きたのだった。
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映画『クロノス・ジョウンターの伝説』のあらすじ【承】
爆発が起きたのは、来美子が働いている花屋だった。
タンクローリー同士が衝突したようで、花屋は火に包まれている。
和彦が現場に向かうも、彼が贈ったカエルのブローチが落ちているのみだった。
和彦は会社に戻り、《クロノス・ジョウンター》に向かう。
職員の藤川は、愛する人を守りたい和彦の気持ちに折れるのだった。
《クロノス・ジョウンター》に乗り込み、和彦は過去へ向かった。
過去に戻ると和彦はすぐに花屋に向かい、来美子に『すぐに逃げろ』と言う。
しかし来美子は信じようとせず、その間に和彦は過去から現在へ引き戻されてしまった。
ただ、全てが同じというわけではなかった。
過去から戻った和彦を見て、藤川は驚いてしまう。
なぜならば、和彦が辿りついたのは1995年ではなかったからだ。
彼は、2年後の1997年に辿りついていた。
映画『クロノス・ジョウンターの伝説』のあらすじ【転】
和彦は、2年後の世界の藤川から詳しいことを聞く。
どうやら《クロノス・ジョウンター》は開発中止となったようだ。
「過去に送れるが、戻る時はさらに未来に飛ばされる」
「過去に留まれる時間は短い」
「戻った先の未来より前の時間には送れなくなる」
「戻される時、どれほど先の未来に飛ばされるか予測がつかない」
開発中止の理由は、こういった欠陥が発見されたからだった。
今の和彦も、まさに《クロノス・ジョウンター》の欠陥によるものだった。
だが和彦は、再び過去に戻る。
そして来美子と会い、彼女に新聞を見せるのだった。
その新聞には、来美子の死亡事故について書かれている。
説得も上手くいきそうではあったが、和彦は未来へと飛ばされるのだった。
辿りついた先は、2002年だった。
その時にはもう、《クロノス・ジョウンター》は会社から倉庫へと移動されていた。
和彦はその倉庫に向かい、3度目の時間遡行を行う。
1997年に戻り、事故現場で拾ったブローチを見せる和彦。
この時は来美子が持っているはずだから、和彦が持っているのはおかしいのだ。
映画『クロノス・ジョウンターの伝説』の結末・ラスト(ネタバレ)
来美子は和彦を信じるが『どうしてそこまでして私を助けるの?』と、和彦に投げかける。
和彦は、来美子に愛の告白をした。
そして来美子も彼の愛に応える。
その瞬間だった。
再び和彦は、未来に飛ばされてしまったのだ。
この時に彼が飛ばされた未来こそ、2058年だった。
話し終えた和彦は、館長に《クロノス・ジョウンター》に乗る許可を申し出る。
理論上だと、次に飛ばされる未来は6090年になってしまう。
来美子を助けたとしても、次は二度と会えなくなるだろう。
しかし和彦は、来美子が待っていると信じていた。
会えなくなったとしても、同じ時間軸の中で来美子が生きてさえいれば、和彦にとっては幸せなのだ。
彼は自らの決意を館長に話し、4度目の時間遡行を始めた。
1995年。
来美子は和彦に命を救われた後、彼の職場で働くことになる。
そして《クロノス・ジョウンター》の研究に携わっていた。
やがて彼女は装置に乗り込み、未来のどこかにいる和彦に会いに行く。
時代は分からない、いつかの未来。
星空の下で、再会した和彦と来美子が抱きしめ合っていた。
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映画『クロノス・ジョウンターの伝説』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『クロノス・ジョウンターの伝説』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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