この記事では、映画『猿の惑星・征服』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『猿の惑星・征服』の作品情報
出典:https://www.amazon.co.jp/%E7%8C%BF%E3%81%AE%E6%83%91%E6%98%9F%E3%83%BB%E5%BE%81%E6%9C%8D-%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88-Don-Murray/dp/B00G04EQHS
製作年 | 1972年 |
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上映時間 | 87分 |
ジャンル | SF |
監督 | J・リー・トンプソン |
キャスト | ロディ・マクドウォール ドン・マレー リカルド・モンタルバン |
製作国 | アメリカ |
映画『猿の惑星・征服』の登場人物(キャスト)
- シーザー / マイロ(ロディ・マクドウォール)
- 高い知能を持つチンパンジーで言葉を話せる。馬に乗る猿としてサーカス団で活躍していた。優しい性格で、アーマンドに懐いている。
- リサ(ナタリー・トランディ)
- デリケートな感性を持つ賢いチンパンジー。司令部で働いている。
- マクドナルド(ハリー・ローズ)
- 猿管理局の局員で、猿に対して好意的な黒人男性。ブレック知事の第1補佐官。
- ブレック知事(ドン・マレー)
- 猿に憎しみを抱いている白人の知事。猿のことを恐れるがゆえに差別する。
- コルプ(セヴァーン・ダーデン)
- 警察の主任監察官。ブレック知事と同様、猿に対して嫌悪感を抱いている。
- アーマンド(リカルド・モンタルバン)
- サーカス団の団長。シーザーの育て親。
映画『猿の惑星・征服』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『猿の惑星・征服』のあらすじ【起】
1991年、北アメリカの街では猿が働いていた。8年前、犬や猫が伝染病で絶滅し、人々がペットとして猿を飼うようになったのが発端だ。しかし猿の知能は犬や猫よりも高く、これを恐れた人類は猿たちを奴隷化した。猿は主に給仕や掃除などを任されている。
サーカス団の団長であるアーマンドは宣伝用のビラを配るため、チンパンジーのマイロを連れて街中を歩く。アーマンドはあらかじめマイロに、人前では喋らないよう警告した。マイロは話すことができる猿なのだが、それが世間にばれると厄介だからだ。マイロの両親であるコーネリアスとジーラも言葉を話すことができたが、猿に支配されることを恐れた人類から殺されてしまったのだ。
街中で仲間が虐げられるのを見てマイロは心を痛める。これまでサーカス猿として、アーマンドから大切に育てられていたマイロにとっては信じ難い光景だった。そして遂に「人間のろくでなし」と叫んでしまい、警官に見つかってしまう。
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映画『猿の惑星・征服』のあらすじ【承】
マイロを守りたいアーマンドは自分が叫んだと自首したが、ブレック知事からなかなか信じてもらえない。知事は今回の件を知り、コーネリアスとジーラの子供が生きているのではないかと疑い始める。もしも言葉を理解する猿がこの世にいるのなら、それは脅威の存在になると主張した。
一方マイロはアーマンドに言われた通り、猿訓練局の奴隷猿に紛れ込んだ。身を隠すためである。猿たちは手洗いからベッドメイク、モップ掛けまで教えられていた。そこで知能が高く従順だと評価されたマイロは、競売に掛けられブレック知事に落札された。
知事が新しい名前を自分で選べと言うと、マイロは皇帝を連想させる単語「シーザー」を指差した。新しい名前を得たシーザーは司令室に配属され、先日街中で見かけたリサと再会する。
アーマンドは認証機で「マイロは話すことができる」という真実を、吐かされそうになった。その後主任監察官のコルプらと揉めた末、窓から落下し死亡した。アーマンドの死を知ったシーザーは、涙を流しながら叫び声を上げ、人類への復讐を誓う。
映画『猿の惑星・征服』のあらすじ【転】
シーザーは、一般家庭で飼われている猿が、市内のビルで隠れて集会を開いていると知る。そこで奴隷猿を仕切り、武器を調達し始めた。猿たちは、家庭内のナイフや包丁などをシーザーの元に運ぶ。
ブレック知事は、身近にいるシーザーこそが喋る猿ではないかと気付いた。インドネシアから来たオラウータンの中に、シーザーが紛れ込んでいる映像が見つかってしまったのだ。コルプは「インドネシアにチンパンジーはいない」と主張する。知事はシーザーの身柄を拘束ように命令した。猿愛好者のマクドナルドは、急いでシーザーを逃がす。
しかしシーザーはすぐにコルプに見つかり、拷問機にかけられた。そこでシーザーは耐えかねて遂に言葉を発してしまう。その後シーザーは知能の高い危険な猿という理由で、そのまま電気処刑されることになった。しかしマクドナルドが、こっそり主電源を落とすことで命拾いをする。
このチャンスを生かし再び逃亡したシーザーは、仲間の元へ戻り反逆の合図を出した。猿たちは飼育係の人間を取り押さえ、奴隷猿を開放する。
映画『猿の惑星・征服』の結末・ラスト(ネタバレ)
シーザーの率いる猿の反乱は、すぐにニュースで報道された。シーザーとその他大勢の猿たちは、武装した警官らと対面する。そしてあらかじめ撒いておいた灯油に火を着け、警官たちを襲った。銃を手にしたシーザーらは、司令部へと向かいブレック知事を捕らえる。
猿たちは奇声を発しながら、横たわったブレック知事を取り囲み、銃や警棒で小突いた。それを見ていたマクドナルドは「こんなやり方は正しくない」とシーザーを諭す。マクドナルドの言葉に耳を傾けるシーザーだが、やはり怒りは抑えきれず復讐の意を露わにした。しかしこれまで言葉を発していなかったリサが、悲しそうに「ノー」と溜息を洩らしたため、シーザーはハッとする。そして「憎しみはもう忘れよう」と言い、演説を締めくくった。これにより大勢の猿たちが武器を下ろす。シーザーが猿の惑星の誕生を宣言すると、あちこちにいる猿が一斉に歓声を上げた。
映画『猿の惑星・征服』の感想・評価・レビュー
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映画『猿の惑星・征服』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『猿の惑星・征服』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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