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映画『5時から7時までのクレオ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『5時から7時までのクレオ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『5時から7時までのクレオ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0035928

製作年 1961年
上映時間 90分
ジャンル ドラマ
監督 アニエス・ヴァルダ
キャスト コリンヌ・マルシャン
アントワーヌ・ブルセイエ
アンナ・カリーナ
ジャン=クロード・ブリアリ
製作国 フランス

映画『5時から7時までのクレオ』の登場人物(キャスト)

フロランス・クレオ(コリーヌ・マルシャン)
若手ながら有名なシャンソン歌手。心配性。自分が癌であると思い込んでいる。
ジョゼ(ホセ・ルイス・デ・ビラロンガ)
クレオの年が離れた恋人。クレオを愛しているが、仕事の話ばかりする。
アンジェール(ドミニク・ダヴレイ)
クレオのマネージャー。精神的に未熟なクレオを支える。
ドロテ(ドロシー・ブランク)
クレオの友人。アトリエでモデルをしている。
ボブ(ミシェル・ルグラン)
作曲家。クレオの仕事仲間。陽気でお調子者。
アントワヌ(アントワーヌ・ブルセイラー)
おしゃべり好きな軍人。植物の造詣が深い。。

映画『5時から7時までのクレオ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『5時から7時までのクレオ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『5時から7時までのクレオ』のあらすじ【起】

クレオはタロット占いに興じていた。クレオは自身の病を気にするあまり、未来に不吉な兆しが出ていると告げられる。クレオは余計に病気が気になってしまい、泣きながら手相を見てもらった。占い師はクレオの手を見るなり、手相はやっていないと話し、クレオはたまらず嗚咽を漏らす。金を払いその場を後にするが、クレオが癌におかされて死が近付いていることを、占い師は感じとっていた。

クレオは鏡に映る自分の姿を見て、自身を勇気づける。

クレオはアンジェールとカフェで合流し、病気の心配を打ち消すために占いを試したが、むしろ逆効果だった、とアンジェールに伝えた。悲しみに暮れるクレオを見たアンジェールは、まだ子供のクレオを守ってやらなくては、と思いやる。

泣きながら取り乱すクレオを見たカフェのオーナーは、医者は何でも悪く言いがちだ、とクレオを元気づけ、コーヒーをサービスした。アンジェールがオーナーと話し込んでいる間、クレオは隣席のカップルの話を盗み聞きする。

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映画『5時から7時までのクレオ』のあらすじ【承】

2人はカフェを後にし、帽子屋の前で足を止めた。クレオは服の試着に喜びを感じる。

自宅に到着後、すぐに歌の稽古があるとアンジェールは伝えるが、少し休憩したいとクレオは話した。クレオは稽古までの少しの時間で、ゆっくり身体と心を休める。

恋人であるジョゼがクレオの元を訪れる。クレオはジョゼに病気のことを伝えず、2人は甘く短い時間を過ごした。

クレオは、自分のことばかり考えているホセと別れたい、とアンジェールに相談する。アンジェールは、ホセはクレオを愛しており良い恋人である、と説き伏せた。

クレオの仕事仲間であるボブと助手が、クレオの元を訪れる。クレオは、翌週に録音予定だった楽曲をすぐに録音したいという。

ボブはピアノにのせて新曲をクレオにプレゼンする。クレオはボブの伴奏に合わせて歌い始めた。

映画『5時から7時までのクレオ』のあらすじ【転】

クレオは新曲の歌詞が不吉だといい、稽古を止めてしまう。1人になりたいと告げ、クレオは家を飛び出す。

クレオは、いつも人の目ばかりを気にする自分に飽き飽きしていた。

混雑するレストランに入ったクレオは、自分のレコードをかける。店内を見て歩きながら、人々の会話に耳を傾けるが、客の誰一人としてクレオの曲を聴いてはいなかった。1杯のコニャックを飲み干したクレオは店を後にする。

街を見て歩きながら、クレオはいつも周りにいるアンジェールやジョゼのことを考えていた。

クレオは思い立ったように、ドロテがモデルをしているアトリエを訪れる。クレオとドロテは車に乗り込み、たわいもない会話をした。クレオはドロテに自分が重病に罹っていると告げる。

映画『5時から7時までのクレオ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ドロテはジョゼやアンジェールのことを訊いた。ジョゼとはお互いに忙しくあまり話せていないといい、アンジェールはクレオの病気のことを心配しつつ高を括っている、とクレオはこぼした。

2人はドロテの恋人の元を訪れる。ドロテとサイレント映画を観たクレオは、少しだけ元気を取り戻していた。クレオは、買ったばかりの帽子をドロテにプレゼントする。

クレオはドロテと別れ、天文台のある公園に向かった。クレオは、軍人のアントワヌに声をかけられる。検査の結果を恐れるクレオに、病院まで結果を聞きに行ってしまった方が楽だ、とアントワヌは話し、2人は病院へ行くことにする。

クレオに不安を抱かせないよう、病院へ向かうバスの中でアントワヌは喋り続けた。

クレアは担当医から放射線治療について聞かされる。クレアとアントワヌは、顔を見つめ合わせ歩き出した。

映画『5時から7時までのクレオ』の感想・評価・レビュー

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映画『5時から7時までのクレオ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『5時から7時までのクレオ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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