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映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0061003

製作年 2018年
上映時間 120分
ジャンル ドラマ
監督 リチャード・エアー
キャスト アンソニー・ホプキンス
エマ・トンプソン
エミリー・ワトソン
フローレンス・ピュー
製作国 イギリス
アメリカ

映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』の登場人物(キャスト)

リア王(アンソニー・ホプキンス)
ブリテンの老王。三人の娘に自分の領地を分割統治させようとするが、その判断が悲劇を招く。
ゴネリル(エマ・トンプソン)
リア王の長女。気が強く、歯に衣着せずものを言う。
アルバニー公(アンソニー・カルフ)
ゴネリルの夫。
リーガン(エミリー・ワトソン)
リア王の次女。人間関係や恋愛において、打算的な考えを持つ。
コーンウォール公(トビアス・メンジーズ)
リーガンの夫。
コーディリア(フローレンス・ピュー)
リア王の三女。姉とは違い正直な性格。フランス王に嫁ぐ。
グロスター伯爵(ジム・ブロードベント)
リア王の近臣。エドガーとエドマンドの父親。
エドガー(アンドリュー・スコット)
グロスター伯爵の嫡子。素直で高潔な性格の持ち主。
エドマンド(ジョン・マクミラン)
グロスター伯爵の庶子。庶子であることから様々な不遇を経験しており、兄のことを恨んでいる。
ケント伯爵(ジム・カーター)
リア王の忠実な家臣。一度追放されるが、姿を変えてまた仕える。

映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のあらすじ【起】

21世紀のブリテン。老年のリア王は、自分の王国を三人の娘に分割相続することにした。領地の配分を決めるため、娘たち一人ひとりに父への愛情の深さを述べさせる。長女・ゴネリルと次女・リーガンは、おべっかを使い父に取り入ろうとするが、三女・コーディリアは、父への感謝の言葉だけを正直に語る。

家臣のケントはお世辞に惑わされないようにとリアに忠告するが、リアはケントの言葉を聞き入れずコーディリアとケントを追放する。フランス王は、持参金なしでも構わないと言ってコーディリアを后にする。リアは二人の娘たちに、それぞれの屋敷を訪れた際には、警備の兵士100人も含めてもてなすよう命じる。

リア王の家臣・グロスターには、嫡子・エドガーと、庶子・エドマンドがいた。エドマンドは、庶子ということで多くの辛酸を舐めさせられており、いつかエドガーを貶めたいと考えている。

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映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のあらすじ【承】

リアは、ゴネリル邸を訪れる。しかし、兵士の数が多すぎる上にリアが些細なことですぐに面倒を起こすため、ゴネリルは兵士を50人に減らすよう命じる。腹を立てたリアは、ゴネリル邸を出ていく。

グロスター邸。エドマンドは、エドガーから父を殺すよう命じられたと言う。グロスターはそれが嘘であることに気づかず、エドガーではなくエドマンドに領地を譲ると宣言する。リーガンと夫・コーンウォール公は一連の話を聞き、親孝行なエドマンドを家臣として取り立てる。

ケントは、容姿を変えて再びリアの家臣となっていた。リアの使いでコーンウォール公の元に行くが、ゴネリルの執事・オズワルドと一悶着あり、コーンウォール公から一晩足枷をつけられるという辱めを受ける。翌朝グロスター邸にやって来たリアは、ゴネリルから受けた仕打ちをリーガンに語り助けを求める。しかしリーガンも、姉同様に滞在を拒む。追い打ちをかけるようにやって来たゴネリルからも拒まれ、発狂したリアは嵐の中へ飛び出していく。

映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のあらすじ【転】

嵐の中。トムに姿を変えたエドガーが、リアに気に入られ家来になる。その後リアが寝ているとグロスターがやって来て、リアを車でドーバーへ運ぶ。

グロスター邸。エドマンドは、グロスターがフランスと内通している証拠の手紙をコーンウォール公に渡す。フランス軍が上陸したことを知った彼は、グロスターを椅子に縛り付け右目をえぐる。左目もえぐろうとした時部下が止めに入り、公爵は傷を負う。しかしリーガンが部下を射殺し、グロスターの左目もえぐり出す。

追い出されたグロスターはエドガーに出会うが、盲目のため彼だと気づかない。エドガーは、ドーバーの断崖から飛び降りたいと言うグロスターを安全な場所に導き、飛び降りたものの命が助かったことにする。

エドガーはエドマンドに騙されたことに気づいているが、父はそうではない。エドガーは、自身だとばれないようにしながら引き続き父の世話をする。そこへやって来たリアは、グロスターに気づき一瞬落ち着きを取り戻したように見えたが、再び錯乱状態になり連行される。

映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』の結末・ラスト(ネタバレ)

フランス陣営。コーディリアは、リアを見つけ話しかける。最初は錯乱していたリアだが、娘のコーディリアであるとわかり許しを乞う。

フランス軍は敗北し、リアとコーディリアはブリテン軍の捕虜となる。ブリテン陣営では指揮権をめぐって揉め事が生じ、アルバニー公がエドマンドに決闘を申し込む。

決闘場。エドマンドの元に黒の目出し帽をかぶった男がやってきて、二人は決闘を始める。エドモンドは致命傷を受け、目出し帽の男は実は兄のエドガーであると告げる。そこへ姉から毒を盛られたリーガンと、自らの手で胸を刺したゴネリルの死体が運ばれてくる。エドマンドはリアとコーディリアを殺すように命じたことを告白し、助けに行くように言って息絶える。コーディリアはすでに亡くなっていたが、リアはまだ生きていた。錯乱状態ではあったが、最後にケントの姿を認め静かに息を引き取る。

アルバニー公はエドガーとケントに国の統治を任せようとするが、ケントは死体とともに出ていったため、エドガーが一人で引き受けることになった。

映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』の感想・評価・レビュー

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映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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