この記事では、映画『アンティークの祝祭』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『アンティークの祝祭』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0051074
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 93分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ジュリー・ベルトゥチェリ |
キャスト | カトリーヌ・ドヌーヴ キアラ・マストロヤンニ アリス・タグリオーニ ロール・カラミー |
製作国 | フランス |
映画『アンティークの祝祭』の登場人物(キャスト)
- クレール・ダーリング(現在:カトリーヌ・ドヌーヴ / 過去:アリス・タグリオーニ)
- 大きな屋敷に住む老女で、記憶が錯綜している。家財道具を整理するためにガレージセールを開く。
- マリー・ダーリング(キアラ・マストロヤンニ)
- クレールの娘。母とはずっと疎遠だったが、実家の異変を友人から聞き久々に帰ってくる。
- マルティーヌ(ローラ・カラミー)
- マリーの友人。子どもの頃の思い出の品々が売られていることに驚き、マリーに連絡する。
- アミール(サミール・ゲスミ)
- クレールの夫が経営していた採石場の鉱夫。
映画『アンティークの祝祭』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アンティークの祝祭』のあらすじ【起】
数多くの人形や肖像画が飾られる部屋で寝ていたクレールは、誰かの気配を感じて目を覚ます。他の部屋も見に行くが、誰もいない。
翌朝。アルバイトの青年を雇って家財道具を庭に運び出し、ガレージセールを開くことにする。しかし、記憶が錯綜して青年たちとの意思疎通がうまくいかない。彼女には認知症の症状が出ているのだ。
クレールの娘・マリーの友人・マルティーヌがやって来る。子どもの頃の思い出の品々が売り出されていることにショックを受け、一部を買い戻すマルティーヌ。しかしクレールは、彼女のこともあまりよく覚えていないようだ。
子どもの頃、マルティーヌはマリーの家によく遊びに来ていた。当時はマリーの兄マルタンもいて、彼女は部屋に飾られている人形たちを見るのが好きだった。特に象の時計のことをよく覚えているが、以前置かれていた場所に今その時計はない。
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映画『アンティークの祝祭』のあらすじ【承】
マルティーヌから連絡をもらい、クレールの娘・マリーが久々に帰ってくる。クレールは、人生の最後の日だからガレージセールをしていると言う。クレールの記憶は混乱しており、大事な指輪を盗んだのはマリーだと思っている。昔マリーがクレールと喧嘩をして家を出たとき、母の指輪を持って行こうとしたことは事実だが、結局は思いとどまって引き出しに入れておいたはずだ。
マリーは例の引き出しを開けてみるが、指輪はなかった。しかし代わりに、母に宛てた手紙が大事に保管されているのを見つける。母と娘の関係は良好とは言えなかったため、マリーは動揺する。そして町を散策し、昔のことをあれこれ思い出す。
マルティーヌは、思い出の象の時計を見つけて安全な場所に移す。そのときクレールの夫が脱税のために本に隠していた金が見つかり、ガレージセールは終了することになった。
映画『アンティークの祝祭』のあらすじ【転】
片付けが終わり、マリーのもとにアミールがやって来る。マリーは昔のことを思い出し涙ぐむ。クレールは最期の時が訪れるのを待ってベッドに横になっているが、まだその時ではないらしい。
昔。夜電話が鳴り、クレールが家を飛び出していったことがあった。マルタンが採石場の事故で亡くなったのだ。あの日現場監督のアミールは不在で、代わりにマルタンが爆破した結果事故が起きた。アミールは今でもそのことを悔いている。
ジョルジュ神父がクレールの家にやって来て、自分をあまり責めないようにと言う。マルタンを失ったことで生じたやり場のない怒りを夫にぶつけた後、夫は心臓発作で倒れた。駆けつけたマリーには救急車を呼んだと言ったが、実は一旦取った受話器をそのまま元に戻していた。クレールは今でもそのことを悔いている。
映画『アンティークの祝祭』の結末・ラスト(ネタバレ)
マリーが庭に出ると、どこかで電話が鳴っている。音をたどっていくと、あの指輪が見つかった。
クレールは外に出ていき、車の前で倒れる。病院に運ばれたクレールに、マリーは見つけた指輪を渡す。クレールは昔マリーに辛く当たったことを謝り、指輪を彼女に戻す。幸せになってほしいと言うクレールを、マリーは強く抱きしめる。
マリーが少し目を離したすきに、クレールは病室から姿を消していた。彼女はサーカスに立ち寄り、ゴーカートで遊んだ後家に帰る。お茶を飲むためにヤカンをガスコンロにかけたが、火がついていない。眠りこんでしまい、そのことに気づかないクレール。その時サーカスで花火が打ち上がり、落ちてきた火の粉が引火して家が大爆発する。昔の思い出の品々が一瞬にして粉々になり、宙に舞い上がった。
映画『アンティークの祝祭』の感想・評価・レビュー
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映画『アンティークの祝祭』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『アンティークの祝祭』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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