12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『コップ・ハンター』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『コップ・ハンター』の概要:東欧ハンガリーのブタペストで警察官を狙った連続殺人事件が発生。捜査が行き詰まった地元警察はインターポールに協力を要請。ジョン・ホールドン捜査官は犯行現場に残された秘密結社の紋様に、謎を解くカギがあると睨んだ。

映画『コップ・ハンター』の作品情報

コップ・ハンター

製作年:2017年
上映時間:111分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ヨージェフ・コヴァリック
キャスト:イヴァン・カマラス、ジョルト・アンガー、オスカル・ガッティ、ガンクスタ・ゾーリー etc

映画『コップ・ハンター』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『コップ・ハンター』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT
Hulu ×
Amazonビデオ
dTV ×
TELASA ×
TSUTAYA DISCAS
ビデオマーケット
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『コップ・ハンター』の登場人物(キャスト)

ジョン・ホールドン捜査官(カマラス・イヴァン)
インターポールの捜査官。連続殺人事件の捜査のためブタペストに派遣される。ハンガリー人だが子供の頃に日本に住んでいたため、柔道などの柔術を習得している。バイクの運転も得意。
レゼシュ刑事(パル・ジョルト)
ブタペスト市警の刑事。同僚のセイラー刑事と共にジョンに同行する。最初はジョンを煙たがるが彼の想像力を間近で見て影響を受け始め、事件には黒幕がいると信じて独自に調査をする。
レティ課長(ガティ・オスカー)
殺人課の課長。警察官にはない発想をするジョンに一目を置く。出典は不明だが文学的な詩の一節を会話の中にやたら引用したがる。
アパッチ(ガングスタ・ゾレ)
ロックカフェのオーナー。全身タトゥーに髭を長く伸ばし、頭にはいつもバンダナを巻いている。ジョンの格闘術に惚れ込み、全面的に警察の捜査に協力する。
ティサイ(マダール・ヴェロニカ)
ブタペストの大学教授で秘密結社研究の第一人者。学部長カルパシー教授から警察への協力を頼まれると積極的に捜査に関わり、犯人逮捕に結び付く重要なリストを作成。主要登場人物で唯一の女性。
パコ(ガレー・アンドラーシュ)
過去にジョンの麻薬捜査に協力をしたことがある男。背中に犯人と同じ模様の入れ墨をしていたため、ジョンから再び捜査協力を依頼される。入れ墨彫り師。
ジョージー・バーガー(アンガー・ジョルト)
バイク修理店を営む男。その裏では悪い仲間を引き連れて悪事を繰り返し、警察からマークされるバイク軍団のボス。警察官殺人事件に深く関わり、謎のスポンサーの指示で動いている。

映画『コップ・ハンター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コップ・ハンター』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コップ・ハンター』のあらすじ【起】

ハンガリーのブタペストで警察官連続殺人事件が発生。この10日間で3人もの警察官が殺害された。現場に共通するのは拷問の痕跡と紋章のようなマーク。市警だけでは捜査が行き詰まったため、インターポールから連続殺人事件を専門とするジョン・ホールドンが派遣された。レティ課長はレゼシュ刑事とセイラー刑事に彼の同伴を命じる。

ジョンがインターポール本部に紋章を分析させると、同じ模様のタトゥーがあるボスニア人のパコを発見。それは以前ジョンが逮捕した男だった。今はブタペストのアパッチの店にいるという情報を入手。アパッチとはバンダナに長い髭、全身タゥーがトレードマークの男。ライブハウスを運営している。

とあるバー。地元で恐れられるバイク軍団のボスであるジョージー・バーガーは、カードゲームのイカサマをした上に相手を平然と殺害。手下を率いてバイクで去った。

警察署長はレティを呼び出し捜査の早期解決を催促。ジョンは歴史学者が解決の糸口になるかもと話す。紋章が秘密結社のものであれば、大学で歴史を学んだ学生が該当するのではと推測。この想像力は警察にはないためレティは感心する。ジョンたちは歴史学科がある大学を訪ねることにした。

映画『コップ・ハンター』のあらすじ【承】

大学の歴史学部長カルパシー教授は汗を拭きながらジョンの話を聞く。紋章に描かれた剣はこの土地特有のものであると言い、中世歴史学に詳しいティサイ教授を紹介する。ティサイは秘密結社に詳しい女性教授で、彼らの捜査協力を快諾した。

バイク軍団の溜まり場である修理工場。ジョージーは尾行しているレグラディ刑事とハーディ刑事を疎ましく感じ、始末するよう部下に指示する。

アパッチの店に行ったジョンは男たちに囲まれるが、並外れた格闘術で相手をあっという間になぎ倒す。その腕前を認めたアパッチはジョンに協力を明言。匿っていたパコを彼に会わせた。レゼシュらは彼の背中のタトゥーを見て、殺人現場の紋様にそっくりだったことに驚く。パコは8年前に会った男のタトゥーを真似たのだと言った。似顔絵師を呼びその男の顔を描かせようとした時、レゼシュの携帯に殺人事件の連絡が入った。

それは殺人未遂事件であった。犯人があっさり見つかったため、模倣犯の可能性が高い。レゼシュは事件の裏には頭脳明晰なリーダーがいるはずだと推理。その黒幕は警察に恨みがあるだろうと考えて独自に調査をした。

そこに4件目の事件が発生。殺されたのはレグラディ刑事で、現場には儀式の跡があった。

映画『コップ・ハンター』のあらすじ【転】

バーガーの元に「謎のスポンサー」から、インターポールの男がお前を迫っているという忠告の電話が入る。バレない自信がある彼は気にも留めなかった。

ジョンは似顔絵が完成してもすぐに公開しなかった。犯人には警察の内通者がいるのではと予想。似顔絵はインターポールに任せ、ここでは我々だけで捜査しようとレゼシュらに提案した。

ティサイ教授は秘密結社の紋様を特定。それは16世紀に遡る。独自の宗教儀式で殺人も行ってきた「コップ・モルテム(警史の死)」という組織。さらに教授から秘密結社の講義を受けた57名のリストを受け取った。その直後似顔絵はテレビで公開。それはジャージーの手下の顔だった。

レゼシュ刑事は警察に恨みがある者を調査。同じ頃ハーディ刑事が襲撃を受け監禁される。そこにはレティ課長と署長がいつの間にか監禁されていた。

翌日の警察署は署長たちが行方不明になったことで大騒ぎに。殺されたと署員は心配したが、ジョンは交渉材料に利用されるから死んではいないと断言。さらにハーディは署内でも優秀な格闘家であるため、相手はそれ以上の力があるはずだと予想。柔道や空手など武闘経験者を探すように指示を出した。

映画『コップ・ハンター』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジョンはアパッチの案内で格闘家の地下道場へ。話を聞くために対決となる。アパッチとジョンがそれぞれ道場の訓練生と勝負するがいずれも勝利。話を聞くも捜査は難航した。ジョンは再度道場を訪れて、リストの名前と一致するジョージー・バーガーの写真を発見した。

実行犯とは別に黒幕が存在すると推理するレゼシュだったが、なかなか辿り着けず苦戦していた。ジョンはすっかり仲間となったアパッチを警察に呼び、ジョージーの写真を見せる。こいつは並み以下だと吐き捨てるように言うと、アジトである廃屋の場所を教えた。

インターポールから届いたドローン映像では、廃屋に複数の影と3人の人質が確認された。捜査員は現場に急行し非常線を張り、特殊部隊が乗り込んだ。激しい銃撃戦でジョージーは逃亡。モトクロスバイクで逃げるとジョンもバイクで追跡。険しい道を蛇行しながら走行し、パトカーも加わるカーチェースとなった。バイクでショッピングモール内を駆け抜け屋上へ。対決後ジョンはジャージーの身柄を確保した。

ジョンたちはバーに集まり事件を洗い直す。ジャージーの証言から黒幕はいち早くジョンの存在を知っていた者で、それはカルパシー教授ではないかと推理。するとレゼシュが教授の息子は去年の銃撃事件で警察の流れ弾が当たって死んだと話すと、一同は事件解決を確信。教授の逮捕に向かうことにしたが、パトカーが到着するまでは飲み続けようとしたのだった。

映画『コップ・ハンター』の感想・評価・レビュー

ハンガリーの刑事ドラマ。中世の紋様や秘密結社が出てくるけどオカルトではなく、日本の刑事ドラマにとても近い。登場人物は人間味があるし、署長と課長が一緒に監禁されるお間抜けさは日本のドラマっぽい。逃亡時になぜかモトクロスバイクが用意されていたり、バイクのままショッピングモールに逃げ込むのはご愛嬌。難を言えば登場人物の見分けがつきにくいこと。特にバイク軍団とアパッチの仲間は激似であるので要注意。ここを見分ければ味わい深い東欧サスペンスを大いに楽しめるだろう。(MIHOシネマ編集部)


秘密結社の存在や謎の儀式など、謎が謎を呼ぶ展開がおもしろかった。アクションシーンにも力が入れられており、迫力があった。主人公が強いので、安心して見られた。ただ、個人的な好みの問題として、このストーリーだったらもっと推理のシーンを多くして、アクションを控えめにしても良かったのではないかと思う。話を聞くために訓練生と戦うシーンは、意味が良く分からなかった。アクションに頼りすぎているところが、少し残念だった。(女性 30代)


フリーメイソンなどの秘密結社が大好きな私。どんな作品でも秘密結社を絡めている物には興味を持ってつい鑑賞してしまいます。今作はインターポールの捜査官と謎の秘密結社のサスペンスストーリー。かなり面白そうなテーマだったので期待して鑑賞しましたが、サスペンス、ミステリー、アクションなど様々な要素を詰め込みすぎて、全てが中途半端になってしまっていて少し勿体なく感じました。
ストーリー自体が物凄くコンパクトにまとまっているのでとても見やすいですが、せっかくならもう少し掘り下げて見てみたいなと感じました。(女性 30代)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

影山みほをフォローする
アクション映画サスペンス映画

みんなの感想・レビュー