この記事では、映画『プライス 戦慄の報酬』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『プライス 戦慄の報酬』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0047629
| 製作年 | 2019年 |
|---|---|
| 上映時間 | 94分 |
| ジャンル | ホラー スリラー |
| 監督 | アント・ティンプソン |
| キャスト | イライジャ・ウッド スティーヴン・マクハティ マーティン・ドノヴァン マイケル・スマイリー |
| 製作国 | アイルランド カナダ ニュージーランド アメリカ |
映画『プライス 戦慄の報酬』の登場人物（キャスト）
- ノーヴァル（イライジャ・ウッド）
- 5歳の頃から母親と2人暮しをしていたが、自分と母を捨てて出て行った父親から手紙を受け取り、30年ぶりに父親に会いに行った男性。人里離れた一軒家に住む父親に、なぜ急に手紙をよこしたのかと尋ねるが、煮え切らない態度の父親に苛立ちを覚える。
- 父親（スティーヴン・マクハティ）
- まだ5歳だったノーヴァルと母親を捨てて家を出て、それ以来音信不通だったノーヴァルの父親。30年振りに息子と再会するものの、ノーヴァルに手紙を送った理由を答えないなど、なぜか煮え切らない態度を取り続ける。
- ジェスロ（マイケル・スマイリー）
- ノーヴァルと父親のいる、人里離れた一軒家にやって来た男。とある理由から、一軒家の地下室に監禁していた男を痛めつけて、何かを吐かせようと試みる。
- 監禁されていた男（マーティン・ドノバン）
- ノーヴァルと父親のいる一軒家の、地下室に監禁されていた男。一軒家にやって来たジェスロに痛めつけられるが、ノーヴァルはこの男から衝撃の事実を聞くことになる。
映画『プライス 戦慄の報酬』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『プライス 戦慄の報酬』のあらすじ【起】
5歳の頃から母親との2人暮らしをしていた男・ノーヴァルは、自分たちを捨てて出て行ったあと音信不通だった父親から手紙を受け取り、30年ぶりに父親に会いに行くことにする。父親は人里離れた湖畔にある一軒家に住んでいて、ノーヴァルと父親はぎこちない再開の挨拶を交わす。
ノーヴァルは、なぜ突然手紙をよこしたのかと父親に訪ねるが、父親は答えようとしない。煮え切らない態度の父親にノーヴァルが怒りだすと、父親も刃物を持ってノーヴァルに襲いかかって来る。しかしそこで父親は心臓発作を起こし、その場に倒れて息絶えてしまう。
ノーヴァルは久しぶりに再会した父親の突然の死に呆然としながらも、救急隊に電話して遺体を引き取ってもらおうとする。しかし担当の女性・グラディスは、市の保管施設に問題があり、遺体を引き取ることは出来ないと語る。
やがて父親の遺体は防腐処理をされ、一軒家に戻って来る。グラディスはノーヴァルに、「何か父親に伝えきれなかったことがあるなら、話した方がいい」と言い残し、一軒家を去っていく。
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映画『プライス 戦慄の報酬』のあらすじ【承】
予期せず父親の遺体と過ごすことになったノーヴァルだったが、夜になると遺体を保管した地下から、物音のようなものが聞えて来る。ノーヴァルは、父親が死んでからも自分を苦しめようとしているのかと考え、酒を飲んで父親の遺体に当たり散らす。
するとノーヴァルは地下の壁に塗り込めたような跡があるのに気付き、そこを掘り返してみる。中には古いアルバムがあって、幼い頃のノーヴァルが父親と遊んでいる写真などが貼ってあったが、父親の顔は死んだ人物とは別人だった。
ノーヴァルは愕然としながらも、他にも何か手掛かりがあるのではと家の中を探し回り、絨毯の下にハッチのような入口があるのを発見する。ノーヴァルが恐る恐るハッチの中に入っていくと、そこには片手を手錠で繋がれた男がいて、ノーヴァルを見ていとおしそうに名前を呼ぶ。本物の父親は、ハッチの下に監禁されていたのだ。
するとハッチの上から物音が聞こえて来て、父親はノーヴァルに「俺を監禁した男だ、隙を見て殺せ」とノーヴァルに告げる。
映画『プライス 戦慄の報酬』のあらすじ【転】
ノーヴァルが訳のわからないまま物影に身を隠すと、髪の長いジェスロという男が降りて来る。ジェスロは父親を痛めつけ、何かを吐かせようと試みる。そこで隠れていたノーヴァルは見つかってしまい、やむなく落ちていた鈍器でジェスロを殴ろうとするが、ジェスロは反撃してハッチから出て行く。
そこで父親はノーヴァルに、ことのいきさつを語りだす。父親は、ジェスロとゴードン、ダンディーという3人組と悪事を働いていて、ある時大金を盗み出す犯行をやり遂げたのだが、父親はその金を1人締めして3人の前から姿を消していた。
父親は1人締めした金をノーヴァルの母親に送り、母子の生活資金にあてていたため、ジェスロたちに見つかり拷問を受けても金の在り処を言えなかった。身の危険を感じた父親はノーヴァルに手紙を書いたのだが、父親を監禁したゴードンが一軒家に残り、やって来たノーヴァルに父親の振りをしていたのだった。
真相を知ったノーヴァルが、ハッチを上ってトイレに行こうとすると、トイレの中には3人組の1人・ダンディーがいた。
映画『プライス 戦慄の報酬』の結末・ラスト（ネタバレ）
ノーヴァルは咄嗟にフォークでダンディーの股間を突き刺し、アルミホイルで窒息させる。その後ノーヴァルは父親をハッチから連れ出すが、そこにジェスロが帰って来て、ダンディーの死体を見つけて怒りを露わにする。
ノーヴァルは父親の指示に従い、ジェスロが乗って来た車のトランクに隠れ、隙を見て殺害しようと試みる。ジェスロは車でモーテルに向かい、売春婦を呼んで性行為を始めたところで、ノーヴァルは隣の部屋から忍び込んでジェスロに襲いかかる。
しかしジェスロはノーヴァルを捕まえ、ピンでノーヴァルの腹を刺し、頬にピンを貫通させる。ジェスロはそのまま車で走り去ろうとするが、ノーヴァルは事前にタイヤをパンクさせていて、コントロールを失ったジェスロはモーテルの看板に衝突する。
ノーヴァルは腹部から血を流しながら、頭部に傷を負い車から出てフラフラと歩くジェスロを追い、頬に刺さったピンを抜いてジェスロにとどめを刺す。ノーヴァルが一軒家に戻ると、父親はすでに虫の息で、ノーヴァルもまた力尽きたように、父親の傍らに体を横たえるのだった。
映画『プライス 戦慄の報酬』の感想・評価・レビュー
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映画『プライス 戦慄の報酬』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『プライス 戦慄の報酬』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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