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映画『CODE8/コード・エイト』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『CODE8/コード・エイト』の概要:機械による自動化が進み一括解雇により、多くの超能力者が失業した。彼らを統制するため、警察による厳しい取り締まりが行われる中、母親の病を治したい超能力者の主人公は大金を得るため、快楽を得る新薬の密売人の仕事をするようになる。

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映画『CODE8/コード・エイト』の作品情報

CODE8/コード・エイト

製作年:2019年
上映時間:98分
ジャンル:SF、アクション
監督:ジェフ・チャン
キャスト:ロビー・アメル、スティーヴン・アメル、サン・カン、カリ・マチェット etc

映画『CODE8/コード・エイト』の登場人物(キャスト)

コナー・リード(ロビー・アメル)
電気系統の超能力を持つ青年。まっとうな心根を持ち優しい。実は相当な能力を秘めている。母親思いで大金を稼ぎ、脳腫瘍を患うメアリーを助けたいと思っている。ギャレットから能力の制御法を習う。
ギャレット(スティーヴン・アメル)
地域を取り仕切るボスの手下。体力系で念動力を持つ。頭の回転が良くリーダー気質であり、思いやりがある。コナーを見出し一から仕込む。ボスと同等の密売人になるという野心を持っている。
パーク(サン・カン)
捜査官。別れた妻との間に超能力者である一人娘がいる。そのため、超能力者を気遣う様子を見せる。正義感があり不正を許さない。冷静沈着。
メアリー・リード(カリ・マチェット)
コナーの母親。冷気系の超能力を持つ。脳腫瘍を患っており能力の制御が上手くできない。息子が悪の道に進むことを良しとせず、まっとうな道を歩めと言い続ける。
デイビス(アーロン・エイブラムス)
捜査官。パークの相棒で不正を犯してでも手柄を立てたい。柄があまり良くなく超能力者を見下している。

映画『CODE8/コード・エイト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『CODE8/コード・エイト』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『CODE8/コード・エイト』のあらすじ【起】

かつて様々な分野で重用され活躍していた超能力者達。政府は彼らの能力を登録制にし、統制を取ろうした。ところが、時代と共に発達する機械化によって労働者の一括解雇が発生し、多くの超能力者達が失業。そんな中、巷では死を招くほどの危険な薬物サイクが広まるようになる。原料は超能力者の脳髄であった。脳髄は高く売れたため、働き口のない超能力者が収入を得るためにこぞって売り始めたのである。

サイクの販売は一流企業のように整った密売組織トラストが行っており、薬は超能力者社会に蔓延した。そこで、警察は超能力者に圧力をかけ赤外線カメラを使った監視を行い、警官ロボットのガーディアンやドローンを導入し取り締まりを強化したのだった。

そんな息苦しい社会の中、母メアリーと2人暮らしで厳しい生活を強いられながらも必死に生きるコナー・リードは、日雇い労働でどうにか食い繋いでいた。超能力者は労働許可を得なければならなかったが、許可を得るには高額な資金が必要だった。資金を得るには働かなければならず、超能力者を雇ってくれるところはほとんどない。

ドローンとガーディアンは警官と共に超能力者の取り締まりを行うと同時にサイクの取り締まりや製造工場の発見、トラストの捜査を行っている。次第に脳髄を売る超能力者は被害者であるという見方も出始め、問題視されるようになっていた。

そんなある日、メアリーが自分のせいで仕事から解雇されてしまったため、コナーは高収入を得ようと危険な仕事を引き受けることに。悪い噂が絶えない一味ギャレットの仕事でサイクを製造する際に使用する水素を1年分、盗むというものだった。

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映画『CODE8/コード・エイト』のあらすじ【承】

どうにか警察の捜査から逃れ、水素を盗んだ一行はサイク密売人であるボスの元へ。コナーは途中で抜けたいと告げたが、ボスへと挨拶をする羽目に。ボスはトラストとも繋がりがありサイクの製造に関わっていたが、少し前に製造所の一つを失ったことでトラストから上納金の期限を切られていた。そのため、ギャレットに支払う金がないと言う。ボスはサイクを売った金でギャレットに報酬を出すと約束した。その後、ギャレットは高額な報酬をコナーに与える。今後も重用しようと考えてのことだった。

翌日、友人と共に正当な仕事を探していたコナーだったが、ギャレットの元へ。彼はまともな青年に注意を促したが、コナーはやる気である。そこでギャレットはコナーに能力の使い方や仕事のやり方を教えることにした。チームの一員として仕事をさせるためである。コナーはギャレットの教えを一から仕込まれ、着々と能力を高めていった。
そうして、3日後。ギャレット達は銀行強盗へ入ったが、金庫には想定した金が残っていなかった。通報でドローンとガーディアンが駆け付け、一時は拘束の危険に晒されたが、コナーの電撃にてどうにか難を逃れた。

ギャレットはボスに予定と違うと食って掛かったが、そんな時にトラストの暗殺者がボスを襲撃。暗殺者は即座に始末され事なきを得たが、コナーは腕に傷を負ってしまう。ボスの元にはヒーラーがいたが、彼女は借金返済のために仕方なく働いているらしい。傷を治してもらったコナーは帰宅。

ところが、帰宅すると事実を知った母に責められる。メアリーは脳腫瘍を患っており超能力の制御ができずにいた。倒れた彼女を急いで病院へ連れて行ったが、このままでは命も危ないと医師に申告される。治すには治療費を用意しなければならない。

憔悴しながらも病院から出たコナーの前に捜査官のパークとデイビスが現れる。任意同行され聴取されることに。捜査官たちはコナーがギャレットの一味であることを突き止めていたが、コナーは一切口を割らない。デイビスは一気に片をつけるため、コナーの家を捜査してサイクを所持していたということにしたいようだったが、パークは相棒の提案に腹を立て頷かなかった。

映画『CODE8/コード・エイト』のあらすじ【転】

短時間の拘束で釈放されたコナーは、ギャレットと共にボスの元へ。警察が押収したサイクを焼却する予定であることを教え、ギャレットと共にそれを盗むと提案。コナーは報酬としてヒーラーの身柄を得ることにしたが、ギャレットはボスと同等のサイクの密売人になりたい旨を進言。ボスは了承を出した。

一行は綿密な計画を立て準備を行う。そうして、週末。輸送車は予定通りに出発した。計画通りに誘導し、コナーが輸送車を一撃で襲撃する。一味はまんまとサイクを入手したが、ボスがつけてくれた手下がここで反旗を翻した。仲間の一人が撃ち殺されてしまい、更に飛行禁止区域に侵入して来たドローンが到着。ギャレットとコナーは負傷した仲間を抱え騒乱の中、逃走した。

サイクも得られず仲間を一人失い、もう一人の仲間は瀕死。ギャレットは窮地に立たされた。ボスはギャレット達を始末し、手柄を独占しようとしたのだ。瀕死だった仲間が息を引き取り、ギャレットを責めたコナーは手を引くことにした。

映画『CODE8/コード・エイト』の結末・ラスト(ネタバレ)

一方、今回の強盗によりパークとデイビスも上司から叱責を受け、己のクビを賭けて事の収拾に当たる。
その頃、コナーは母の元を訪れていた。彼女は息子を案じて悪の道へは進んで欲しくないと言い募った。

そこで、パークと秘密裏に会って話すことにしたコナー。パークには一人娘がいたが、超能力保持者でとても大切にしていた。2人は利害が一致し、コナーから情報を得たパークはボスのアジトに一斉検挙へと乗り出す。
ボスは隙を突いてヒーラーを連れて逃走したが、そこへギャレットとコナーが立ち塞がる。ボスはギャレットが発砲した銃弾に倒れヒーラーに治癒を求めたが、拒絶される。

そこで、コナーはヒーラーに母親を治癒して欲しいと頼んだが、ヒーラーが持っている力は治癒するのではなく、傷を我が身に移す能力だった。それでもコナーは彼女にメアリーを治せと強要。ヒーラーはサイク中毒であったが、コナーの言う通りにメアリーの病を自らに移そうとする。

だが、コナーはその姿を見過ごすことができなかった。彼はヒーラーに逃走用の車を下げ渡して逃げるよう促す。ギャレットはサイクを入手したが、たった1人になってしまった。彼は薬をトラストへ渡し、上手く話をつけた。そうして、最大の密売人を排除したことでパークとデイビスは表彰されるのであった。

映画『CODE8/コード・エイト』の感想・評価・レビュー

監督ジェフ・チャンの同名短編映画の長編化作品。人口の約4%が何らの超能力を持って生まれるという近未来を舞台に、貧困と迫害に喘いだ超能力者が犯罪に手を染めていく運命を描いている。

これは超能力者でなくても成立する話だったのではないかと思う。ただ、超能力があった方が、簡単という。そもそも、超能力があるだけで何も持たない人間に迫害されるという構図を成立させるには難しいのではないだろうか。色々突っ込みどころはあるものの、設定としては面白い。ストーリー展開もスピーディーで良かったし、違和感もあまりない。主人公が犯罪に手を染めることで自信を付けていく様子も良かったが、超能力はあまり披露されないので、もう少し戦闘シーンがあっても良かったと思う。(MIHOシネマ編集部)

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